LINE公式アカウントは機能が満載!その為、アカウントを開設したものの「何から設定したらいいのかわからない」「どう使えばいいの?」という悩みをお持ちの方もいるでしょう。この記事では、LINE公式アカウントを作成した後、どうやって使うのか、何から設定すればいいのかを説明していきます。
LINE公式アカウントを作成していない方は、以下の記事を参考に、まずはアカウントを開設してください。
LINE公式アカウントの管理画面の使い方
ここからはWEB版のLINE公式アカウントの管理画面の使い方についてご紹介します。
LINE公式アカウントのスマホアプリを使われる場合は以下の記事を参考にしてください。
アプリの使い方参考記事
管理画面にログインする
LINE公式アカウントを開設すると、LINE Official Account Managerという管理画面にログインした状態になります。
ログインしていない方は、以下からログインしてください。
管理画面ログイン:https://www.linebiz.com/jp/login/
もしもログインができない場合は、以下の記事を参考に進めてください。
アカウントリストから使いたいアカウントを選ぶ
管理画面にログインすると、LINE公式アカウントのアカウントリストが表示されています。(LINE公式アカウントは、1つのIDで最大100のアカウントを管理・運用することができます。)
この画面で、使いたいアカウントをクリックします。

LINE Official Account Manager(管理画面)のアカウントリストからアカウントを選択する
アカウントを選択すると、アカウントの設定画面のホームに遷移します。
この画面で、機能を使ったり設定していくことになります。

管理画面のホーム。この画面で様々な機能を設定していくことになる
基本編1:自分を友だち追加する
LINE公式アカウントの使い方のステップ1は、自分を友だち登録することです。
これから機能を使っていきますが、「友だちからはどう見えるか?」「正しく設定できているか?」というのを、確認しながら進めていく必要があります。まずは自分が、LINE公式アカウントの初めての友だちになりましょう。
友だち登録するためには、LINE公式アカウントのQRコードをスマホで読み取る必要があります。
LINE公式アカウントのQRコードを表示する方法
【ホーム】⇒【友だち追加】をクリックします。
ここでQRコードを確認できます。
QRコードをスマホのLINEで読み取って、友だち追加しましょう!これで、準備ができました。
基本編2:アカウントを設定する
ここからLINE公式アカウントの基本の設定をしていきます。
まずはアカウント自体の設定をしていきましょう。管理画面右上にある「設定」をクリックします。
アカウント設定の画面が開きます。
1:アカウント名を変更できます。一度変更すると7日間は変更ができなくなります。
2:ステータスメッセージです。アカウント名の下に表示されます。
3:プロフィール画像です。もっとも友だちから目にされる画像になるでしょう。必ず設定しましょう。
4:背景画像は、LINE公式アカウントのプロフィールページで表示されるものです。こちらは出来れば設定しておきましょう。
5:LINE公式アカウントを「認証済みアカウント」にするためのリクエストが可能です。
6:店舗など友だちに位置を知らせたい場合は登録しておくと良いでしょう。
7:ユーザーがLINE公式アカウントをグループに「招待」することを許可する場合は、「許可する」を選びましょう。特に利用しない場合は、初期設定の「許可しない」ままで問題ありません。
8:背景デザインを編集できます。
9:プレミアムIDを購入することができます。@+指定文字列(例:@salon_liny)にすることができるサービスを「プレミアムID」といいます。1,200円(税別/年)がかかります。
10:料金プランの変更が可能です。初めは、操作に慣れるために、コミュニケーションプランから始めてみてください。友だち数が増えてきて、メッセージ通数がコミュニケーションプランの「200通」を超えるようになったら、必要に応じて変更するのが良いでしょう。
アカウント設定の基本設定ができれば、「プロフィールのプレビューを確認」で確認してみましょう。
プレビューを確認をクリックすると、「プロフィール」画面が開きます。

プロフィール画面
ここで、先ほど登録した1−4の設定が反映されていることを確認しましょう。
(2020年8月27日段階では、プロフィールページの背景画像を設定しても反映がされませんでした。こちらのプロフィールページ設定の「4」の編集ボタンから更新すると、更新されました。)
基本編3:「あいさつメッセージ」の使い方
次に、あいさつメッセージを設定していきましょう。
あいさつメッセージというのは、ユーザーがLINE公式アカウントの友だちになった時に送られるメッセージのことです。

