LINE公式アカウント使い方

LINEでチャットボットを利用する方法と導入事例

LINEでチャットボットを利用する方法と導入事例

LINE公式アカウントには、LINEでチャットボットを運用できる機能があります。

この記事では、LINEでチャットボットを利用する方法や、導入事例をご紹介していきます。

LINEで使えるチャットボットとは?

チャットボットとは、「チャット(会話)」と「ボット(ロボット)」を組み合わせた言葉です。

人が応対するのではなく、プログラムが会話を行う仕組みを「チャットボット」と呼びます。チャットボットには、シンプルな返答を行うものから、AIを搭載した高度なやりとりを行うものまで幅広くあります。

チャットボット

LINE公式アカウントには、チャットボットとして用いることが出来る3つの機能が提供されています。

LINEのボット機能1:「応答メッセージ」

「応答メッセージ」は、ユーザーから送られてきた「キーワード」に反応して、あらかじめ設定したコンテンツを自動返信する機能です。

設定するのは、以下の2点です。

  • 反応する「キーワード」
  • キーワードに反応して送信する「メッセージ」
応答メッセージ

キーワードとメッセージの内容を設定する。

使い方の例

キーワードに「セール情報」、メッセージに「今週のセール品の情報」を設定。友だちから「セール情報」というメッセージが送られてきた場合に、設定したメッセージが自動返信される。

LINEのボット機能2:「AI応答メッセージ」

AI応答メッセージは、「キーワード」を設定せずとも、友だちから送られてきたメッセージの「タイプ」*をAIが判断し、合致する情報を返信する機能です。(* タイプはカテゴリーのようなイメージ)

設定するのは以下です。

  • タイプごとの「メッセージ」
simpleQA

「タイプ」ごとに、メッセージを設定することができる。タイプは業種ごとにあらかじめ用意されている。

使い方の例

タイプの「支払い方法」のメッセージを設定。友だちが支払い方法についての問い合わせを送信してきた場合、自動で支払い方法に設定したメッセージが返信される。

LINEのボット機能3:「Messaging API」の利用

Messaging APIとは、LINE社が提供している仕組みで、LINEを通じたコミュニケーションを行うアプリを独自で開発することが出来るサービスです。

Messaging APIを利用すると、柔軟にチャットボットの仕組みを実装することが出来ます。

Messaging API を使って開発された「Liny」のチャットボットの例

LINEでチャットボットを利用するメリット

LINEでのチャットボット利用には、以下のようなメリットがあります。

  • やりとりのハードルが下がる

システムが自動で返信するので、友だちがメッセージを送信するハードルが下がり、気軽にコミュニケーションを取ることが出来ます。

  • 返信や問い合わせ対応の効率化が出来る

簡単な問い合わせやよくある質問は、システムが自動で対応することで、対応の効率化が出来ます。複雑な対応や丁寧に対応したほうが良い問い合わせに、スタッフのリソースを割り当てられます。

  • 豊富なコンテンツを提供できる

チャットボットならではの、ゲームや診断機能などのコンテンツを提供することが出来ます。

例えば、質問をいくつか投げかけて、回答に合わせておすすめの商品を紹介するようなボットも作成することが可能です。

 

