堺・緑のミュージアム ハーベストの丘
企画広報 係長 山野 壮太郎 様
大阪の堺市にある、体験型農業公園の「ハーベストの丘」。ここは、季節のお花や動物とのふれあい、遊具に体験教室、堺産グルメなどがあり、大人も子供も1日中楽しめる場所です。
ハーベストの丘では、Linyを利用してLINE公式アカウントの友だち管理を行い、効果的な配信につなげています。今回、Linyの企画・運用を担当されている山野さんにお話を伺いました。
課題
Linyが解決
ハーベストの丘では、イベントの広報活動や体験教室の予約案内のために、LINE公式アカウントを運用しています。Liny導入前には友だちが1万人ほどいて、一斉配信で月に2回ほどしか配信をできていませんでした。
ですが、お客様によって興味があるコンテンツが異なるため、効果的に配信するにはセグメント配信(*)の必要性を感じていました。
Linyを利用すれば、お客様を「タグ付け」し、興味があるテーマと興味がないテーマを分けて情報配信することができると考えて、導入に至りました。
Linyの顧客管理画面のわかりやすさが、決め手となりました。
そもそも弊社の課題として、CRMの運用ができていませんでした。当園には年間パスポートという仕組みがあるので、お客様情報はありますが、その情報がうまく活用できてなかったんです。
また、年間パスポートを購入されているお客様の数だけではなく、SNSなどの情報もチェックして、何度も来園してくださる「ファン」の方を見つけるところからスタートしたいと考えました。
TwitterやInstagramも運用していますが、お客様に一番使われているSNSであり、1アカウントを1人のお客様と考えられるということで、LINE公式アカウントがポイントになると考えました。
LINE公式アカウントを上手に活用していくことが、顧客情報の管理に有効だと判断したんですね。
そして、Linyの管理画面を見た時に、とてもわかりやすかったんです。これであればLINE公式アカウントの友だち情報の管理が、上手くできるなと感じました。そして、画面操作がとても直感的だったので、新しいスタッフが入ってきても、誰でも使える、誰でも運用できると判断して、導入を決めました。
LINEで友だち追加をしてもらった後に、アンケートの回答をお願いしています。アンケートに答えてもらうと、自動でタグがつく設定にしているのですが、そこからたくさん情報が集まってくるんです。
配信する際はタグに合わせてセグメント配信をします。そうすると、配信通数は以前と変わらないのですが、配信回数が圧倒的に増えました。
例えば、クーポン配信も全体に送るだけではなく、「この人だけにクーポンを配信したい」というように、より効果的な配信もできたので、そこは非常に効果があったと感じております。
はい。現在友だち数が15,000人ほどですが、「このテーマに興味がある2,000人のみに配信」「このコンテンツは3,000人の方々に送る」など、複数のタグを活用して、メッセージを配信分けしています。
メッセージ通数の上限があるため、今までは月に2回ほどしか配信できなかったのですが、今ではメッセージ通数の上限に達するまで、かなり多くの回数、メッセージ配信ができています。
もともと、ブロック率が30%以上あり課題を感じていたのですが、今では20%ほどに抑えられていて、セグメント配信の効果を実感しています。
Linyで配信をすると、URLをつけてWebページに誘導した場合、何人がそのURLに移動しているのかが明確にわかった点です。
こちらからの配信に対する反応が見えますし、さらにそれを顧客情報として蓄積できるのはよかったです。
管理画面のわかりやすさ、これに尽きると思います。一目見ただけでどうすればいいのかが大体わかります。
機能もかなり豊富で、できることは沢山あると思いますが、それは他のツールでも同じだったりしますよね。
その中で、Linyは管理画面が非常にわかりやすい。運用しやすい。これが一番のポイントだと思います。
まずトップ画面に、有効友だち数(*)とブロック率が大きく表示されていますよね。あれが大変役立っています。
*ブロックされておらず、メッセージが届く友だちの総数一斉配信に課題を感じているというお話をしましたが、当初ブロック率にすごく悩まされていました。30%以上になってしまっていて、そこを気にしていたんですね。
なので、ブロック率や有効友だち数という、一番気になる数がトップ画面に表示されているのが見やすかったです。
あとはメッセージ配信画面です。メッセージの作成画面もわかりやすいですし、セグメントの設定もしやすいです。
セグメントの設定では、配信先として「どのタグで絞り込むか」というのを選ぶのですが、その選択画面がとてもわかりやすい。単体のタグの選択もできるし、複数のタグをフォルダにまとめておいて、フォルダごとでも選択できる。
運用をしていくと、「こういう機能が欲しい」と要望が出てくるのですが、それがすでに用意されているので、本当に便利です。
今、Linyの運用をメインで行っているのは、入社したばかりのスタッフなんですが、使い方が難しいツールだと、こちらが一通り勉強して使い方を教える手間がかかりますよね。Linyの場合はその必要がなく、一人でも問題なく運用ができています。
管理画面が使いやすければ、運行工数がかからない。このことに全てが表れていると思います。
やLINEの運用に関するご質問など
お気軽にご相談ください
お客様の中でも特にリピーターの方から、イベントの予約開始タイミングで情報が欲しいと言われていました。
ただ、イベント情報は、興味の有り無しが非常に分かれます。イベント予約の案内をLINEで一斉配信すると、ブロック率が増加してしまう傾向にあったんです。
ですので、セグメント配信を利用して、一度ご来園された方やリピーター限定で配信するようにしました。そうすると、限定配信をすることになるので、お客様にも特別感を感じてもらえているようで、ご好評いただいています。
はい、来園者の中でも、ファンになってくださっている層の来園目的を知ることができました。
今までも園内でアンケートをとっていたのですが、Linyで行っているアンケートと結構な差が出てきているんです。例えば、Linyのアンケートでは、レストランやシルバニアパークを来園目的にされているお客様が目立つことがわかりました。
実は、園内のアンケートの回答者って、どういう層かが見えにくかったんですね。初めてのご来園の方もいらっしゃいますし、リピーターの方もいらっしゃる。
Linyであれば、何回来園されているのかがわかるので、リピートされているファンの方の推しポイントがわかるというのが、非常によかったです。
Linyを導入して1年経っていませんが、アンケートでお客様情報を取得し、タグ付け配信して、その後のアクション設定(*)までできるような流れになりました。
* ボタンをタップするなどのアクションをした友だちに対して、自動でメッセージ送信をする、リッチメニューを切り替えるなどの条件分岐を行う機能今後は、さらに発展させていきたいと考えています。
例えば、今は園内の店舗ごとにクーポンを配信しています。これを、スタンプラリーのようにして、他の施設への誘導につなげ、広い園内をさらに楽しんでもらったり、各店舗の売上アップに活用していきたいと考えています。
Linyを利用すれば、どの店舗にどれだけお客様が来店しているのかを計測することもできますよね。これからは、Linyをもっと活用しながら、色々とできることを増やしていきたいと考えています。
※本事例は2022年12月時点での情報です。
※インタビューの内容は、インタビュー当時のLiny及びLINE公式アカウントで提供されている機能に基づいています。
企業名 : 堺・緑のミュージアム ハーベストの丘
事業内容 : 大阪府堺市にある体験型農業公園。季節のお花や動物とのふれあい、遊具に体験教室、堺産グルメやシルバニアパークが楽しめる。
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