LINE公式アカウントでお問い合わせ対応をおこなっている場合、友だちが増えてきたりお問い合わせ数が増えてくると、「対応を効率化したい」「似たようなお問い合わせが多いので自動化したい」という課題を抱えることがあります。
この記事では、LINE公式アカウントやLINE公式アカウントの拡張ツール「Liny(リニー)」を活用した、「よくあるお問い合わせ」への対応効率化の方法をご紹介します。
「よくあるお問い合わせ」への対応方法【3選】
よくあるお問い合わせの対応方法には、いくつかの種類があります。ここでは、以下の3つの方法をご紹介していきます。
- リッチメニューから「よくある質問」ページに誘導する
- 自動応答で「よくある質問」を送付する
- テンプレートで質問を絞り込む
順番に見ていきましょう。
1. リッチメニューから「よくある質問」ページに誘導する
自社でホームページを運営している場合は、ホームページ内に「よくある質問」ページを用意し、LINE公式アカウントのリッチメニューから誘導することができます。
【LINE公式アカウント活用】ホームページに遷移させる
LINE公式アカウントのリッチメニューの機能を用いると、自社ホームページに誘導が可能です。
例えば、リッチメニュー内に「よくある質問」のメニューを作成します。このメニューをタップして、ホームページ内の「よくある質問」ページへ遷移させます。ページ内で質問が解決されれば、問い合わせ対応の手間が省けます。
【Liny活用】LINE内にホームページを表示出来る
Linyを利用すると、LINEの画面内でホームページを閲覧することができ、利便性が高まります。
例えば、リッチメニュー内の「よくある質問」ボタンをタップすると、LINEのトーク内でページを表示できます。LINE内でページが表示されたことが直感的にわかりやすく、離脱の防止につながります。
2. 【LINE公式アカウント活用】自動応答で「よくある質問」を送付する
自動応答とは、友だちから送付されたキーワードに反応して、事前に設定しておいたメッセージが自動で送られるというものです。リッチメニューと自動応答を組み合わせることで、よくある質問を表示させることができます。
参考:LINE公式アカウントの応答メッセージの使い方【自動応答の設定方法】
例えば、リッチメニューの「よくある質問」をタップすると、カードタイプメッセージが送付され、質問の種類を表示させることができます。カードタイプメッセージにはリンクを設定できるため、それぞれのページに遷移して回答の確認が可能です。
3. 【Liny活用】リッチメニューでよくある質問を絞り込む
こちらはLinyを利用した場合の対応方法です。
Linyのリッチメニュー機能では、タブ形式のメニューを表示させることができます。よくあるお問い合わせのタブを作成すれば、リッチメニューからお問い合わせの種類を選択することが可能です。
Linyのリッチメニューは、タップできる区画を自由に設定することができるため、お問い合わせの種別を細かく設定することも可能です。
参考:LINEリッチメニューを出し分け・タブ切り替えする方法
まとめ
LINE公式アカウントのチャットを利用してお問い合わせ対応をしていると、運用コストがかかってしまうことも少なくありません。
よくあるお問合わせは効率的に対応することで、運用の手間を省くことができます。LINE公式アカウントの機能を活用したり、Linyを併用したりすることで、よりよいLINE公式アカウントの運用を行いましょう!