LINE活用事例

【エステサロン】LINE公式アカウントを活用してリピート客を増やす方法

2021年9月22日

【エステサロン】LINE公式アカウントを活用してリピート客を増やす方法

【エステサロン】LINE公式アカウントを活用してリピート客を増やす方法

店舗集客において、お客さまに再来店してもらう施策は大変重要です。この記事では、エステサロンや美容サロンでLINEを活用し、リピート客を増やす方法についてご紹介します。

エステサロンの集客方法については、以下の記事も参考にしてください。

LINE公式アカウントとは?LINEアプリとの違いについて

LINE

LINEは日本全国で使われている「コミュニケーション」アプリです。

スマートフォンでLINEアプリをダウンロードして、アプリ上で友達や家族と繋がることで、無料通話やチャットの機能が使えます。様々なスタンプをダウンロードしたり購入することができ、スタンプを送り合うことで、簡単にコミュニケーションが取れるというのもLINEの特徴です。

一方、LINE公式アカウントは、店舗や企業用のLINEアカウントで、友だちになっている方に対して情報を一斉配信したり、友だちと1:1のチャットができるサービスです。

アカウントと友だちになったユーザーに、クーポンやキャンペーン情報などのコンテンツを配信することで、来店などの行動に繋がります。集客や販促ツールとして使い勝手の良いサービスです。

LINE公式アカウントは無料から始めることができるので、まずは自店舗で活用できるか試してみることが容易です。LINE公式アカウントの詳細は以下のページをご覧ください。

なぜエステサロンでLINE公式アカウントを活用すると良いのか?

エステ

LINE公式アカウントの活用には、様々なメリットがあり、エステサロンや美容サロンとの親和性が高いSNSツールです。

1. LINEのメッセージはすぐに見てもらえる

1つ目は、情報を素早く届けられる点です。LINEは日常的に使われているSNSで、メッセージ受信から閲覧するまでの時間が短いことが特徴です。

メールだと、「埋もれてしまってメールの受信に気づかない」「メールを確認する習慣がなくなってきている」という課題があり、メールを送ってもなかなか読んでもらえないのが実情です。LINEであれば、メッセージを受信すると通知がプッシュされるため、メッセージに気づいてもらいやすくなります。

例えば、予約の確認のメッセージをメールからLINEに変更することで、確認してもらえる可能性が高まります。そのため、すぐに見てほしい情報や、重要な案内を送信するのに適しています。

2. チャットで問い合わせや予約が受けられる

LINE公式アカウントでは、通常のLINEアプリのように、友だちと1:1のチャットが出来ます。

お客さまがお問い合わせをしたい時に、電話をするには時間や場所を選ぶ必要がありますし、メールや電話での問い合わせにわずらわしさを感じる方もいるでしょう。

LINEであれば、好きなタイミングで気軽にチャットを利用できます。普段利用しているLINEで簡単に予約が取れるため、利便性が向上し、再来店率のUPに繋がるという成功事例も生まれています。

また、予約や問い合わせを受ける店舗側も、営業時間内で手が空いている時に回答ができ、電話のようにすれ違いが起こる、ということもありません。

LINEでは問い合わせが気軽にできる分、チャットへの対応に人手が必要になるケースもあります。LINEで問い合わせを受ける場合は、誰がどのように問い合わせに対応をするのか、運用を決めておくと良いでしょう。

