LINE公式アカウント LINE活用事例

D2C事業のLINE活用法|リピート化を促進する使い方を解説

D2C事業のLINE活用法|リピート化を促進する使い方を解説D2C事業のLINE活用法|リピート化を促進する使い方を解説

自社で商品開発を行うビジネスでは、ECモールや自社サイトを通じて商品を販売するD2C(Direct to Customer)の形態を採用するケースが増えています。

こうしたD2Cの販促施策で活用されているのがLINE公式アカウントです。顧客と継続的にコミュニケーションを行う手段として、多くの企業に導入されています。

この記事では、D2C事業においてLINE公式アカウントを最大限に活用するための全体戦略と、具体的な活用方法を詳しく解説します。

D2CビジネスでLINEが活用されている理由

D2CビジネスでLINEの活用が広がっている背景には、以下のような理由があります。

  1. 情報提供の手段が、メルマガやDMからLINEへ移行している
  2. お問い合わせ対応やアフターフォローがスムーズに行える
  3. クーポンやショップカード機能が利用できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

情報提供がメルマガやDMからLINEへ

これまで顧客との主なコミュニケーション手段は、メルマガやDMでした。ですが、これらはコストがかかったり、読まれにくかったりという課題があり、重要度が低下してきています。

その代替手段として重視されているのがSNSです。なかでもLINEは、メルマガやDMに変わる情報配信ツールとして活用が広がっています。投稿がタイムライン上で流れてしまう他のSNSと異なり、ブロックされていない限りメッセージを直接届けられる点が特徴です。さらに未読バッジが表示されるため、メッセージに気づいてもらいやすく、開封につながりやすいというメリットもあります。

お問い合わせ対応やアフターフォローがスムーズ

LINE公式アカウントにはチャット機能があり、顧客と直接やり取りできます。顧客はメールや電話を使う必要がなく、普段から利用しているLINEを通じて、スキマ時間に気軽に問い合わせが可能です。

企業側にとっても、電話の折り返し対応が不要になり、返答内容もすぐに確認してもらいやすいため、コミュニケーションを迅速に進められるというメリットがあります。

こうしたやり取りは業務効率化を促進し、迅速なアフターフォローにつながります。結果として、顧客満足度の向上も期待できます。

クーポンやショップカード機能も提供

クーポンの例

クーポンの例

LINE公式アカウントには、クーポンやショップカードを簡単に作成・配布できる機能があります。紙のクーポンと異なり、配布から利用までをオンライン上で完結できます。

これらの機能を活用することで、ユーザーが継続的にお店を利用するきっかけを作れます。その結果、リピート促進にもつながります。

参考:
LINE公式アカウントのクーポンの作成方法と使い方を解説
LINE公式アカウント「ショップカード」の作り方と活用方法・事例

リピートを促進してLTVを最大化!D2CのLINE戦略の全体像

D2C事業でLINEを最大限に活用し、リピートを促進するためには、LINE公式アカウントの仕組み化が重要です。ここからは、友だち登録からファン化までの一連の流れを7つのステップで紹介します。

  1. 【ハウスリストの作成】LINE公式アカウントの友だちを増やす
  2. 【ユーザー理解】アンケートやデータ連携を通じてユーザー理解を進める
  3. 【ナーチャリング】コンテンツ配信で継続的な接点を創出する
  4. 【購入・リピート】最適なタイミングで購買を促進する
  5. 【購入後のフォロー】商品の使い方などのフォローメッセージを送る
  6. 【問い合わせ対応】返品・質問などの問い合わせに対応する
  7. 【紹介】口コミ・シェアを促す仕組みを作る

順番に紹介していきます。

1. 【ハウスリストの作成】LINE公式アカウントの友だちを増やす

LINE運用の第一歩は、自社のLINE公式アカウントに友だち追加してもらうことです。友だち数を増やすことで、LINEを自社のハウスリストとして活用できるようになります。

友だちを増やす方法としては、以下のような媒体にLINE公式アカウントの情報を掲載します。

  • Webサイト
  • ECサイト
  • SNS(Instagram、Xなど)
  • チラシ

これらのチャネルを通じて、LINE公式アカウントの存在を継続的に告知することが重要です。

あわせて、友だち追加のインセンティブを用意すると登録率が高まります。具体的な例としては、友だち追加クーポンの配布や限定コンテンツの提供、セール情報の先行案内などが挙げられます。

