LINE公式アカウント

LINE公式アカウントのメッセージ配信の方法とコツとは?配信時間や頻度について

2021年5月13日

LINE公式アカウントのメッセージ配信の方法とコツサムネイル画像

LINE公式アカウントでは、友だちにメッセージを配信することができます。

この記事では、メッセージ配信の方法から、配信効果を高めるポイントや配信の事例などもお伝えします。

メッセージの配信方法と種類

メッセージの作成・配信方法と、送信できるメッセージの種類についてご紹介します。

メッセージの作成と配信

メッセージを作成・配信する方法はLINE公式アカウントの動画が用意されているので、参考にしてください。

引用:【動画でわかるLINE公式アカウント】メッセージ配信(Web版)

メッセージ配信手順

メッセージ作成と配信の手順をご紹介します。

管理画面に入り、アカウントを選び、ホームから「メッセージ配信」>「メッセージを作成」に進むと、以下の画面が表示されます。

メッセージ配信の設定

メッセージ配信の設定

4つの項目を設定していきます。

1. 配信先を選択する

メッセージの配信先を「すべての友だち」か「絞り込み」かを選びます。

参考:絞り込み配信

2. 配信日時を設定する

メッセージを「今すぐ配信」か「予約配信」するかを選びます。予約配信の場合は、日時を入力します。

3. 高度な設定を利用する

3つの設定を利用できます。

LINE VOOMに投稿

メッセージの内容をVOOMにも投稿することができます。

配信メッセージ数の上限を指定

予算などに合わせて、配信メッセージ数を指定できます。指定数は、その時点での配信可能数以内です。配信先は配信時点の友だちの中からランダムに選択されます。

A/Bテストを作成

複数のメッセージを作成し、ユーザーを特定の割合のグループに分けて配信することができます。A/Bテストメッセージを利用する場合、ターゲットリーチ(メッセージが届く友だちの数)が5,000人以上必要です。

参考:A/Bテスト

キャンペーンを設定

メッセージを分析したい時に使う機能です。あらかじめキャンペーンを作成し、複数のメッセージをキャンペーンとして設定することで、キャンペーン毎にメッセージの成果を分析することができます。

4. メッセージを作成する

メッセージの内容を作成します。後ほど紹介しますが、メッセージにはいくつかの種類が用意されています。利用したいメッセージの種類を選び、作成/設定しましょう。

「+追加」を押すと、3吹き出しまでメッセージを追加することができます。

また、テキストは「メッセージテンプレート」を使って作成することもできます(Web版管理画面(PC)のみ)初回送信は、メッセージリストから、2回目以降はダッシュボードからテンプレートが選択可能です。「営業時間」「キャンペーン・セール」「予約受付(美容サロン向け)」の3パターンがあり、それぞれ自由に編集して送ることができます。

ダッシュボードのテンプレート使用ボタン

ダッシュボード

テンプレートメッセージ(営業時間)

テンプレートメッセージ(営業時間)

5. 下書き保存/配信をする

最後に、作成したメッセージを配信します。配信せず、「下書き保存」も可能です。「テスト配信」を選択すると、自分に対して作成したメッセージを配信することができます。

 

メッセージの種類

送信するメッセージにはテキストやスタンプ、画像や動画など様々な種類が用意されています。主要なものをご紹介します。

メッセージの種類

メッセージの種類

テキスト/スタンプ/写真

テキスト

テキストやスタンプ、写真などのメッセージを送信することができます。

クーポン

クーポン

事前に作成したクーポンをメッセージとして配信することができます。

参考:クーポン

リッチメッセージ/リッチビデオメッセージ

リッチメッセージ

リッチメッセージとは、リンクを設置した画像のことです。タップすると、設定したリンク先に誘導することができます。

参考:リッチメッセージ

カードタイプメッセージ

プロダクト

カードタイプメッセージは、「画像」「説明」「リンク」をセットにしたカードを、複数枚並べて1つのメッセージとして配信できるものです。

参考:カードタイプメッセージ

メッセージ配信の料金の仕組み

メッセージ配信の基本的なルールについてご紹介します。

メッセージは3吹き出しまで「1通」

3吹き出し

メッセージは、「+追加」ボタンで最大3吹き出しまで追加することができます。3吹き出しまで「1通」としてカウントされます。「テキスト」+「リッチメッセージ」など、異なるメッセージの種類を組み合わせる事ができます。