LINEで予約を取る方法についてはこちらの記事も参考にしてください。

3. お客さま情報が蓄積できる

チャット画面

チャットのユーザー情報入力画面

LINE公式アカウントには、チャットができる友だち一人ひとりに、顧客情報を入力していく欄が用意されています。具体的には、以下の情報を管理できます。

  • LINE名(変更可能)
  • タグの付与
  • 担当者の設定
  • ノートの追加

チャット画面でこれらの情報の追加ができるため、顧客情報を確認しながらチャットのやり取りを行うことができます。

さらに、「要対応」「対応済み」といったラベルを付与することもでき、対応が必要な顧客の識別が容易です。

4. お客さまに合った情報を配信できる

LINE公式アカウントには、一斉にメッセージを配信する際に、送信先を絞り込んでメッセージの配信を行う機能があります。

絞り込みの方法の1つは、「属性」を用いての絞り込みです。

あらかじめLINE側で5つの属性が用意されており、ユーザーは各属性内で自動的に分類されます。

  • 友だち期間
  • 性別
  • 年齢
  • OS
  • 居住エリア

属性は1つのみの利用も可能ですし、組み合わせることもできます。

例えば、属性を組み合わせて「年齢(30代)× 性別(女性) × エリア(東京)」のセグメントにのみメッセージを配信する、という風に活用できます。

その他の絞り込みの方法としては、「タグ」を用いた配信先の絞り込りこみが可能です。

例えば、来店月のタグ「2021年11月」を用意しておき、該当するお客さまにタグを付けます。1ヶ月後や2ヶ月後など、再来店して欲しいタイミングで、「2021年11月」というタグがついたお客さまを対象に、クーポンを一斉配信することができます。

LINE公式アカウントの機能の活用例

次に、LINE公式アカウントの主要機能を活用例とともにご紹介します。

メッセージ配信/絞り込み配信

メッセージ配信

キャンペーンの案内を友だちに一斉配信できる。

LINE公式アカウントのメイン機能は、友だちに対してメッセージを一斉に配信する「メッセージ配信」の機能です。

プレゼント情報や、クーポンの配信、新メニュー情報などを一斉配信する際に使います。

配信先は、「全ての友だち」「絞り込み」のどちらかを選ぶことができます。絞り込む場合は、先述したように、「属性」で絞り込みを行ったり、「タグ情報」などを用いる事が可能です。

1:1チャット

1:1チャット

お客さまと1:1のコミュニケーションが取れる。

LINE公式アカウントには、1:1のチャットをおこなう機能があります。チャットのメッセージは、他の友だちに読まれることはなく、個人宛に送ることが可能です。

この機能を利用して、ユーザーからの問い合わせや予約を受け付けることができます。

補足:

チャットを行うには、まずは友だちから何らかのメッセージを送ってもらうことが必要です。メッセージを送ってきたことのない友だちに対して、LINE公式アカウント側からチャットを送ることはできませんのでご注意ください。

リッチメニュー

リッチメニュー

リッチメニューの各ボタンをタップすると、ホームページに遷移したり、クーポン表示をさせることができる。

LINE公式アカウントには、リッチメニューという、トーク下部に固定表示できる画像があります。リッチメニューの各ボタンをタップすると、ホームページに遷移させる、クーポンを表示させることなどが可能です。

リッチメニューはおすすめの機能です。是非ご活用ください。

カードタイプメッセージ

カードタイプメッセージ

画像と文字を組み合わせたカードタイプメッセージを送ることもできる。

画像と説明文を組み合わせた「カードタイプメッセージ」を送付することもできます。画像があるため、テキストだけのメッセージに比べて、ユーザーの目に留まりやすいコンテンツです。

カードタイプメッセージの詳細はこちらからご確認ください。

エステサロンでのLINE公式アカウントの使い方

エステサロンでLINE公式アカウントを効果的に活用する方法についてご紹介します。

  • 一度来ていただいたお客さまに再来店したいと思ってもらえるような施策
  • エステに行きたいと思った時に簡単に予約してもらえるような仕組み

を作ることで、リピーターの増加につなげていきましょう。

一例として、LINE公式アカウントの利用フローをご紹介します。ご参考にしてください。

活用フロー

来店1ヶ月後に「クーポン」を配信する方法には、

  • 友だち追加は来店時に限定しステップ配信で友だち追加をきっかけに1ヶ月後にクーポンを送る
  • 友だち追加は来店時に限定せず、後述するLINE公式アカウントのサポートツール「Liny」を併用して、来店した友だちを特定し、その友だちのみにステップ配信で1ヶ月後にクーポンを送る

などがあります。

友だちを集める方法は?

