LINE公式アカウントを利用している人や、利用を検討している人の中には「オープンチャットと何が違うの？」という疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
また、2023年6月のLINE公式アカウントの料金改定により、「メッセージ通数を削減するためにオープンチャットを活用する方法はないの？」と調べている方もいるかもしれません。
この記事では、以下の3点をご説明していきます。
- オープンチャットとLINE公式アカウントの違い
- LINE公式アカウントとオープンチャットを連携できるのか？
- オープンチャットの作成・参加方法
配信効果を上げながらも、メッセージ通数を削減する方法をお探しの方は、LINEのマーケティングツール「Liny」もご検討ください。
LINEのオープンチャットとLINE公式アカウントの違い
LINEの「オープンチャット」と「LINE公式アカウント」は、異なるサービスです。LINEアプリの関連サービスという点では同じですが、サービスの目的が異なります。
「オープンチャット」とは、テーマごとに作られた「トークルーム」に参加して、そこに集った人たちと、相互に会話ができるサービスです。友だちになってない人とも、共通の話題でトークができます。トークルームごとに、自分の名前やアイコン画像が変えられるのが特徴です。LINEの友だちには、自分が入っているトークルームは知られません。
「LINE公式アカウント」とは、お店や企業用のLINEアカウントです。友だちになったユーザーに対して、お知らせを配信をしたり、クーポンやポイントカードなどの集客用の機能などがあり、お店とユーザーを繋ぐためのサービスです。友だち追加すると、LINE公式アカウントの配信が受け取れたり、チャットができるアカウントでは、お店や企業と「1：1のチャット」が可能です。他の友だちには、チャットの内容は見えません。
「オープンチャット」と「LINE公式アカウント」の特徴・違いをまとめました。
| オープンチャット | LINE公式アカウント | |
| 用途 | テーマごとに作られた「トークルーム」に参加し、LINEの友だちになっていない人とも会話ができる。 | お店や企業用の「LINEアカウント」。友だちに情報を配信したり、クーポンを送ったり、リッチメニューで情報を提供することができる。 |
| 名前とアイコンの変更 | トークルームごとに変更可能 | 変更不可 |
| チャット（トーク）の形式 | トークルームのメンバー同士でトークができる。 | チャットが可能なアカウントの場合は、LINE公式アカウントの運用者と友だちが1：1でチャットができる。他の友だちにはチャットの内容は見られない。 |
| 料金 | 無料 | 送付するメッセージ通数別に料金プランあり |
| 参加人数制限 | 5,000人（2023年4月時点） | なし |
| 公開範囲 | 「全体公開」「参加の承認」「参加コードの入力」の３タイプ | なし（QRコードやURLを知っていれば誰でも参加可能） |
オープンチャットはLINE公式アカウントと連携できる？
「オープンチャット」と「LINE公式アカウント」を連携することはできません。LINE公式アカウントから、オープンチャットは作成できないのです。
ただし、オープンチャットをLINE公式アカウントで紹介することは可能です。
オープンチャットの作成方法（iOS）
まずLINEアプリを開き、トーク画面を開きます。
オープンチャットは、「トーク」画面の右上のボタンをタッチすると表示できます。
トークから「オープンチャット」アイコンをタッチ
オープンチャットの新規作成アイコンをタッチします。
オープンチャットの新規作成
ここで、オープンチャットの説明を入力します。
オープンチャットを作成
次に、オープンチャット用のニックネームとアイコン画像を設定します。
プロフィールを作成する
これで完成です！オープンチャットの作成方法は、動画でも紹介されています。
オープンチャットの参加方法（iOS）
LINEアプリの「トーク」画面の右上のアイコンから、オープンチャットを開きます。
オープンチャットを開く
すでに作成済みのオープンチャットが表示されるので、自分の興味があるトークルームを選択します。
興味があるテーマのオープンチャットを探す
そうすると、プロフィールの変更画面が表示されます。好きなニックネームと画像を設定すれば、参加ができます。
プロフィールを作成する
まとめ
オープンチャットは、テーマに合わせて「トークルーム」を作成したり、すでに作成されている「トークルーム」に参加して、トークルームに集ったメンバーと会話を楽しむサービスです。
一方でLINE公式アカウントは、お店や企業とユーザーを繋ぐためのサービスです。集客やチャットサポートで利用されます。
ぜひ、用途に合わせて、それぞれのサービスを利用してみてください。
