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【開発不要】LINE公式アカウントのアプリ的活用術

2023年1月25日

【開発不要】LINE公式アカウントのアプリ的活用術

【開発不要】LINE公式アカウントのアプリ的活用術

近年のスマートフォンの普及により、アプリを活用し、独自のサービスを提供する企業が増えてきています。

しかしアプリ開発には時間もお金もかかるため、導入を迷われている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、LINE公式アカウントを使って、アプリのような自社サービスを提供している実際の事例を、導入メリットを交えてご紹介します。

LINE公式アカウントでアプリ的活用を行うメリット

①開発費が不要

自社アプリを導入しようとした場合、開発のためには高額の費用や長い開発期間が必要となります。しかしLINE公式アカウントならアカウント開設は無料です。

さらにコンテンツの設定も簡単に行うことができます。

LINE公式アカウントなら開発費が不要

LINE公式アカウントなら開発費が不要

②コンテンツの更新、変更が社内で完結できる

例えば抽選システムをアプリで作成した場合、デザインや当選確率、プレゼント内容を変更するには、開発会社へ依頼が必要です。

しかしLINE公式アカウントなら、運用者自ら設定を変更することができ、短時間での修正が可能です。

専門知識がなくても設定・修正が可能

専門知識がなくても設定・修正が可能

参考記事:Liny導入事例-滋賀県
https://line-sm.com/interview/case_shigaken.html

③アプリのダウンロードが不要

アプリは開発次第で独自サービスを展開できる便利なツールです。しかし、利用の際には自分の携帯にアプリをダウンロードしなくてはならないというデメリットも存在します。

一方でLINE公式アカウントを利用するために必要なLINEアプリは、スマホユーザーの8割以上が利用しており、新たにアプリをダウンロードする必要がありません。

また普段から利用しているアプリであることから、携帯の容量がなくなったからと、アンインストールされる心配もありません。

アプリをダウンロードする必要がない

アプリをダウンロードする必要がない

④友だちの反応スピードが早い

アプリにはプッシュ通知機能があり、新しい配信があった際に通知を送ることが可能です。しかし専用アプリとなると、サービスを利用する時しか開かないという方も多いのではないでしょうか?

一方でLINEは普段から利用しているアプリのため、利用頻度が高く、配信に気付くまでの時間も短い傾向にあります。この開封までの時間の短さを活かして、クーポン配布キャンペーンの実施などを行うことも可能です。

友だちの反応スピードが早い

友だちの反応スピードが早い

LINE公式アカウントで実現できるアプリ的活用例

LINE公式アカウントは友だちにメッセージや画像を配信するツールと考えている人は多いと思います。しかし近年たくさんの機能が開発され、メッセージ配信以外の場面でも活用できる便利なサービスとなっています。ここではLINE公式アカウントで実現できるアプリ的な機能について紹介していきます。

  • クーポン・抽選
  • ショップカード
  • 電話・ビデオ通話(LINEコール)
  • チャットボット
  • アンケート(リサーチ機能)

クーポン・抽選

LINE公式アカウントの「クーポン」機能は、LINE公式アカウントの管理画面で、簡単にクーポンを作成し、友だちに配信することができる機能です。

さらにクーポンには「抽選」機能をつけることもでき、LINE公式アカウントの管理画面で、抽選を作成し、友だちに配信することが可能です。友だちが抽選にチャレンジすると、あらかじめ設定しておいた確率で、「当たり/ハズレ」が表示され、当たりの方には、クーポンを配信することができます。

https://img.line-sm.com/blog/wp-content/uploads/2020/05/22145041/1.jpg

会員登録するともらえるクーポンの例

ショップカード

ショップカード機能は、LINE内で作成できるポイントカードです。店舗などで発行される「ポイントカード」をLINEアプリ内に設置できます。

QRコードを読み込むことで、ポイントを貯める事ができ、設定しておいた数のポイントが溜まったら、特典と交換することが出来ます。

https://img.line-sm.com/blog/wp-content/uploads/2020/10/24133230/33fdc23f628c4d6501d709ef719fbe0f.jpg

ショップカードの例

チャットボット

チャットボットとは、人が応対するのではなく、プログラムが自動で会話を行う仕組みをさします。LINE公式アカウントには、チャットボットとして使える以下の「2つの機能」が提供されており、これらを組み合わせることで対応を自動化することが可能です。

1.「応答メッセージ」

「応答メッセージ」は、2種類あります。キーワード問わず一律で同じメッセージを返答する「一律応答」と、ユーザーから送られてきたキーワードに反応して、あらかじめ設定したコンテンツを自動返信する「キーワード応答」が利用できます。

2.「Messaging API」の利用

Messaging APIとは、LINEヤフー社が提供している仕組みで、LINEを通じたコミュニケーションを行うアプリを独自で開発することが出来るサービスです。

Messaging APIを利用すると、柔軟に、自由に、チャットボットの仕組みを実装することが出来ますが、利用するには別途システム開発が必要です。

電話・ビデオ通話(LINEコール)

LINEコールは、ユーザーからLINE公式アカウントに無料で通話やビデオ通話ができるサービスです。 URL/QRコードから通話をかける、無料で店舗の電話に転送できるなど、通話に関する便利な機能を提供しています。

電話・ビデオ通話(LINEコール)

引用元:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/linecall/

LINEコール|LINE for Business

アンケート(リサーチ機能)