2. 【ユーザー理解】アンケートやデータ連携を通じてユーザー理解を深める

友だちが増えたら、「ユーザーを知る」ステップです。性別・年代・居住地といった属性に加え、友だち登録のきっかけや関心のある商品などを把握することで、ユーザー像がより具体的になります。

ユーザー理解が深まれば、その情報を基に配信内容を最適化できます。友だちの関心にあったコンテンツを届けることで、反応率の向上や購買の促進も期待できます。

ユーザー情報を収集する方法としては、LINE公式アカウントの「リサーチ」機能が便利です。アンケートを簡単に作成し、回答を収集できます。

リサーチ機能でアンケートを実施する

リサーチ機能でアンケートを実施する

参考:LINE公式アカウントのアンケートの作り方【3つの方法を解説】

【自由形式のアンケートを実施したい場合】

LINE公式アカウントの基本機能では、選択式アンケートを利用できます。一方で、自由形式のアンケートを実施するには「認証済アカウント」であることが必要です。

(認証済アカウントとは、個別に申請を行い、LINEヤフー社の審査を経て承認されたアカウントを指します。参考:LINE公式アカウントの認証済アカウントとは?審査とメリットを解説 )

未認証アカウントで自由形式のアンケートを実施したい場合や、回答内容を友だちとひも付けて管理したい場合は、外部ツールの活用が有効です。たとえば、当社が提供するLinyのようなLINEマーケティングツールを利用することで、より柔軟なアンケート実施やデータ管理が可能になります。

Linyは外部の顧客管理システムとの連携にも対応しています。Linyの詳細は以下からご確認ください。

3.【ナーチャリング】コンテンツ配信で継続的な接点を創出する

ユーザー理解と並行して進めるのは、継続的なコンテンツ配信です。適切な情報を届けることで、商品やブランドへの理解を深めてもらい、関係性を育てていくナーチャリングを実施します。

配信例としては、商品開発のストーリーや効果的な使い方、スタッフおすすめ商品、素材のこだわり、お客様からの声などが挙げられます。こうしたコンテンツを定期的に配信することで、ユーザーのブランドへの共感が高まり、商品への親しみが醸成されていきます。

これらを実施する手段として、LINE公式アカウントの一斉配信やステップ配信の機能が活用できます。

参考:
LINE公式アカウントのメッセージ配信の方法とコツとは?配信時間や頻度について
LINE公式アカウントのステップ配信とは?設定方法や配信事例も紹介

4.【購入・リピート】最適なタイミングで購買を促進する

ナーチャリングによって購買意欲が高まったタイミングで、購入を後押しするメッセージを配信します。

たとえば、クーポンの配布やセール情報の案内、新商品や再入荷のお知らせ、在庫切れ間近の商品や人気商品の案内などが挙げられます。こうした情報を適切に配信することで、購入のアクションを促すことができます。

5.【購入後のフォロー】商品の使い方などのフォローメッセージを送る

購入はゴールではなく、継続利用やリピート、ファン化へのスタートだと捉えることができます。購入後に適切なフォローを行うことで、購入体験の満足度が高まり、ブランドとの関係性が強固になります。

たとえば、商品発送後のお礼メッセージや、商品の正しい使い方・メンテナンス方法の案内、おすすめの活用方法、よくある質問への回答、関連商品の紹介などが挙げられます。商品を受け取ったタイミングで必要な情報を届けることで、不安や疑問を先回りして解消でき、ロイヤリティの向上につながります。

【購入後にLINEでメッセージを送付する方法】

購入後にLINEフォローメッセージを送付するためには、LINE公式アカウントの友だちと、自社で保有している顧客情報をひも付ける必要があります。

LINE公式アカウント単体ではこのような仕組みは作れないため、LINEマーケティングツールなどの併用が必要になります。

当社が提供するLinyを活用すれば、顧客情報とLINEの友だちを連携させ、購買データを基にした配信が可能です。

6. 【問い合わせ対応】返品・質問などの問い合わせに対応する

D2C事業では、顧客からのお問い合わせに対応する窓口が必要です。LINEはコンテンツ配信だけではなく、チャットによる個別対応が可能なツールです。問い合わせ窓口として活用することで、顧客は疑問や不安をすぐに解消できることで、安心して購入を進められます。

また、問い合わせ対応はチャットボットなどの自動応答と有人対応を組み合わせることで、効率化できます。よくある質問には24時間自動で対応し、個別性の高いお問い合わせにはスタッフが対応するといった切り分けが可能です。

