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LINE公式アカウントの一斉送信の方法【注意と効果UPのコツ】

2023年6月16日

LINE公式アカウントの一斉送信の方法【注意と効果UPのコツ】

LINE公式アカウントの一斉送信の方法【注意と効果UPのコツ】

LINE公式アカウントでは、友だちとなったユーザー全員にメッセージを一斉送信することができます。この記事では、メッセージを一斉配信する方法配信時の注意点効果を上げるためのヒントを詳しくご紹介していきます。

LINE公式アカウントでメッセージを一斉送信する方法

LINE公式アカウントで、メッセージを一斉送信する2つの方法をご紹介します。

  1. PCから一斉送信する方法
  2. スマホアプリから一斉送信する方法

1. PCから一斉送信する方法

LINE公式アカウントの管理画面にログイン後、アカウントを選択し、左サイドメニュー上の「メッセージを作成」をクリックします。

メッセージを作成

メッセージ配信画面が開いたら、【配信先:すべての友だち【配信日時:今すぐ/日時予約】【配信メッセージ内容】を設定・入力します。その後、「配信」をクリックすれば完了です。

配信先で「属性で絞り込みを行う」方法は「LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法も解説!」で詳しくご紹介しています。

メッセージ作成画面

3つの項目を入力して配信する

2. スマホアプリから一斉送信する方法

スマホアプリ(iOS)での操作方法をご紹介します。

LINE公式アカウントのアプリを開き、該当アカウントの画面を選択し「メッセージを配信する」をタッチします。

メッセージを配信するをタッチ

メッセージを配信するをタッチ

送信するメッセージの種類を選択します。

メッセージの種類を選ぶ

メッセージの種類を選ぶ

メッセージの内容を作成します。メッセージは3吹き出しまで追加可能です。メッセージを作成後、「次へ」をタップします。

メッセージを作成して次へ

メッセージを作成して次へをタッチ

次に、2つの項目を設定します。

1つ目は配信予約です。オフにするとすぐにメッセージが配信されます。日時予約をする場合は、オンにして日時を設定します。

2つ目は配信先です。一斉に配信する場合は「すべての友だち」を選択します。絞り込みをする場合は「属性を絞り込み」を選択します。

最後に「配信」をタッチすれば完了です。

配信設定をする

配信設定をする

属性で絞り込みを行う方法は「LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法も解説!」で詳しくご紹介しています。

メッセージ配信機能の3つの特徴

メッセージ配信機能を使うにあたって、知っておきたい3つの特徴をご紹介します。

  1. 送信できるコンテンツの種類が豊富
  2. 高度な設定ができる
  3. 特定の人を配信先から除外できる/特定の人だけに配信できる

それぞれご紹介していきます。

1. 送信できるコンテンツの種類が豊富

LINE公式アカウントのメッセージ配信では、さまざまな種類のコンテンツを送信できます。テキストだけでなく、画像やリッチメッセージなどを組み合わせることで、配信の効果をさらに高めることができます。利用可能なメッセージの種類には以下のものがあります。

メッセージの種類

メッセージの種類が豊富

さらに、LINE公式アカウントからPDFを一斉送信することもできます。

PDFの送信方法については「LINE公式アカウントのPDFファイル送信方法と送れない時の対処法」で詳しくご紹介しています。

2.高度な設定ができる

メッセージ配信の際には、以下の4つの設定が利用できます。

高度な設定

4つの高度な設定ができる

LINE VOOMに投稿

メッセージの内容をVOOMにも同時投稿できます。

テキスト・スタンプ・写真・動画・クーポンのうち、いずれか1件を配信する場合のみ可能です。また、配信メッセージ数を指定していたり、A/Bテストを設定している場合は利用ができません。

配信メッセージ数の上限を指定

無料メッセージ通数内で、配信メッセージ数を指定できます。配信先は配信時点の友だちの中からランダムに選択されます。自分で配信先を選択したい場合は、配信先を属性で絞り込むとよいでしょう。

A/Bテストを作成

メッセージのパターンを複数作成し、特定の割合に分けたユーザー群に対してメッセージをテスト配信することで、効果が良いパターンを効果測定することができます。A/Bテストを行うには、5,000人以上のターゲットリーチが必要です。

また、テスト配信後に成果が良かったメッセージを、テスト配信していない残りのユーザーに配信することもできます。その場合、テスト開始から3日以内のみ可能です。

キャンペーンを設定

メッセージを分析したい時に使う機能です。あらかじめキャンペーンを作成し、複数のメッセージをキャンペーンとして設定することで、キャンペーン毎にメッセージの成果を分析することができます。

キャンペーンで分析が容易に

キャンペーンを利用すれば、複数のメッセージの効果をまとめて分析できる

3.特定の人を配信先から除外できる/特定の人だけに配信できる

メッセージを一斉配信する際、全ての友だちに送信することも可能ですが、特定の人を除外したり、特定の人だけに絞って送信することもできます

詳細については「LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法も解説!」の記事で説明しています。

一斉配信をする際の注意点

メッセージを一斉配信する際には、以下の点に特に注意しましょう。

1. テスト配信を利用して、配信前にチェックしよう!

