LINE公式アカウントを運用していると、「イベントへの参加申し込み」「キャンペーン応募」「会員登録」など、様々な取り組みで申し込みフォームを利用することがあります。
この記事では「LINE公式アカウント」およびLINEのサポートツール「Liny」で、効果的に申し込みフォームを運用する方法についてご紹介します。
LINE公式アカウントで申し込みフォームを作る方法は?
LINE公式アカウントには「申し込みフォーム」を作成する機能はありませんが、メッセージ配信を「申し込みフォーム」的に活用することができます。
チャット機能を活用してユーザーに必要情報を入力してもらい、スタッフが手動で返信対応を行い、タグをつけることで、申し込み管理が可能です。
後日、タグをつけたユーザーのみを絞り込んでメッセージ配信ができます。
ただし、チャット機能を使って申し込みを受け付ける場合、以下のような課題が生じることがあります。
- 返信に手間がかかる
- タグやメモ欄で申し込み状況を管理する必要がある
- 定員がある場合、申込み順を把握するのが難しい
- 対応漏れなどが発生して、問い合わせやクレームにつながる可能性がある
- 2025年3月(予定)以降、無料の範囲で作れるタグが5個、付与は1個までと制限される(参考:LINE公式アカウントのチャットProオプションとは?チャット機能が変更に!)
このような課題を解決する場合は、当社の「Liny」のようなLINE公式アカウントのサポートツールを活用することになります。
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない様々な機能が活用できます。これにより、細やかなセグメント配信や顧客管理が実現します。
Linyを活用して申し込みフォームを作る2つの方法
Linyでは、2つの機能を利用して、申し込みフォームを作成できます。
- 「回答フォーム機能」で申し込みフォームを作る
- 「予約機能」で申し込みフォームを作る
順番にご紹介します。
1.「回答フォーム機能」で申し込みフォームを作る
Linyには、「回答フォーム機能」があり、フォームを作成しユーザーに回答してもらうことで、情報の蓄積や活用が可能になります。フォームは、テキスト、年月日、都道府県、資料の添付など幅広い項目に対応しています。
Linyの回答フォーム機能には、以下の特徴があります。
- 申し込み後に、申し込み完了メッセージを自動送信できる
- 申し込み内容はGoogleスプレッドシートに連携することができる
- 申し込み内容はユーザーごとの管理ページに自動蓄積される
- 申し込みをしたユーザーだけを絞り込みでき、配信などに活用できる
2.【予約機能】で申し込みフォームを作る
Linyには、日時を選択して予約を受け付けることができる「予約機能」があります。予約機能は定員数の設定も可能なので、定員を設けるイベントや、日時を指定して来店予約をする場合などに活用できます。
予約機能には、以下の特徴があります。
- リマインド配信が自動で行える
- 予約情報と友だち情報を紐付けできる
- 申し込みの受付・キャンセルが自動で管理できる
LINEから気軽に予約ができるため、ユーザーの利便性も高まります。
参考:Linyの予約機能
Linyの申し込みフォームの活用事例
Linyの「回答フォーム機能」と「予約機能」を活用しているお客様の事例をご紹介します。
【活用事例1】回答フォームを作成して、会員登録の仕組みを実現
「BLANC」は、株式会社新大人総研が運営する40代以上の女性を対象としたLINEコミュニティプラットフォームです。LINEで会員登録すると、イベントの紹介や新商品のアンケート依頼、モデル案件の紹介などが行われます。
BLANCの会員登録では、Linyの回答フォーム機能で作成した申し込みフォームが利用されています。
このフォームにより収集した情報を用いれば、年代別の案件紹介を行うためのセグメント配信が可能になります。
詳細:【導入事例】自社システムの構築不要。導入しやすい費用感で会員管理を実現!
【活用事例2】予約機能で、商品予約の申し込みフォームを作成
百貨店のトキハでは、商品予約にLinyの予約機能を活用しています。
LINEで商品予約の告知ができ、そのまま予約申し込みに繋げられる利便性から、Liny導入後に商品予約で最高額の売上を達成されました。さらに、予約数をもとに発注を行うことで、商品の在庫ロスや品切れを防ぐことに成功しています。
引き取り時間を指定することができるため、忙しくなる時間帯にはスタッフの数を増やすなどの調整も可能になっています。
まとめ
LINE公式アカウントには、申し込みフォームを作成する機能はありません。そのため、チャットで申し込みのやり取りを手動で行うか、LinyなどのLINE公式アカウントのサポートツールを利用することになります。
Linyを利用すれば、用途に応じた申し込みフォームを簡単に利用することができます。申し込みフォームの活用をご検討されている場合は、是非Linyの詳細をご確認ください。