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ユーザー属性や行動で表示切り替えができるLINE公式アカウントセグメントリッチメニューの活用事例

2018年5月29日

LINE@セグメントリッチメニューの活用事例

LINE公式アカウントの有料プランで利用できる機能に、「リッチメニュー」というものがあります。

これはどんな機能なのかというと、LINEのトーク画面の下に、バナーのようなメニューを表示することができます。

メリットとしては、目立つ位置に表示されるため、ユーザーに気づいてもらいやすく、高いクリック率でコンテンツへ誘導ができる…というものです。

LINE公式アカウントの運用で成果を出している企業のアカウントはどれもリッチメニューを積極的に使っている印象があります。

ですので、まだリッチメニューを使っていない…という方は、ぜひ活用してみましょう。

そんな効果抜群のリッチメニューなのですが、セールスマネージャーLiny(リニー)を使うと、より便利にリッチメニューを使うことができるようになります。

今回はセールスマネージャーLinyのリッチメニュー活用事例についてご紹介したいと思います。

通常のリッチメニューとどう違うのか?

まず、セールスマネージャーLinyのリッチメニューですが、次のような特徴とメリットがあります。

【特徴】

1000個までメニューが作れる
セグメント表示ができる
自由な形とデザインのものが作れる

【メリット】

ユーザーの属性や行動に合わせてリッチメニューを変化できる
邪魔にならない高さのメニューを作って反応を高められる

通常のリッチメニューではセグメントができません。

しかし、メッセージに限らずリッチメニューもユーザーの属性や行動に合わせて切り替えたほうが効果的なのは言うまでもありません。

例えば、非会員向けのメニューや、会員向けのメニュー、興味があるジャンルごとに違ったメニューなど、マス的な全体を対象にしたリッチメニューを表示するよりも、一人ひとりに合わせたパーソナライズされたメニューを表示してあげたほうが、ユーザーにとっても親切ですし、便利だと思いませんか?

また、リッチメニューは目立つ反面、トーク画面の面積の半分を覆ってしまうので、場合によっては通常配信したメッセージの邪魔になってしまい、メッセージリンクのクリック率に悪影響が出たり…なんてデメリットが起きたりする事もありますが、セールスマネージャLinyのリッチメニューは高さを自由に調整することができるので、メッセージ配信の邪魔をしない高さでメニューを作ったりする事ができるようになります。

LINE公式アカウントの自由度を高める!セールスマネージャーLinyの"可変リッチメニュー"活用事例

ユーザーごとにセグメント表示ができたり、高さを自由に調整することができるLinyのリッチメニューですが、どんな活用ができるのか?いくつか事例をご紹介します。

非会員と会員で違ったリッチメニューを表示「リッチメニュー会員証」

LINE公式アカウントに登録した人の中で、非会員(未購入)の人と会員(購入経験があり)の人とでリッチメニューを出し分けすることで、非会員の人には商品やサービスのページへと誘導するようなメニューを表示し購入につなげます。

初回限定のクーポンなどをメニューに追加しておくと効果的です。

逆にすでに購入経験のある会員の人には、リピーター向けの割引き企画への誘導や、購入ごとにポイントが蓄積され、よりサービスをお得に利用ができるような「ロイヤルカスタマー向けのリッチメニュー表示」などを行うと効果的です。

リッチメニューの切り替えでコンテンツ回遊を促す

Linyのリッチメニューは簡単に切り替えができます。

リッチメニューのボタンを押すと、別のメニューを表示させる事もできるので、オウンドメディアなどを運用している場合は、人気記事やジャンル別の記事へジャンプできるようなメニューを作っておくと、LINE公式アカウント経由でのオウンドメディアコンテンツの回遊率を高めることができます。

SEO対策によるオウンドメディアへの集客だけでなく、LINE公式アカウントでもユーザーを囲い込んでおくことで、新しいコンテンツができたタイミングでお知らせる事ができ、PV数やアクセスを増やすことができます。

