第一建設株式会社
代表取締役 後藤昇 様
静岡県富士市を中心に、新築住宅事業、アパート賃貸の仲介、不動産の分譲、リフォーム&リノベーション、家具のご提案・販売など、「住まいと暮らし」に関わる様々な事業を展開されている、第一建設株式会社の代表取締役
後藤昇さんにお話を伺いました。
複数の事業、複数の拠点で事業をされているため、LINE公式アカウントに登録されるお客様のニーズもバラバラ。
異なるニーズを把握したセグメント配信で、「ここの内容は非常に楽しくてためになる!」と思ってもらえるメディアを運営するために「Liny」は欠かせないツールとなっています。
課題
Linyが解決
LINE公式アカウントの開設は今は300万件以上(2019年11月現在)。LINE公式アカウントを利用した情報配信を試行錯誤されている企業も多い中、「そこにいけば住まいと暮らしの事が何でもわかるメディアコンテンツに育てたい」という明確な方針を持って運用されているアカウントがあります。Linyを使ったLINE公式アカウントの設定をご担当されている 第一建設株式会社 代表の後藤昇さんに運用方法を伺ってきました。
毎年100件以上の新築住宅のお引渡しをさせていただいています。当初は、そのお客様に対して、お引き渡し後の色々なサービスのご案内をするにあたって、どのようなツールを使うのが良いのかを検討しました。
メルマガやLINEなど比較した結果、まずはLINEが良いのではないかという話になりました。
しかし弊社は、複数の事業を複数エリアで展開しています。新築住宅だけではなくて、リフォームやアパートを探している方への事業も営んでいます。また、これから家を建てようとしているお客様もいらっしゃいます。
様々なお客様がいらっしゃるので、色々な情報を送りすぎてしまうと、不満につながるのではないか、というのが課題でした。
その時にLinyというツールを知り、「お客様をニーズでカテゴライズし、的確にメッセージを、すぐに配信することが出来る」ということを知りまして、我々の事業内容や会社が向かっていく方向とぴったりとマッチするのではないかと思い、導入を決めました。
まず、弊社で運営しているカフェや、各事業部で行っているイベントにいらっしゃるお客様に、LINE登録をしてもらう、というところから始めています。
友だち登録してもらう際に、「お客様が欲しい情報はなんですか?」と質問する流れをしっかりと組み込んで、その回答に基づいて、Linyの仕組みを使って配信しています。
Linyを導入した最初のスタートが、毎年行っている5000人の来場者があるイベントでした。家を建てて頂いたご入居様中心のイベントですが、地域の方たちも多くいらっしゃいます。
今までは、手書きのアンケートを利用して、イベント後に集計し、社員が1件1件対応をしていくのですが、これがなかなか対応しにくいんです。
それをLinyで対応するようにしました。Linyでアンケートを投げかけ、その回答は自動的に振り分けられ、お客様のニーズがわかりますので、今後の配信はそれに基づいて行う、という風に利用しています。
今までは、ホームページに掲載した情報をダイレクトメールで送っていました。ただ、その配信にはタイムラグがあります。
ソーシャルメディア、SNSなどに配信することも行っていたのですが、それはやっぱりすぐには反応が出にくいというか、お客様が見過ごしたりすることもありますよね。
お客様からも、「LINEで気軽に聞けるのは便利」「返答が早いし、親切」というお声をいただいています。
LINEの場合は、配信してすぐにお客様がホームページを見に来てくださっています。おそらくお客様にとっては、新しく的確な情報がLINEで受け取れてアクセスしやすい。非常に良い形でお客様に届いているんじゃないかと思います。
今までは、社員もそうですが各マネージャーが「自分の目の前のお客様、動きのあるお客様、声をかけられたお客様」しか見えていませんでした。
それ以外のお客様は反応が目に見えないのでわかりにくいという状態だったのですが、Linyを導入することで、LINEで配信したお客様はどんなアクションを起こしたというのが、瞬時にわかりますので、いわゆる「潜在している、眠っているお客様は実際にどんな興味を持っているか」がLiny上でわかる様になってきました。
社員も情報を配信する度にその反応を見て、私達が届けている情報が、お客様が実際に欲している情報だということがわかります。さらにそこから質問が来ますので、目に見えないところでお客様の数が非常に増えてきているという現象が起こっているのが大変良いという声があがっています。
管理画面が非常にわかりやすく、重要な情報にアクセスしやすいですね。これは便利です。お客様のLINE上でのニーズが日々把握しやすい。 だからこそ、これからはお客様に対してもう少し複雑というか、効果を出すための方法を考えなくてはと思っています。 私達の場合はサービスやエリアが複数あって、友だちの属性がしっかりと分かれているので、各担当者が気軽に配信出来るような感じになってくると、もっとLinyを有効的に活用出来るのではないかと思います。
運用を始めたところなのですが、Linyの機能を更に利用するともっと効果が出ると思います。まだ1/5ぐらいしか使っていないかな。
その部分だけでもお客様への効果は出ていると思うのですが、100%に近い形で機能を覚えて運用することで、登録してくれたお客様にとって、「配信されるといつも見たくなるようなLINEアカウント」になるんじゃないかと思っています。
色々なLINE公式アカウントがありますが、うちのサービスや配信内容は、非常に楽しいとか面白いとか、ためになるとか、メディア的になっていければと思います。
コンテンツをもっともっと充実させて、うちのLINE公式アカウントを見ると、「住まいと暮らし」の事が何でもわかったり、お得なサービスを受けられたり、知識が増えたり、気持ちが乗ってきたり、勉強になったり、ということが出来る一つのメディアコンテンツにしていければと思っています。
※本事例は2019年8月時点での情報です。
※インタビューの内容は、インタビュー当時のLiny及びLINE公式アカウントで提供されている機能に基づいています。
企業名 : 第一建設株式会社
事業内容 : 「夢の住まいを創造する」をテーマに、耐震・省エネ基準最高等級の長期優良住宅基準の家の設計施工をしている。
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