アンケートを作成し、そのページをメッセージ配信やタイムラインなどから友だちに向けて配信し、回答を集計することができます。

LINE公式アカウントアンケート(リサーチ機能)

チェックをつけて回答する

LINE公式アカウントを活用するデメリット

導入メリットの多いLINE公式アカウントですが、以下のようなデメリットも存在します。

①LINEを利用していない人やスマホを持っていない人への訴求が難しい

LINE公式アカウントの登録にはLINEアプリのダウンロードが必要です。LINEを登録していない人は配信を受け取ることはできません。またスマートフォン以外の端末(PCやタブレット)でLINE公式アカウントを開いた場合、リッチメニューが表示されない場合があるため、訴求内容が弱くなるというデメリットがあります。

しかし、LINEの利用率は増加の一歩を辿っており、生活インフラとして定着しています。またLINEは他のSNSと異なり、利用者の年齢層も幅広いことから、新しい情報訴求の方法として活用するメリットは大きいと言えるでしょう。

LINE公式アカウントの利用状況

幅広い層に活用されているLINE

②配信数によっては有料プランになる

LINE公式アカウントの開設や利用は無料ですが、送信するメッセージ数に応じて有料プランの利用が必要です

メルマガよりも訴求効果の高いLINE公式アカウントですが、201通以上のメッセージ送信の場合は有料プランを利用する必要があります。

無料のコミュニケーションプランは月に200通しか送信できないため、通数にカウントされない「チャット」「応答メッセージ」などを併用する必要が出てくるかもしれません。

【料金についての補足】 2023年6月1日より、「LINE公式アカウント」の料金プランが改定されました。 改定の詳細は「【準備必須】2023年6月LINE公式アカウントの料金プランが改定に!」を、ご確認ください。

③運用負担が増える

実際にLINE公式アカウントを開設すると、メッセージ配信だけでなく、リッチメニューやあいさつメッセージなど各種設定が必要となります。また友だちとの個別のやり取りを行う場合は、スタッフによる個別対応・運用・管理が必要となるため、業務が増えるというデメリットが発生します。

一方で、「自分が求めている情報が届く」、「メールよりも気軽にコミュニケーションが取れる」など、LINE公式アカウントを活用することで友だちにたくさんのメリットを提供することが可能です。

またメールからLINE公式アカウントに切り替えることで、友だちとのコミュニケーションが増えることで、エンゲージメントが高まるという運用者のメリットもあります。

 

LINE公式アカウントのデメリットを克服し、相乗効果を生み出すツール、Liny!

①メッセージ配信数を削減

LINE公式アカウントの運用には配信数に応じた費用が発生します。そのため、メッセージ配信数をいかに削減できるかが、費用負担を減らすための鍵となります。
Linyでは、友だちを属性情報などで絞り込み、配信を行うセグメント配信が可能です。この機能を活用することで、情報を届けたい友だちだけにメッセージを配信することができ、配信数も削減することができます

Linyによるセグメント配信

友だちの属性ごとにピッタリな配信が行えるセグメント配信

②自動効率化機能で運用負担を軽減

Linyには友だち対応を自動化するための機能が充実しています。例えば、申し込みフォームや予約画面の作成機能もあり、友だち情報の取得や予約を自動で行うことができます。

LINE公式アカウントによる予約管理

③CRM機能で相乗効果を生み出す

LINE公式アカウントでアプリのようなサービスを提供するだけでも、新規顧客の獲得や売上増加には効果があります。しかし、獲得した友だちの情報を管理・分析し、有効活用することでその効果は飛躍的に向上します。

Linyは、LINE公式アカウントのCRMツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントには無い「顧客管理」や「パーソナライズ配信」が実現します。

https://img.line-sm.com/blog/wp-content/uploads/2022/02/24131639/5fff508e328782702ab408391feb5e36-1024x345.png

参考記事

まとめ

  • LINE公式アカウントを活用することで、費用も時間もかけずに、新しいwebサービスを導入できる
  • 一方で運用負担やコストが増える可能性もある
  • サポートツールを導入することで、デメリットを減らし、効果を最大化することが出来る

LINE公式アカウントのサポートツールには沢山の種類がありますが、業種問わず多くの企業や官公庁に選ばれている「Liny」のご利用をお勧めします。

LINE公式アカウントによってwebコンテンツを充実させ、獲得した友だちに適切なアプローチを行ったことで、「お客様からの問い合わせや売上が増えた!」というお声も多くいただいております。

ぜひこの機会に、Linyを活用したLINE公式アカウントの運用を始めて、売上などのさらなる拡大に役立ててください。

LINE公式アカウントの運用効果を最大化する
LINE活用サポートツールLiny

Linyとは、日本全国の企業3,500社*が導入している、 LINEをより活用するためのサポートツールです。
*OEMを含む

顧客とのやりとりの中で、好みの属性を自動で収集・管理することができ、
集めた顧客情報をもとに、一人ひとりの嗜好に合わせた情報だけを配信できるので
反応率・売上のUPにつながり、運用負担も軽減します。

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  • この記事を書いた人

石田

ソーシャルデータバンク株式会社にて営業とサポート担当を兼務。 Linyの販促・広告宣伝を担当していた経験と営業でお客様からいただく声をもとに、皆様のアカウント運営に役立つような情報を配信すべく、ライターとして活動中です。

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