LINE公式アカウント

【最新】LINE公式アカウントの運用にかかる費用・料金はいくら?

2020年3月23日

LINEアカウント運用にかかる費用と料金はいくら?

LINEアカウント運用にかかる費用と料金はいくら?

この記事では、LINE公式アカウントの料金プランに関する解説をしていきます。

「開設にかかる料金」と「毎月の運用で必要な費用」が、それぞれいくらになるのか見ていきましょう!

【料金についての補足】 2023年6月1日より、「LINE公式アカウント」の料金プランが改定されました。 改定の詳細は「【準備必須】2023年6月LINE公式アカウントの料金プランが改定に!」を、ご確認ください。

この記事では、最新の料金プランの説明をしていきます。

LINE公式アカウントの開設にかかる料金

LINE公式アカウントの開設自体には費用はかかりません。無料で開設をすることが可能です。

LINE公式アカウントには、LINEの審査を通過した「認証済アカウント」と、審査を必要としない「未認証アカウント」がありますが、どちらも無料です。

認証済みアカウントと、未認証アカウントの違いについては、「 LINE公式アカウントの審査とは?認証済みのメリットについて 」の記事でご確認ください。

LINE公式アカウントの運用にかかる費用

LINE公式アカウントには3つの料金プランがあり、有料プランの場合は毎月プランに応じた料金が発生します。

全てのプランで同じ機能が利用できますが、ひと月に送信できる「メッセージ通数」が異なります。

次から料金プランについて、細かくご紹介していきます。

3つの料金プラン比較

先述したように、どのプランでも、同じ機能を用いることができるため、3つの料金プランの違いは、「ひと月に送信できるメッセージ通数」と「追加メッセージの送信可否」のみです。

プラン 料金 メッセージ通数 追加メッセージ
コミュニケーション

プラン

0円 200通 不可
ライトプラン 5,000円(税別) 5,000通 不可
スタンダードプラン 15,000円(税別) 30,000通 ~3円/通(税別)
「追加メッセージ」とは、「メッセージ通数」をオーバーして送信する場合のメッセージのことです。スタンダードプランの場合のみ、「追加メッセージ」の送信が可能です。

追加メッセージは、超過になる1通あたり〜3円の料金がかかります。〜3円となっているのは、追加メッセージの通数によって、料金が変わるためです。追加メッセージ料金の詳細は、「スタンダードプラン追加メッセージ料金テーブル」をご覧ください。

メッセージ通数のカウント方法は?

LINE公式アカウントでは、3つの吹き出しまでを一通としてカウントします。

複数の吹き出しを活用

さらに、LINE公式アカウントで、友だちに送信するメッセージは、全てメッセージ通数としてカウントされるわけではありません。

カウントされるメッセージ

  • メッセージ配信(絞り込み配信)
  • ステップ配信

カウントされないメッセージ・投稿

  • チャットのメッセージ
  • あいさつメッセージ
  • 応答メッセージ(自動応答)
  • VOOM投稿

補足:Messaging APIを利用している場合

LINE公式アカウントにはMessaging API(詳細「Messaging APIの概要」)という機能があります。利用されている場合は「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」はカウント対象、「Reply API」はカウント対象外となります。

カウント対象外のメッセージや投稿も併用しながら、メッセージを配信していくことで、メッセージ通数の削減につながります。

ひと月のメッセージ通数を計算してみよう!

「どのプランを選べば良いのか」を考える時には、メッセージ通数を試算する必要があります。

シミュレーションをする場合の、基本的な計算方法は

送信回数 × ターゲットリーチ = メッセージ通数

です。

ただし、送信のたびに、ターゲットリーチが異なる場合は、送信回数ごとに、ターゲットリーチを足し算する方が良いでしょう。

補足:ターゲットリーチとは?

ターゲットリーチとは、実際にメッセージが配信される人数のことです。

ブロック中と属性が不明なアカウントには届かないので、ターゲットリーチ数からは省かれます。

また、メッセージの配信先を絞り込む「絞り込み配信」を利用する場合は、絞り込まれた人数が、ターゲットリーチ数となります。

例えば、

  1. (ブロック中・属性不明を除く)友だち500人にメッセージを送信する場合は、ターゲットリーチが500人
  2. 女性だけを絞り込んでメッセージを送信する場合は、ターゲットリーチが300人
ターゲットリーチ

ターゲットリーチの例

例として、月に4回メッセージを送信する場合、各プランのターゲットリーチ数のイメージは以下になります。

プラン

無料通数

ターゲットリーチ数

コミュニケーションプラン

200通まで

50人×4回)

ライトプラン

5,000通まで

1,250人×4回)

スタンダードプラン

30,000通まで

7,500人×4回)

 

シミュレーションについては、「LINE公式アカウントの料金プランの選び方【費用シミュレーション】 」の記事でも詳しくご紹介しています。

料金プランの変更について

月によっては、配信数が多かったり少なかったりと、変動することもあります。

LINE公式アカウントの良い点は、月単位での料金プラン変更も可能になっていることです。

そのため、配信数が多い月は、配信数の多いスタンダードプランにし、配信数が少ない月は真ん中のライトプランというように、配信数に合わせて柔軟にプランを変更することができます。

アップグレードをする場合

月の途中からでも、アップグレードが可能です。その場合、差額分を支払うことで、差分の通数が付与されます。

ダウングレードをする場合

月の半ばでダウングレードをする場合は、翌月から適用されることになります。即時の変更はされないため、ご注意ください。

有料のプレミアムIDについて

オプションプランとして、LINE公式アカウントプレミアムIDを有料(年間1,200円(税別))で利用することができます。

LINE公式アカウントIDというのは、企業アカウントごとに割り当てられた個別のIDで、ユーザーがこのIDをLINEアプリで検索して友だち追加が出来る、というものです。

通常は、@マークとランダムの英数字で作成された「ベーシックID」が自動発行されます。

プレミアムIDを購入すると、これを任意の文字列に変更ができるため、ユーザーが見た時にわかりやすいIDやブランディングにつながるようなIDにすることができます。

例えば、店舗名やサービス名などの希望する文字列を設定してIDを取得することができます。

まとめ

LINE公式アカウントの開設は無料でき、毎月の運用も無料プランも含めた3つの料金プランが用意されています。

ひと月にどれぐらいメッセージを配信するのかを見積もり、それに合わせたプランを選ばれるとよいでしょう。

無料プランでも全ての標準機能が利用できますので、少しでもご興味がある場合は気軽に始めてみることをおすすめいたします!

また、メッセージ配信では、絞り込み配信を行い、「欲しい人に、欲しい情報を届ける」考え方が前提になってきました。

絞り込み配信については「 LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法も解説! 」の記事も併せてご覧ください。

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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