では、どのように、LINE公式アカウントの友だちを集めればよいでしょうか?

ここからは、友だちになってもらうための2つの重要なポイントをご紹介します。

友だち追加は、LINE公式アカウントのQRコードを読み込み、友だち追加してもらうことが一般的です。QRコードの詳細は以下からご確認ください。

1. 友だち追加したい!と思ってもらえるメリットの用意

1つ目のポイントは、友だち追加したい!と思ってもらえるように、魅力的なメリットを用意しておくことです。

例えば、

  • 今すぐ使えるクーポンが発行される
  • 予約が簡単に取れる
  • スキンケア方法のコラムを受け取れる

などの施策を考え、来店時にメリットを伝えましょう。特に、「今すぐ使えるクーポンが受け取れる」という特典は効果的です。

クーポンはLINE公式アカウントの機能で作成できます。

2. LINE公式アカウントがあることを案内する

友だち追加したくなる魅力的なメリットがあったとしても、LINE公式アカウントがあることを知らなければ、友だちになってもらえません。そのため、LINE公式アカウントの存在を知ってもらう必要があります。

どのようにLINE公式アカウントがあることを伝えればよいのでしょうか?

3つの方法をご紹介します。

1. 来店時に声かけを行う

もっともダイレクトに友だちにLINE公式アカウントの存在を伝えられるタイミングは、来店時です。

店舗内にQRコードを掲載したポスターやPOPなどを設置します。接客時に、「LINEがあること」「LINEの友だちになるメリット」を案内しましょう。

認証済みアカウントになると、ポスターは無料で作成することができますし、もしもお店の雰囲気とマッチしない場合は、有料のポップなどから合いそうなものを選んだり、自作されても良いでしょう。

三角POP

三角POP 400円(税別)/1枚
引用:https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/20190902/

2. ショップカード、チラシ、ご友人紹介カードに記載する

ショップカードやチラシなどに、LINE公式アカウントのQRコードを掲載するのも良いでしょう。まだ来店したことがない方でも、サロンに興味を持たれた方が、友だち追加してくれる可能性もあります。

この場合も、LINE公式アカウントに友だち追加するメリットを合わせて記載しましょう。

3. ホームページへの掲載

サロンのホームページに、LINE公式アカウントのQRコードを掲載することもできるでしょう。

友だち追加を積極的に促したい場合は、目立つところにLINE公式アカウントの情報を載せましょう。

この場合も同様に、LINE公式アカウントに追加するメリットを分かりやすく伝えることが大事です。

LINE公式アカウントだけでは顧客管理とセグメント配信が不十分

LINE公式アカウントには豊富な機能がありますが、細かな顧客管理(お客さま情報管理)と自由なセグメント配信を行うには十分ではありません。

以下のような運用をする場合には、LINE公式アカウントのサポートツール「Liny」の併用がおすすめです。

  • 詳細な顧客情報の蓄積
  • アンケートなどを取得し、自動で顧客情報として保存
  • 自由なセグメントでの情報配信
  • 担当者ごとにアイコンを変更してチャットに対応

Linyはエステサロンや美容サロンなど、店舗運営されている方にご好評いただいているツールです。是非、Linyも併用してLINEを活用してください。

LINE公式アカウントの運用効果を最大化する
LINE活用サポートツールLiny

Linyとは、日本全国の企業3,500社*が導入している、 LINEをより活用するためのサポートツールです。
*OEMを含む

顧客とのやりとりの中で、好みの属性を自動で収集・管理することができ、
集めた顧客情報をもとに、一人ひとりの嗜好に合わせた情報だけを配信できるので
反応率・売上のUPにつながり、運用負担も軽減します。

Linyの導入事例はこちら

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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