このような仕組みを整えることで、顧客満足度を高めながら、スタッフの対応工数も抑えられます。

7.【紹介】口コミ・シェアを促す仕組みを作る

すでに自社の商品を購入した顧客やリピートしている顧客は、新たな顧客を生み出す存在でもあります。こうした既存顧客が口コミやシェアをしやすい仕組みづくりにもLINEを活用できます。

たとえば、友だち紹介クーポンの配布、投票企画、抽選キャンペーンなどを実施することで、自然な形で拡散を促すことが可能です。このようなユーザー参加型の企画を定期的に実施することで、口コミやシェアの促進が期待できます。

友だち紹介クーポンの例

友だち紹介クーポンの例

参考:
【新機能】LINE公式アカウントの友だち紹介クーポンとは?
LINE公式アカウントの抽選付きクーポンの作成方法と使い方

\D2C事業のLINE運用なら/
LINEマーケティングツール「Liny」

D2Cで成果を出すための具体的なLINE活用術5選

ここからは、LINE公式アカウントやLinyを活用した、D2C事業における具体的な運用施策を5つご紹介します。先ほど解説した7つのステップの中に組み込むことで効果が期待できます。

  1. セグメント配信で「自分ごと化」されたメッセージを届ける
  2. ステップ配信で友だち追加後や購入後のフォローを自動化する
  3. リッチメニューの最適化で顧客体験と回遊性を向上させる
  4. クーポン機能を活用してリピート購入を促進する
  5. 診断コンテンツで友だち追加を促し、顧客ニーズを把握する

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1. セグメント配信で「自分ごと化」されたメッセージを届ける

LINEには「メッセージの一斉配信」機能があります。ですが、すべての友だちに同じ内容を送ると、興味関心と合わない情報が届き、ブロックにつながる可能性があります。

そこで重要になるのが、配信対象を絞り込んだセグメント配信です。

LINE公式アカウントには「属性」と「オーディエンス」の2つの方法で配信対象者を絞り込むことができます。

  • 属性:年代、性別、地域などの情報
  • オーディエンス:メッセージを開封した人、クリックした人などの行動データ

これらを活用することで、顧客の属性や行動に基づいたメッセージ配信が可能になります。具体的な顧客を想定してメッセージを作成・配信することで、「自分に関係のある情報だ」と感じてもらいやすくなり、反応率の向上につながります。

【さらにパーソナライズされたメッセージを送りたい場合】

より詳細なセグメント配信を行いたい場合は、LINEマーケティングツール「Liny」の活用が有効です。Linyでは、アンケート回答やタップ情報を自動で蓄積し、それらの情報に基づいた最適な配信設計が可能になります。

たとえば、以下のようなデータを組み合わせた配信ができます。

  • お気に入りの商品
  • 入荷待ちアイテム
  • お悩み
  • 購入履歴
  • 診断結果

運用例としては、アンケートでお悩みを選択してもらい、それに関するコラムやお客様の声、商品の案内を行い、最適なタイミングでクーポンを送付して、購買を促すことが可能です。

このようにパーソナライズされたメッセージを届けることで、エンゲージメントやコンバージョンの向上が期待できます。

2. ステップ配信で友だち追加後や購入後のフォローを自動化する

ステップ配信とは、あらかじめ設定した流れに沿って、メッセージを順番に自動配信する機能です。特に、友だち追加後のメッセージ配信で活用されることが多いです。

あらかじめ配信内容とタイミングを設定しておくことで、ユーザーに必要な情報を段階的に届けることができます。

ステップ配信

ステップ配信のイメージ
引用:LINE公式アカウント管理画面

【購入後にステップ配信を行いたい場合】

購買データを基にステップ配信を行いたい場合は、LINEマーケティングツールの活用が必要です。Linyを活用すれば、商品購入をきっかけにして、ステップ配信を実行することが可能です。

たとえば、以下のような配信設計が考えられます。

  • 商品購入から3日後:商品の使い方ガイド
  • 4日後:よくある質問
  • 1週間後:お手入れ方法
  • 2週間後:お客様の声のアンケート依頼(お礼クーポンの送付)

このように購入後のタイミングに合わせて情報を届けることで、継続的なサポート体験を提供できます。その結果、購入後の満足度向上やリピート促進につながります。

メッセージは自動で配信されるため、配信負担を軽減しながら顧客との関係性を深められる点も特徴です。

3. リッチメニューの最適化で顧客体験と回遊性を向上させる

リッチメニューとは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に固定表示される画像型のメニューです。ユーザーがタップすると、特定のURLへの遷移やクーポンの表示などが可能です。

