LINE公式アカウントを運用している方で、2つ以上のアカウントを作成されたい場合もあるでしょう。
この記事では、「複数のLINE公式アカウントを作成することはできるのか」「どうやって作成するのか」「複数アカウントのメリット・デメリットは何か」についてご紹介していきます。
1つのLINE公式アカウントなのに、まるで複数アカウントを運用しているように、ユーザーごとに異なるメッセージの配信やリッチメニューを設定するなら、LINEのマーケティングツール「Liny」がおすすめ!
LINE公式アカウントは複数作れるか?
LINE公式アカウントは複数作成することができます。なんと、1つのIDで、100アカウントまで作成が可能です。
複数アカウントの作成方法
LINE公式アカウントの2つ目以降のアカウントの作成方法を、以下の順にご紹介します。
- PC(Web)から作成
- スマホアプリで作成
1.PC(Web)から作成する方法
LINE公式アカウントの管理画面にログインし、左サイドメニューの「作成」をクリックします。
アカウント作成画面が表示されるので、ログイン情報を入力し、確認をクリックすれば作成完了!
2.スマホアプリで作成する方法
まず、LINE公式アカウントのアプリを開き、左上の3本線をタップします。
「+アカウントを作成」をタップします。
作成画面でアカウント情報を入力し、確認をタッチすれば完成です。
複数のアカウントを作成するメリット・デメリット
3つのメリット
①ブロックの防止
まず重要なのが、ブロック率を下げることです。
例えば、東京と大阪で2店舗運営しているお店があったとします。東京のお店の情報は、東京の店舗に来る顧客だけに配信をしたいのですが、一斉配信(*)を利用する場合は大阪の店舗の顧客にもメッセージが届いてしまいます。大阪の顧客にとっては、東京の店舗の情報は煩わしく感じてしまい、ブロックに繋がる恐れがあります。
「東京用のLINE公式アカウント」「大阪用のLINE公式アカウント」と分けることで、その店舗を利用する友だちにのみ、情報を配信することが可能です。
(*) 絞り込み配信を利用することもできますが、利用するには配信対象者が100名以上という制約があります。
②チャット管理が容易に
チャットを利用している場合、アカウントを分けることで、やり取りの管理がしやすくなります。
先ほどの例をイメージしてください。東京と大阪の店舗で1つのLINEアカウントを運用しており、予約をチャットで受けているとしましょう。
友だちが予約のチャットをしてくれた場合、東京、大阪のどちらの店舗なのかを確認する必要が出てきます。また、友だちのチャットへの対応も、東京/大阪のスタッフのどちらが対応するのか、という運用上の課題も出てきます。
アカウントが分かれていれば、どの店舗の予約なのか、どの店舗のスタッフが対応するのかも自ずと決まってきます。
③無料メッセージの200通がアカウントの数だけ手に入る
コミュニケーションプランのLINEアカウントでは、月に200通のメッセージを無料で配信することができます。複数アカウントがあれば、この200通分の無料メッセージはアカウントの数だけ利用することができます。
3つのデメリット
①設定・運用の量が増える
複数のLINEアカウントを運用する場合、当たり前ですが設定や運用の量が増えてしまいます。LINE公式アカウントのプロフィールの設定、タイムラインの更新、リッチメニューの作成、応答メッセージの設定なども、アカウントの数だけ行う必要があります。
②集客もそれぞれで必要
友だちを集めるのも、それぞれのアカウントごとで行う必要があります。友だちの数も分散してしまうので、アカウントが1つの時よりも友だち数が少ないアカウントのように見えてしまうでしょう。
③配信メッセージ数によっては、料金が高くつく
メリットでは、コミュニケーションプランの場合、200通の無料メッセージが手に入るとお伝えしました。
一方で、配信メッセージ数によっては、アカウントを分けることで高くなる場合があります。
例えば、毎月4,000通のメッセージを配信していたアカウントを月2,000通×2アカウントに分けた場合、
- ライトプラン × 1アカウント:5,000円
- ライトプラン × 2アカウント:10,000円
となります。
配信メッセージ数によって、計算が異なってきますので、一度シミュレーションしてみると良いでしょう。
複数アカウントの運用を「簡単に」「効果的に」したいなら...
複数アカウントを運用していると、運用の手間が増えたり、友だちに重複してメッセージを送付してしまうこともあります。
- 集客や、設定・運用の手間を増やしたくない
- ブロック率も下げたい
- 1対1のやり取りもわかりやすくしたい
こんな課題や希望をお持ちの場合は、LINEのマーケティングツール「Liny」の導入をおすすめします。
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1つのLINE公式アカウントなのに、まるで複数アカウント運用しているように顧客に見せる方法は、以下の記事でご紹介しています。