一斉配信前に、メッセージの内容を念入りにチェックすることは欠かせません。

一度配信したメッセージは取り消すことができません。誤った内容を送信した場合は、お詫びメッセージなどを送信し、正確な内容を再度伝える必要がでてきてしまいます。

そのため、事前にメッセージの内容に間違いがないのかを確認しましょう。特に、URLリンクの誤りはよく起こるので、必ず確認しておきましょう!

【メッセージの確認方法】

メッセージを確認する方法として、「テスト配信」をおすすめしています。テスト配信をすると、自分のLINEアプリにメッセージが届き、文章やリンク先の確認が容易です。

※ テスト配信をする場合は、LINE公式アカウントとLINEアプリのアカウントを紐づけておく必要があります。

テスト配信

テスト配信をして間違いを未然に防ぐ

また、テストの配信先は、「自分のみ」「すべての管理者と運用担当者」を選択できます。

2.通数が上限をオーバーしていないか確認する

メッセージ通数がプランの上限数をオーバーしていないか、確認することも重要です。

以下に、確認の手順をご紹介します。

メッセージ通数チェック

メッセージ通数チェックし必要があれば上限数を設定する

  1. メッセージ配信の「高度な設定」 > 「配信メッセージ数の上限を指定」 > 「利用状況を確認」
  2. メッセージ通数が無料通数を超える場合は、配信メッセージ数の上限を指定する

現在のLINEの料金プランと無料メッセージ通数は以下です。

スタンダードプラン以外は、無料メッセージ通数を超えての配信はできません。

【料金についての補足】 2023年6月1日より、「LINE公式アカウント」の料金プランが改定されました。 改定の詳細は「【準備必須】2023年6月LINE公式アカウントの料金プランが改定に!」を、ご確認ください。

メッセージ配信の効果を上げるコツ

最後に、メッセージ配信の効果を上げる3つのアプローチ方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1. 配信時間を工夫する

初期設定では、LINEでメッセージを受け取るとプッシュ通知が行われます。そのため、LINE公式アカウントでのメッセージ送信は、開封されるまでの速度が早い、という特徴があります。

つまり、ユーザーがメッセージを見たくなるタイミングで配信することが、配信効果UPにつながります。

サービスによって最適な配信時間は異なりますが、例えば以下のような時間帯が考えられます。

  • 飲食業界:ランチやディナーの前の11時や18時
  • 美容業界:仕事終わりの18時、休日前の金曜日の夜

お客様の行動パターンを考えながら、配信時間のテストを行い、最適な配信時間を探していきましょう!

2. 視覚情報を活用する

LINEアプリユーザーは、スタンプや画像などを送り合うことも多く、LINE上でテキストを「読む」よりも画像や動画を「見る」ことに慣れています。

そのため、LINEの配信では視覚に訴えるようなコンテンツが向いています。先ほど、送信できるメッセージの種類をご紹介しましたが、そのほとんどが画像や動画を用いたコンテンツです。

カードタイプメッセージ

例:カードタイプメッセージ

テキストメッセージを送付する際も、絵文字を用いて、親しみやすさを出すことが大切です。

LINEの特性を活かしたコンテンツ作りで、再来店や再集客につながるメッセージを作っていきましょう!

3. 最大3つの吹き出しを使う

メッセージは、「+追加」ボタンで最大3つの吹き出しまで追加可能で、これらは「1通」のメッセージとしてカウントされます。

「テキスト」+「リッチメッセージ」など、異なる種類のメッセージを組み合わせる事も可能です。

3吹き出し

まとめ

LINE公式アカウントでの一斉配信方法についてご紹介しました。

メッセージを一斉配信すると、以下のような問題を抱えることがあります。

  • ブロック率が高い
  • 開封率やクリック率が低い
  • メッセージ通数が増加し続ける
  • 送りたくない人にもメッセージが配信される

「絞り込み配信」を活用して必要な人だけにメッセージを届けることで、これらの問題を解決することができます。当社のLINEのマーケティングツール「Liny」を使えば、高度な「絞り込み配信」が可能です。併せてご確認ください!

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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