メッセージ通数のカウント方法

メッセージ通数は1ヶ月間のカウントとなり、翌月には0からスタートします。

「メッセージを送った回数 × 送信した友だちの数」で通数がカウントされます。例えば、月に4回、250人に送信した場合は、4×250=1000通 となります。

メッセージの料金設定は「プラン」によって異なる

メッセージの料金設定は申し込んでいるプランによります。

プランは「コミュニケーションプラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3種類あり、それぞれ送信できるメッセージ通数が決まっています。

「スタンダードプラン」では、メッセージ通数を超えて、メッセージを追加配信することができます。

【料金についての補足】 2023年6月1日より、「LINE公式アカウント」の料金プランが改定されました。 改定の詳細は「【準備必須】2023年6月LINE公式アカウントの料金プランが改定に!」を、ご確認ください。

配信効果を高めるコツ

メッセージ配信のポイントをご紹介していきます。

配信頻度

業界やサービス内容、また配信するメッセージの内容によって、効果的な配信頻度は大きく異なります。

注意点は、「LINE公式アカウントのメッセージは、友だちのLINEアプリのトークに届き通知される」ため、頻繁にメッセージが届くと、煩わしく感じてしまいブロックにつながるケースがあります。

同じ業界や業種のLINE公式アカウントが、どのぐらいの頻度で送信しているのかを調べ、参考にするのも良いでしょう。または「週1回配信」と決めて運用し、ユーザーの反応を見ながら調整していくという方法もあります。

おすすめの配信時間/曜日

配信時間のおすすめは、「ユーザーがメッセージを見るタイミング × そのサービスを求めているタイミング」を狙うのが良いでしょう。事例をいくつかご紹介します。

  • 飲食店の場合は、「昼食前(10-12時)」「夕食前(16-18時)」など、ユーザーがご飯の事を考える時間帯に配信される傾向がある
  • 小売やエンターテイメント系などで「イベントやセール情報」などの案内は、休日に催される事が多いため、「金曜日」の送信が多い
  • ビジネス系や勉強系のアカウントのメッセージは、休日よりも「平日」に送信されることが多い

このように、配信する内容やサービスに合わせて、ユーザーがその情報を求めている時間帯や曜日に合わせて配信することをおすすめします。

メッセージの作り方のポイント

LINE公式アカウントのメッセージのポイントは、大きく2つあります。

画像の活用

LINEではスタンプや画像などを送り合うことも多く、文字を読むというよりも画像で見てもらうほうが良いでしょう。これからご紹介するメッセージ配信事例でも分かるように、画像コンテンツを効果的に用いた配信が行われています。

ローソンのLINE公式アカウント

LAWSON

引用:@lawson

LivingDのLINE公式アカウント

livingD

引用:@livingd

LINEクーポンのLINE公式アカウント

LINEクーポン

引用:@ linecoupon

柔らかい表現を使う

LINEアプリ」は親しい人とのコミュニケーションツールとして始まりました。

「LINE公式アカウント」は、企業や店舗が運営するアカウントとはいえ、親しい人とのやり取りを行うLINEアプリ内でメッセージを配信します。そのため、親しみやすい文章を使うほうが、友だちにとっても自然に感じるでしょう。

まとめ

LINE公式アカウントは、ユーザーのLINEアプリに直接メッセージを送ることができるツールです。

LINEアプリは日常的に使われているアプリで、メッセージが届くとポップアップなどで通知がされるため、ユーザーへのリーチ力も高いツールです。

ユーザーに接触しやすい反面、ユーザーが望んでいない情報や頻度でメッセージを配信すると、ブロックにつながる可能性があります。そのため、ユーザーを深く理解し、ユーザーが望む情報を適切な形で配信することが重要です。

この記事でご紹介したポイントを踏まえながら、自社のLINE公式アカウントの効果が出る方法を、見つけながら運用をおこないましょう。

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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