集客やマーケティングなどビジネスにLINEを使うなら、専用の「LINEビジネスアカウント」 が必要です。
この記事では、LINEビジネスアカウントの作成方法、料金プラン、ログイン方法、基本機能まで、ビジネス利用に必要な知識をまとめて解説します。
LINEビジネスアカウントとは?
企業・法人・店舗が利用するビジネス用のLINEアカウントは「LINE公式アカウント」と呼ばれます。個人用LINEアプリではなく、ビジネス利用にはこの公式アカウントを開設して運用します。
ビジネス用のLINEは「LINE公式アカウント」のみ
以前はビジネス用のLINEサービスとして、「LINE@」「LINEカスタマーコネクト」「LINEビジネスコネクト」など複数ありましたが、現在はすべて「LINE公式アカウント」に統一されています。
LINE公式アカウントの2つの種類
LINE公式アカウントには次の2種類があります。
- 認証済アカウント:LINEヤフー社の審査を通過したアカウント
- 未認証アカウント:審査を通過していないアカウント
開設直後はすべて「未認証アカウント」となります。審査は開設時、または管理画面から好きなタイミングで申請可能です。
認証済アカウントになるメリットについては、以下の記事で紹介しています。
LINE公式アカウントの料金プラン
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあり、どのプランでも基本機能は同じです。
LINE公式アカウントの基本料金
- コミュニケーションプラン:無料
- ライトプラン:5,000円
- スタンダードプラン:15,000円
※すべて税別の月額料金となります。
違いは「無料メッセージ通数」と「超過配信の可否」です。
最初は無料の「コミュニケーションプラン」で運用をスタートし、友だち数や配信数が増えたら、必要に応じて有料プランに切り替えましょう。
▼料金プラン表
プラン名 | 月額料金 | 無料メッセージ数 | 超過時の配信 |
コミュニケーションプラン | 無料 | 200通 | 不可 |
ライトプラン | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通 | 可能(従量課金) |
LINE公式アカウントの作成方法
アカウントは以下のステップで作成できます。
- LINE公式アカウントの公式サイトにアクセスして、「LINE公式アカウントを始める」を選択
- LINEヤフーBusiness ID(ビジネスID)の作成
- LINEアカウントで登録:普段のLINEと連携*
- メールアドレスで登録:SMS認証が必要
- *個人LINEと紐付けても、友だちに個人情報が表示されることはありません。
- 管理画面ログインページからログインし、アカウント情報を設定
2025年6月以降、新規作成には「ビジネスマネージャー」との接続が必須になっています。初めて利用する場合は組織を作成し、既存組織がある場合は選択して接続します。
アカウント作成の詳細については、以下のページで説明しています。
LINE公式アカウントの主な機能
LINE公式アカウントには、個人向けLINEにはない集客機能が揃っています。
- メッセージ配信:友だちに一斉にメッセージを配信
- 自動応答メッセージ:質問や問い合わせに自動返信
- クーポン/抽選:LINEで作成/配信
- ショップカード:デジタルショップカードの作成
- リッチメニュー:トークの下部に固定できるオリジナルメニュー
これらを活用することで、集客やリピーター獲得を効率的に行えるのがLINEビジネスの大きなメリットです。
機能のまとめは以下で紹介しています。
よくある質問
Q. LINEビジネスアカウントは無料で使えますか?
A. 無料プラン(コミュニケーションプラン)があります。基本機能はすべて利用可能です。
Q. LINEビジネスアカウントはいくつまで作れますか?
A. 個人・法人を問わず、1つのビジネスIDで100個までLINE公式アカウントを作成できます。店舗やブランドごとに使い分けが可能です。
Q. 普通のLINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違いは何ですか?
A. 個人用LINEは1対1のやり取りが基本ですが、LINEビジネスアカウントは友だちへの一斉配信やクーポン配布など、集客・販促に特化した機能を備えています。
まとめ
LINEのビジネス用アカウントは「LINE公式アカウント」のみ。開設も運用も無料で始められます。
これからLINEビジネスを本格的に活用したい方は、機能の基本に加え、成功事例や運用のコツを学んでおくと成果につながりやすいでしょう。
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