リッチメニューを最適化する

リッチメニューを最適化する

このリッチメニューを適切に設計することで、ユーザーは必要な情報にすぐにアクセスでき、顧客体験の向上とアカウント内やサイト内の回遊率向上にもつながります。

【タブ形式のリッチメニューで"ミニホームページ化"を実現】

Linyを活用すれば、タブ形式のリッチメニューを設定できます。たとえば、「メインメニュー」「お問い合わせ」「キャンペーン情報」など、目的別にタブを用意することで、複数の導線をリッチメニューにまとめることが可能です。

ユーザーは目的に応じてタブを切り替えられるため、必要な情報へスムーズにアクセスできます。ユーザーの必要な情報を探すストレスを軽減し、継続利用の促進につなげられます。

タブ形式のリッチメニューの例

タブ形式のリッチメニューの例

参考:LINEリッチメニューを出し分け・タブ切り替えする方法

4. クーポン機能を活用してリピート購入を促進する

リピート購入を促す施策として、LINEのクーポン機能は有効です。LINE上で配布・利用まで完結できるため、ユーザーの利便性が高い点も特徴です。

たとえば、

  • 登録者限定クーポン
  • 友だち紹介クーポン
  • イベント時のクーポン

など、多様なシーンに合わせたクーポンを配信することで、購買意欲を定期的に刺激することができます。

【誕生月にバースデークーポンを配布する場合】

友だちの誕生月に合わせてバースデークーポンを配布したい場合は、Linyを活用することで実現できます。アンケートで取得した誕生日の情報を基に、自動でバースデークーポンを配布できます。

お誕生日クーポンの例

お誕生日クーポンの例

お誕生日クーポン以外にも、さまざまなキャンペーン企画に応じた配信が可能です。たとえば、以下の様な施策が挙げられます。

  • イベント会場限定クーポン
  • ガチャ企画の特典クーポン
  • クイズ正解者向けクーポン

このように多様なイベント・キャンペーンでクーポンを用いることで、参加意欲を高めながら購買につなげることができます。

参考:【解説】LINE公式アカウントで誕生日クーポンを配信する方法

5. 診断コンテンツで友だち追加を促進し、顧客ニーズを把握する

友だち追加のきっかけ作りとしておすすめなのが、「診断コンテンツ」の実施です。たとえば、化粧品ブランドであれば、「肌質チェック」、ファッションブランドであれば「パーソナルカラー診断」や「骨格診断」などがあります。

診断の流れの例

診断の流れの例

LINEの友だちになることで診断が受けられる仕組みにすることで、診断に興味を持ったユーザーの友だち登録を促せます。

このような診断コンテンツはLINE公式アカウント単体で実現するのは難しいため、LinyのようなLINEマーケティングツールを併用することになります。

Linyを活用すれば、診断中にタップされた回答情報を自動で蓄積できます。ユーザーが診断に回答するだけで、ニーズや悩みをデータとして取得でき、その後のセグメント配信や商品提案に活かすことが可能です。

D2CのLINE活用を最適化するマーケティングツール「Liny」

ここまで、D2C事業におけるLINE活用の具体的な方法を解説してきました。LINE公式アカウントの標準機能だけでも基本的な運用は可能です。ですが、リピート促進やLTVの最大化を目指す場合には、より高度なデータ活用とパーソナライズ施策が求められます。

たとえば、

  • アンケートでユーザー情報を収集
  • 詳細なセグメント配信
  • 購買データに基づくステップ配信
  • タブ式リッチメニューの活用
  • 診断コンテンツの実施・データ取得

といった運用は、標準機能だけでは実現が難しい施策です。こうした取り組みを本格的に行う場合には、LINEマーケティングツールの併用が有効です。

Linyを活用すれば、顧客データとLINEを連携し、戦略的なD2C向けのLINE運用を実現できます。貴社が思い描くLINE施策がLinyで実現できるか、ぜひ一度ご確認ください。

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LINEマーケティングツール「Liny」

LINE公式アカウントの運用効果を最大化する
LINE活用サポートツールLiny

Linyとは、LINE公式アカウントの機能拡張ツールです。

顧客とのやりとりの中で、好みの属性を自動で収集・管理することができ、
集めた顧客情報をもとに、一人ひとりの嗜好に合わせた情報だけを配信できるので
反応率・売上のUPにつながり、運用負担も軽減します。

Linyの導入事例はこちら

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-LINE公式アカウント, LINE活用事例

  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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