友だち追加した時に送られるメッセージ
管理画面のホームに戻りサイドメニューの「あいさつメッセージ」をクリックします。
あいさつメッセージの設定画面が開きます。
初期段階で、あいさつメッセージが設定されていますので、必要に応じて変更しましょう。
おすすめは、
- 友だち登録のお礼
- このラインアカウントがどんな情報を配信するのか
- どんな頻度で配信するのか
をメッセージの中に入れることです。
例えば...
あいさつメッセージは、文字以外にも「クーポン」や「スタンプ」などを送ることも可能です。特におすすめなのは、次にご紹介する「クーポン」配信を組み合わせることです。
基本編4:クーポンの使い方
クーポンは是非とも利用したい機能です。「クーポンがもらえるから」という理由で、友だち追加するユーザーも多くいます。
「このアカウントと友だちになりたい!」と思ってもらえるようなクーポンを作成すると良いでしょう。
作成ができた後は、あいさつメッセージの中に、クーポンを設定してみましょう。
クーポンの作成方法はこちらの記事を参考にしてください。
基本編5:リッチメニューの使い方
次に、リッチメニューを設定していきましょう。
リッチメニューとは、LINE公式アカウントのトーク画面の最下部に固定表示されるメニュー画像です。タップすると、クーポンを送信したりサイトに遷移することが可能です。画面の大きな部分を占める画像なので目立ちやすく、クリック率やコンテンツへの誘導が期待できます。
LINE公式アカウントの重要な機能の一つが「リッチメニュー」なのですが、リッチメニューを使っていないアカウントも少なくありません。
設定が少し複雑な部分もあるのですが、是非利用していただきたい機能なので、基本編としてご紹介します。もし、「難しい...!」と思われた場合は、飛ばしていただいても問題ありません。次のステップに移ってください。

画面最下部に固定されるため、メッセージの配信に埋もらせず見てもらうことが出来る。
リッチメニューの作り方は、以下の記事で詳しくご紹介しているので、こちらを参考にしてください。
基本編6:メッセージ配信の使い方
次はメッセージ配信機能をご紹介します。
メッセージ配信機能はLINE公式アカウントを利用するメインの目的とも言えるでしょう。
こちらの動画で詳しく紹介されているので参考にしながら設定してください。
応用編7:ショップカードの使い方
ここからは応用編になります。慣れてきたら設定してみてください。
ショップカード機能は、LINE内で作成できるポイントカードのようなものです。
「ポイントを貯める」「ポイントを特典と変えられる」「ショップカードの使用状況を分析できる」という豊富な機能が提供されてます。
すでにポイントカードを導入されている場合は、LINEのショップカード機能の併用なども検討されるとよいでしょう。
応用編8:応答メッセージ/AI応答メッセージの使い方
LINE公式アカウントには、友だちからのメッセージに自動で応答できる2つの機能、「応答メッセージ」と「AI応答メッセージ」があります。
設定方法が複雑な部分もあるのですが、使いこなすことができると、運用の手間が減ります。
基本の設定ができた後は、是非、応答メッセージを設定してみてください。
以下の記事で詳細な設定方法をご紹介しています。
応用編9:タイムラインの使い方
最後はタイムライン機能の使い方のご紹介です。
タイムライン機能は、設定自体は難しくありませんが、更新するコンテンツが必要になります。
LINE公式アカウントの運用に力を入れていきたい場合に、タイムラインを活用されると良いでしょう。
以下の記事で詳細な設定方法をご紹介しています。
応用編10:その他の機能
LINE公式アカウントにはまだまだ機能があります。
例えば、
- チャット
- リッチビデオメッセージ
- カードタイプメッセージ
- リサーチ
などがありますし、新しい機能が追加されることもあります。
こちらの記事なども参考にして、どんな機能があるのか確認してみてください。
まとめ
この記事では、LINE公式アカウントの使い方をご紹介してきました。
機能が豊富に用意されているため、何から設定すればいいのか迷うこともあるかもしれませんが、まずは基本の設定から取り組み、応用機能にもチャレンジしてみてください。
数日あれば使いこなせますので、是非頑張って使い方を学んでくださいね!
さらにLINE公式アカウントを使いこなしたい方へ
LINE公式アカウントをマーケティングツールや販売促進ツールとして活用していきたい場合には、
- 自由に属性を設定してセグメント配信を行うのが困難
- 顧客管理がしづらい
- ステップ配信機能がない
などの課題点もあります。
それを解消するのが、LINE公式アカウントのサポートツール、「Liny(リニー)」です。
LINE公式アカウントと併用することで、LINE公式アカウントの運用効果を最大限発揮させることができます。
是非、Linyのサイトで使い方や事例をチェックしてみてください。