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LINE公式アカウントのタグ付けとは?使い方と注意点を解説

2022年10月17日

LINE公式アカウントのタグ付けとは?使い方と注意点を解説

LINE公式アカウントのタグ付けとは?使い方と注意点を解説

LINE公式アカウントのタグ付け機能は、絞り込み配信や、チャット管理にとても役立ちます。

一方で、「どのように使ったらいいの?」「活用方法や注意点はない?」という疑問をお持ちの方も多い機能です。

この記事では、タグ付けの活用方法から注意点まで、詳しく解説していきます。

LINE公式アカウントのタグ付けとは?

LINE公式アカウントでは、チャットができる友だちに「タグ」を付けて、顧客管理をすることができます。さらに「タグ」がついている友だちだけに、メッセージを一斉送信することも可能です。

例えば、以下のようなタグを作って、運用ができます。

  • 顧客種別:「新規顧客」「リピーター」「VIP」
  • 誕生日月:「誕生月:1月」「誕生月:5月」
  • 来店月:「来店:1月」「来店:2月」
  • 来店予約:「予約あり」

ユーザー1人に対して最大10個までタグを付けることができます。

LINE公式アカウントのチャットタグの使い方

では、チャットタグの作り方・使い方を「PC」と「スマホ」それぞれで説明していきます。

PCでチャットタグを使う場合

まず、タグを作っていきます。

LINE公式アカウントの「チャット」をクリックして、チャット画面を開きます。

チャット

「チャット」タブをクリック

 

チャット画面が開くので、左のメニューから「チャット設定」をクリックし、「タグ」を選択します。ここで、作成されているタグのリストを確認したり、タグの新規作成が可能です。

チャットタグ

「チャット設定」→「タグ」の順番でクリック

次に、ユーザーにタグを付けていきましょう。

左のメニューから「チャット」をクリックし、該当の友だちを選び、名前の下にあるタグの編集ボタンをクリックします。

タグの編集

友だちごとにタグを付ける

タグは、すでに作られている既存のタグから選んだり、この画面内で新規に作成することもできます。また、タグを削除することも可能です。

タグを追加/削除

タグを追加/削除できる

スマホアプリでチャットタグを使う場合

まず、タグを作りましょう。

LINE公式アカウントのアプリを開き、チャットメニューを選択します。

メニューからチャットを選択

メニューからチャットを選択

右上の設定をタップします。

設定ボタンをタップ

設定ボタンをタップ

チャットの選択項目表示されるので、タグを選びます。

タグを選択する

タグを選択する

この画面で、タグの新規追加、修正、削除などを行うことができます。

タグリスト

タグの修正、追加、削除ができる

次に、友だちにタグを付与します。

該当の友だちのチャット画面を開き、右上の下矢印マークをタップします。

下矢印マークをタップ

下矢印マークをタップする

そして、ユーザーのプロフィールを管理をタップします。

ユーザーのプロフィールを管理

ユーザーのプロフィールを管理をタップ

ここで、タグの付与/削除などが可能です。

タグの編集

タグの編集が可能

LINE公式アカウントのタグの3つの活用方法

チャットタグが活用される3つのシーンをご紹介します。

【絞り込み配信】タグを付けた人に一斉送信する

LINE公式アカウントのメッセージの一斉送信では、特定のチャットタグを付与しているユーザーを指定して、メッセージを送信することができます。これがタグの活用方法として、最もよく利用されます。

例えば、以下のような配信が可能です。

  • 「誕生月」の方だけに、お誕生日クーポンを送る
  • 「リピーター」の方だけに、リピーター特別割引セールの案内を送る

チャットタグを指定してメッセージを送る場合には、事前に「オーディエンス」を作成する必要があります。オーディエンスに関しては、以下の記事を参考にしてください。

【ステップ配信】チャットタグオーディエンスによる条件分岐を設定する

ステップ配信では、条件によってメッセージを分岐させることができます。この条件の設定でもオーディエンスとして「チャットタグ」を指定することができます。

ステップ配信

ステップ配信の条件分岐で、チャットタグオーディエンスを利用する

ステップ配信については、以下の記事も参考にしてください。

【顧客管理】タグを付けた人をチャットリストで絞り込む

チャット欄には、チャットができる友だちのリストが並んでいます。この中から、特定のタグがついているユーザーを絞り込むことができます。

例えば、複数のタグで絞り込んで、該当のユーザーを確認することができます。

複数タグで絞り込み

複数タグで絞り込みができる

チャットタグ利用時の5つの注意点

チャットタグの利用には、注意点もあります。しっかりとポイントを押さえて運用を行いましょう!

1. タグは1人最大10個まで追加できる

冒頭でもお伝えしましたが、タグは1人のユーザーに対して、最大10個まで追加することができます。11個以上は追加できないので、ご注意ください。

2. タグの作成は最大200個まで

タグは全部で200個まで作成することができます。200個をどのように利用するのかは、事前に設計しておく方が安全です。

3. タグ付けは自動ではできない

タグ付けは、基本的には手動で行います。先ほどご紹介したように、チャットができるユーザーの画面から、個別にタグ付けをします。

4. 一斉送信の際、選択可能なタグの上限は10個

一斉送信で「タグ」を指定してメッセージを送る場合、複数のタグを選択することができます。選択可能なタグの上限は10個までです。

5. チャットができる人にしかタグ付けは利用できない

LINE公式アカウントの友だちとチャットをするためには、友だちから何らかのメッセージを送ってもらう必要があります。友だちからメッセージ送信があったことをきっかけに、その友だちを確認し、チャットの利用が可能になるという仕組みです。

チャットができない友だちには、タグ付けもできないのでご注意ください。

たとえ友だちが100人いたとしても、メッセージを送ってきた友だちが10人であれば、チャットができる友だちは10人のみとなり、タグ付けが利用できるのも10人です。

チャットの詳細については以下の記事もご確認ください。

タグをもっと活用したい方へ

LINE公式アカウントのタグは、「顧客管理」や「絞り込み配信」で活用できるとお伝えしました。

一方で、

  • タグの最大数や選択数に上限がある
  • タグ付けは基本的には手動で行わないといけない

などの制限があります。

もしも、もっと自由にタグ機能を利用したい!という場合には、LINE公式アカウントだけではできないので、当社のLinyのような、LINEのサポートツールを併用することになります。

詳細は以下の記事をご覧ください。

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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