よくある質問や顧客対応をメニューで解消する仕組みを作る

お客様からの対応をすべてスタッフが返信する…というのは工数がかかり骨の折れる作業となることがあります。

そんな時に活用したいのが、リッチメニューに「よくある質問」コンテンツを盛り込んでおく…というものです。

料金や商品・サービスに関する不安を事前に解消できるコンテンツをリッチメニューに設置しておくことで、お客様が自主的に進んで悩みや疑問を解消することができるので、スタッフの運用負担を軽減することができます。

担当者ごとに違った「顔」のリッチメニューを表示する

担当者ごとに違った「顔」のリッチメニューを表示

担当者という中の人を表示することでコミュニケーションに温かみが出ます

セールスマネージャーLinyを使えば、流入経路ごとセグメント分けができます。

この機能をリッチメニューと組み合わせることで、担当者の顔が表示されるメニューを、担当者ごとに獲得したLINE友だち限定で表示させる事ができます。

例えば、治療院や美容室、賃貸販売やブライダル業などの担当スタッフが接客し、LINE公式アカウント登録したものに限っては、メニューに「あなたの担当をさせて頂く近藤です」というようなメニューを表示させる事でユーザーに対して安心感を与えることができます。

これは複数の店舗を一つのアカウントでまとめている場合に非常に効果を発揮します。

なぜなら、企業アカウントというものは本来、担当者の顔が見えにくいものです。

どうしても顔が見えないと、「一方的・機械的・マスメディア的・どこか冷たい」…印象を与えてしまいまがちです。

しかし、実店舗の接客と同じ様に、1対1の接客担当者の顔が見えるほうが、ユーザーにとってはコミュニケーションが取りやすい…というメリットがあります。

残念ながら、LINE公式アカウントのアカウントは1つにつき、1つのアイコンが割り当てられてしまいますが、リッチメニューで担当者の顔を個別に表示することで、パーソナル感を演出することができ、それが1対1トークのコミュニケーションへと発展します。

あなたのLINEメッセージをちゃんと私(担当者)が受け取っていますよ!だから安心して相談してくださいね♪…

といったコミュニケーションの受け皿や入り口はかなり強力な戦術なのです。

大きな企業や複数店舗を構えるような会社こそ、担当者という中の人の「顔」をどんどん出していきましょう。

利用店舗や地域別にパーソナライズされたメニュー表示をする

こちらは上記の活用法と似ています。

よく利用する店舗や地域別にパーソナライズされたリッチメニューを表示することで、ユーザーの関心度を高め、クリック率やキャンペーンへの参加率向上に期待ができます。

リッチメニュー内にプラットフォームを構築する

予約やお問い合わせ、商品の再購入、会員ページや専用コンテンツへのアクセス…など、LINE内でユーザーがアクションを起こせるようなプラットフォームを構築することで、ユーザーのLINE活用率を高めることができます。

要するに、LINE公式アカウント内でないと特定のコンテンツにアクセスができなかったり、LINE公式アカウントを使って会員証を表示し店舗で読み取る…というような仕組みができていれば、ブロック率も軽減する事が可能です。

なぜなら、ブロックをしてしまうと、会員証を表示したり…ができなくなるからです。

LINE公式アカウントに登録していないと、できることが制限されてしまう…という状況を作ることで、ユーザーがLINE公式アカウントを使わざるを得ない…という状況に持っていくことができます。

もちろん、ユーザーにとって便利で価値を感じるようなプラットフォームにするという事が大前提ですが、このような仕組みを構築することができれば、より効果的なLINE公式アカウント運用ができるようになります。

まとめ

この様にセールスマネージャーLinyのセグメントリッチメニュー戦略を活用することで、LINE公式アカウント運用の幅が広がります。

メッセージ配信と連動させて、ユーザーが行動したくなる仕掛けをリッチメニューで実現してみましょう。

きっと高い反応を取ることができます。

実際に、セールスマネージャーLinyのLINE公式アカウントでも、セグメントリッチメニューの機能を体験することができます。

一体どれだけ便利で可能性のある機能なのか?今すぐ登録して体験してみてください。

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  • この記事を書いた人

近藤 剛

WEBマーケター/マーケティングライター LINE@の機能をより便利にする、顧客管理システム「LINEセールスマネージャーリニー」の営業やマーケティング戦略を担当。企業に導入のサポートやアドバイスを行っている。 WEB販促ブログも運営中。

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