ツナガルデザイン株式会社
経営管理部 茶谷駿様
不動産管理部 権田裕己様
ツナガルデザイン株式会社は、特許技術を活かした防音賃貸マンションの専門デベロッパーとして、東京都23区内を中心とした用地仕入れから、設計・建設・販売・賃貸管理・アフターメンテナンスまでを提供しています。
防音賃貸マンションに住みたい方とのコミュニケーション手段として、そして友だち登録の促進を目的としてLinyを導入し、LINE公式アカウント単体で運用していた時と比較して登録率180%を実現しました。今回、Liny導入時のご担当である茶谷様と運用を担われている権田様にお話しを伺いました。
Liny導入の効果
まず、弊社物件の成約経路には2パターンあります。一つは仲介会社経由、もう一つは自社で集客するケースです。 弊社は設計から行っているため、物件についての知識が豊富です。お客様により寄り添えるのは、自社で集客する場合だと考えており、この比率を高めていくミッションがあります。
自社での集客を強化するため、物件をお探しのお客様から気軽にお問い合わせいただけるように、LINE公式アカウントを導入しました。
LINE公式アカウントを導入する前は、お客様との接点がホームページしかなく、そこからメールもしくは電話で問い合わせをいただいていました。
ですが、メールで情報を入力してもらったり、電話をかけてもらったりなどは、お客様の手間がかかります。もっと気軽に問い合わせができるものがないかと模索してたところで、LINEの導入に辿り着きました。
外部要因と内部要因があります。外部要因としては、防音マンション業界に大手デベロッパーの参入が増え、競争が激しくなってきた背景があります。そこで、より自社の集客を強化する必要がありました。
内部要因では、弊社が成長期に入ったということがあります。管理物件数が増えていくにつれて、より多くの入居者の方を募集する必要があるため、リード数を増やしていかないといけません。ここに非常に課題を感じている中で、LINE公式アカウントだけだとできることが限られるというところがありました。より色々な施策を実施したいと考え、Linyの導入を検討し始めました。
「診断ゲーム」や「空室待ち登録」などの仕組みは、LINE公式アカウントだけでは作れません。そのような細かな施策にも、取り組んでいきたいと考えていました。
Linyを導入している友人がいまして、それで問い合わせをしてみようと思ったことがきっかけです。直接問い合わせをしたところ、今の営業担当の方に対応いただきました。
他の企業のツールも見ていたのですが、御社の営業担当の方とやり取りさせていただく中で、本当に信頼できる方だと思いました。担当の方が決め手と言ってもいいぐらい、非常にお世話になりました。その様子から判断し、導入後のサポートも期待できると感じて決めたところはありますね。
入居者募集を目的としてLINEを活用しているので、基本的には「空室情報などの一斉配信」と「個別のお問い合わせ対応」を行っています。
LINE公式アカウントだけで利用していた時と比べると、Linyを導入してかなり使いやすくなりました。LINE公式アカウントではできなかったんですが、Linyであれば管理画面上で顧客情報の管理が可能です。
先ほど茶谷からもお話しした通り、「空室待ち」として各物件に待たれてるお客様がいらっしゃいます。どの物件にどのお客様がお待ちなのかを、Liny上で一括管理しています。さらに、ご希望条件などの詳しい情報もLiny上で管理することができます。
はい。弊社の部署はシフト勤務なので、休みの日は別の者が対応する場合もあるのですが、Linyの管理画面に顧客情報がまとまっているので引き継ぎも大変スムーズです。
後々気づいたことなんですが、従来の自社の運用では「空室待ち」の情報はスプレッドシートで管理しており、空き物件がでた時の検索に手間がかかっていました。第1希望から第3希望まであったので、3回検索をする必要があったんです。それが、Linyのタグで希望物件の登録をしておくと、検索欄からすぐに検索でき、一覧で表示されるので効率が格段にアップしました。
1つの物件を調べるのに7-8分かかっていたものが1分以内には検索できます。調べる物件の数も多いので非常に助かっています。今まではそれが手間だと気づいていなかったのですが、Linyを活用することで思わぬ業務効率化ができました。
友だち登録後に、初回のアンケートを自動送付しています。簡単な選択肢付きの質問を5つほど送付し、タップで回答してもらいます。その情報を元に、条件に見合った物件があれば提案するような流れです。
従来のメールでのお問い合わせですと、希望条件などを手入力で羅列してもらう必要がありました。そうなると入力の手間もかかるので、返信率があまり高くなかったり、連絡が途絶えてしまったりする方もいらっしゃいました。メールなどの返信率が83%だったところが、Linyのアンケートを導入することで92%まで向上しました。
はい、9割以上の方がアクションを下さるので、本当にすごく良かったと思います。Linyを有効活用することで、お客様としっかりコミュニケーションが取れるようになったと感じています。
はい、友だち登録を促す施策としてメインで実施しています。簡単な質問にタップで回答してもらい、それらの情報を基にお客様の希望に合う物件を自動で送付しています。
導入する前と比較して、 年間で180%ほどの友だち登録数がありました。このように友だち数が増えると、やはり導入の効果があったと感じています。
同じ部署の社員からは、お客様が知りたい情報をリッチメニューですぐに提供できるようになったという声がありました。
「防音マンション」の特性上、お部屋によって細かなルールがあります。例えば「どれぐらいの音を出してもいいのか」や「どんな楽器はOKなのか」などです。お客様からこのような質問をいただくことがありますが、今までは営業時間外にいただいた連絡は、回答するまでにお時間がかかったり、翌営業日になってしまったりと、すぐに知りたくても知れないといった状況がありました。
ですがリッチメニューからお客様が知りたい情報にアクセスできるようにしておくと、リッチメニューをタップするだけでいつでも情報提供ができます。タイムラグがなくなったことにより、お客様に寄り添った情報提供ができているのではないかという声が社員からあがっています。
初回の自動アンケートの返信率が92%とお伝えしましたが、できる限り100%に近づけたいと思っています。そのための内容や、手間にならない質問数などを調整しながら、取り組んでいきたいと思っています。
新たな施策では、Linyの新機能としてリリースされた「フレックスメッセージ」も活用していきたいです。
弊社の商材を考えると、例えば「防音体験の様子」や「部屋の様子」などの動画を配信するのも面白いのではないかと考えています。
あとは、くじや抽選なども活用しながら各種キャンペーンなども取り入れていきたいです。
※本事例は2024年10月時点での情報です。
※インタビューの内容は、インタビュー当時のLiny及びLINE公式アカウントで提供されている機能に基づいています。
企業名:ツナガルデザイン株式会社
事業内容:特許技術を活かした防音賃貸マンションの不動産販売事業、不動産管理事業、建築設計事業を展開
公式サイト:https://tsunagaru-design.co.jp/
サービスサイト:https://www.soundproof.jp/
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