このような診断ツールを作ることも出来る

チャットボットを導入する際の注意点

  • 複雑なお問い合わせ対応には向かない

チャットボットは、事前にメッセージを作成しておき、条件が合致した際に自動配信する機能です。そのため、複雑なお問い合わせ対応には適しません

よくあるお問い合わせなどはチャットボットを用いて、個別の対応が必要な場合は人が対応する、という使い分けをされると良いでしょう。

  • チャットとの併用が出来ない場合がある

LINE公式アカウントの仕組み上、「応答メッセージ」を用いる場合は、同時にチャットを用いることが出来ません。

AI応答メッセージとMessaging APIの場合はチャット(1:1トーク)機能を併用できます。

チャットボットで送信できるメッセージの種類

チャットボットでは、システムが自動的にメッセージを返信しますが、ボット機能の種類に応じて、利用できるメッセージの種類が異なります。

ボット機能1:「応答メッセージ」で使えるメッセージ

応答メッセージを用いた場合は、通常のメッセージ送信で配信できるコンテンツを利用することが出来ます。

例えば、以下のようなメッセージを送信出来ます。

ボット機能2:「AI応答メッセージ」で使えるメッセージ

AI応答メッセージを用いた場合は、以下のメッセージを送信できます。

  • テキスト/スタンプ
  • 写真
  • クーポン
  • リッチメッセージ
  • カードタイプメッセージ

応答メッセージよりも、利用できるメッセージの種類は少なくなります。

ボット機能3:「Messaging API」で使えるメッセージ

Messaging APIを利用した場合は、LINE公式アカウントのメッセージ配信とは異なった以下のテンプレートが用意されています。

テンプレートの種類

引用元:https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20180406-01/

  • ボタンテンプレート

「画像」「テキスト」「ボタン」が組み合わさったテンプレートです。ボタンを選んだ時の動作として、電話をかけたりURLに遷移させる、などのアクションを設定出来ます。

  • 確認テンプレート

2つのボタンを設定出来るテンプレートです。選択肢を送信し、友だちにどちらかを選んでもらいたい時に利用できます。こちらも、各ボタンを選んだ時のアクションを設定出来ます。

  • カルーセルテンプレート

カルーセルとは、複数の画像などを並べ、左右にスワイプして表示させる形式です。ボタンテンプレートを複数並べて1通のメッセージとして送信できるテンプレートです。

  • 画像カルーセルテンプレート

複数の画像を送信する事が出来るテンプレートです。

LINE公式アカウントでチャットボットを作成する

応答メッセージ/AI応答メッセージを使って、チャットボットを作成する方法をご紹介します。

Messaging APIを利用する場合は、別途自社でシステム開発を行うか、「Liny」のようなMessaging APIを用いて開発されたサービスを利用することになります。

LINE公式アカウントの開設

まずはLINE公式アカウントの開設が必要です。以下のページを参考に、LINE公式アカウントを開設してください。

応答メッセージ/AI応答メッセージを選択する

LINE公式アカウントの運用では

  • Bot
  • チャット

のどちらを利用するのかを選択する必要があります。

「応答メッセージ」と「Messaging API」を利用する場合は「Bot」、「AI応答メッセージ」を利用する場合は「チャット」を選択します。

応答設定

サイドメニューの「応答設定」の「応答モード」でBotかチャットかを選択する

設定する

次に、ボットの設定をしていきます。

応答メッセージとAI応答メッセージの設定方法は以下の記事を参考に、進めてください。

チャットボットの活用事例

チャットボットが活用されているLINE公式アカウントをご紹介します。

ご紹介する例は、Messaging APIを使用した事例です。

ヤマト運輸

荷物の再配達の受付や、受取日時の確認がLINEで簡単に出来るのが「ヤマト運輸」のLINE公式アカウントです。

リッチメニューでタップをすると、自動的にボットがメッセージを送信し案内を行ってくれます。

ヤマト運輸

引用:@yamato_transport

LIFULL HOME'S 住まいの窓口

家探し・家づくりをアドバイザーに無料で相談できる「LIFULL HOME'S 住まいの窓口」のLINE公式アカウント。

リッチメニューから希望の相談内容をタップすると、シミュレーションのボタンテンプレートが送信されます。ボタンをタップをすることでWebサイトに遷移します。

引用:@277olbhg

LivingD

「住まいと暮らし」に関わる情報をLINEで配信されている「LivingD」の公式アカウントです。

リッチメニューをタップすると、相談の内容を選ぶボタンテンプレートが送信されます。

ボタンをタップするとテキストや画像が自動的に送られ、相談方法が案内されます。

livingD

引用:@livingd

まとめ

LINEでチャットボットを運用すれば、多くの人とのコミュニケーションが可能になり、お問い合わせ対応や返信の業務効率化が実現できます。

LINE公式アカウントの機能だけで実現することも出来ますし、「Liny」のようなMessaging APIを利用したLINE公式アカウントのサポートツールを利用してチャットボットを活用することも出来ます。

是非、効果的なLINE運用にチャットボットを取り入れてみてください。

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Linyサービスサイト

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鈴木優

Webディレクター・LINE運用アドバイザー・ライター。LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。ときおりブログで情報発信もしています。

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