《日本体育大学》
成川 友邦 様
日本体育大学クリニック・アレックス東京 事務室 事務長
《学校法人日本体育大学》
坂戸 隆文 様
法人事務局 総合企画部 部長
《医療法人アレックス》
山本 真由 様
日本体育大学クリニック・アレックス東京 受付医療事務 責任者
「日本体育大学クリニック・アレックス東京」は、日本体育大学のキャンパス内にある診療所です。2025年1月、医療法人アレックスとの提携を強化し、運営体制の見直しに着手。その一環として、LINEを活用した予約システムをLinyで構築しました。その結果、診療報酬が大幅に改善。
今回は、成川様・坂戸様・山本様に、導入の背景や成果について伺いました。
Liny導入の効果
本クリニックは、日本体育大学の中にある診療所です。診療所としての役割に加え、教育や研究への協力、アスリートのメディカルサポート、地域医療への貢献を行っています。
診療時間が3時間と限られており、経営的には難しい面がありました。
そこで、医療法人アレックスにご協力をいただくことで、医師の勤務や経営面でのアドバイスを受け、様々な改革を進めています。
診療の予約枠がなかなか埋まらないという課題がありました。そこで、24時間いつでも予約や変更ができて、患者様にとって使いやすい予約の仕組みを導入したいということで、Linyの導入に至りました。
電子カルテに内蔵されている予約システムを利用していました。患者様がご自身で予約取得ができるわけではなく、電話や窓口で依頼をいただいて、スタッフが入力する形式です。
患者様がご自身で24時間いつでも予約が取れるようになったことで、予約関連の電話件数が7-8割ほど減少しました。これまで予約取得や変更のために来院される方もいらっしゃいましたが、そちらも患者様ご自身での操作へと変わっていっています。また、学生からご高齢の患者様まで幅広い年代の方にご活用いただいています。
はい、ご高齢の方もLINEから予約を取られています。登録時はサポートが必要なケースもありますが、1、2回一緒に操作をすると、次からはご自身で予約される方が多いです。
学生や入学希望者が登録できる日本体育大学のアプリがあるのですが、アプリ内にLINEの予約への導線を作っているので、そこからの登録もあります。
今までは「電話が繋がりにくい」という状況もありましたが、現在はLINE経由での予約が増えてきているので、そのような状況は改善されました。電話が減っただけではなく、電話対応の時間を他の業務に回せるようになっています。
操作がシンプルなため、どのスタッフでも操作方法をすぐに覚えられ、設定ができました。サポート体制もしっかりしているので、わからないことも聞きやすく、導入してよかったと思いました。
はい。患者さんにLINE経由で個別にメッセージをお送りしています。
例えば、診療時間の変更や休診連絡があった場合、以前は患者様に電話連絡をしていました。そうすると、特に授業中の学生さんは電話に出ることができず、何度も連絡をする必要がありました。
現在は、一度電話して繋がらない方にはLINEでメッセージを送り、連絡をしています。LINEを利用することで、患者様への連絡がスムーズにできるようになりました。
他にも、お会計誤りが発生した場合や予約確認などの連絡の際にもLINEを活用しています。
再連絡の手間が減り、業務が効率化しました。
今年2025年の1月からLinyを活用した予約システムの運用を始め、4-6月で色々な医療体制や改革、整備に取り組んできました。
その結果、業務の最適化が進み、この3ヶ月での診療報酬が、前年同月比で大幅増となりました。診療時間が3時間という限られた中で、この成果は本当に大きいと感じています。
オペレーションの最適化、スムーズなインフォメーションから始まり、実際の診療への流れが効率的になりました。体感としても数字としても嬉しい結果が出ています。
1月に導入してまだ半年というところもあり、月によってばらつきがありますが、予約枠はだいぶ埋まってきています。診療報酬にも結びついているので、導入した効果はしっかりと出ていると感じています。
まず、学生については毎年入学してくるので、増加のポテンシャルがあります。
一度LINEに登録してもらえれば、友人が怪我をした時や、部活で何かあった時に「すぐ予約しよう」と思えますし、卒業してから予約が入る場合もあります。
一般の方に向けては、医療法人アレックスと提携をしている関係がありますので、近所にお住まいの方へのご紹介や、相互での紹介が可能になりました。
あとは、2025年1月に当院の名称変更を行った関係で、近隣の折り込みチラシも検討しています。チラシにLINE予約のQRを入れて、予約や利用に繋げる取り組みです。
デジタル施策を中心に取り組んでいますが、紙媒体の効果もかなりあります。近隣の方々に紙媒体が届くことで、地域の繋がりによる認知効果も期待できるのではないかと思います。近所の方に紹介してもらったことをきっかけに、当クリニックに来られる方も何人もいらっしゃるんです。
予約の仕組みを開始して半年ほどなので、さらに半年運用をして1年を振り返った際に、また成果についてのお話ができればと思います。
その間にも、施策についてのご相談ができればと思います。いつも親身に対応していただいているので、導入してとてもよかったです。
※本事例は2025年7月時点での情報です。
※インタビューの内容は、インタビュー当時のLiny及びLINE公式アカウントで提供されている機能に基づいています。
大学名: 日本体育大学(日本体育大学クリニック・アレックス東京を運営)
※学校法人日本体育大学は、日本体育大学の設置法人
クリニック概要:スポーツ選手の怪我の治療、予防・アドバイスや、学生・関係者、地域住民の方々も対象に、スポーツに起因しない怪我や病気の診断・治療も提供
公式サイト::https://www.nittai.ac.jp/
クリニックHP::https://www.nittai.ac.jp/about/facility/clinic/
企業名:AR-Ex Medical Group
事業内容:スポーツ整形外科専門クリニック・グループ。長野県、東京都、埼玉県にクリニックを展開。
公式サイト:https://ar-ex.jp/
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