LINE公式アカウント Linyについて マーケティング

LINE公式アカウントで友だちや顧客情報を取得・管理する方法

2020年10月19日

友だち情報

LINE公式アカウントで友だちとチャットをすると、友だちに関する情報を取得することが出来ます。その情報をLINE公式アカウント内に蓄積して活用したい!と思われる方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、LINE公式アカウントの友だち情報を管理する方法をご紹介していきます。

友だちの情報を取得するタイミング

LINE公式アカウントで友だちの情報を取得するタイミングは、友だちと1:1のチャットをしている時が多いでしょう。

例えば、チャットを使って予約を受け付けた場合は、「ユーザーの予約日時」を取得できます。

チャットで予約を取る

チャットで予約を取る例

取得したユーザー情報の保存場所

では、取得したユーザーの情報はどうすればいいでしょうか?

何もしなければ情報はチャット画面以外には残りません。そのため、分かりやすい場所に情報を残しておくことが重要です。

LINE公式アカウントには、チャット機能の中に4つの保存先が用意されています。

チャット画面

チャット画面

  • 友だち名
  • タグ
  • 担当者
  • ノート

それぞれ見ていきましょう。

友だち名

表示される友だち名を変更する事ができます。

LINEの友だちはニックネームを用いていることが多いので、管理がしやすいように本名や管理用の名前を友だち名に記載すると良いでしょう。ここで変更した名前を変更しても、友だち側には通知されません。

タグ

友だちにタグを付けることが出来ます。

タグの追加

タグはLINEで一斉配信をする際の「絞り込み」の対象として利用することが出来ます。つまり、同じタグが付いている人に向けた、メッセージの配信が可能です。また、タグがついている人だけを除外することも可能です。

例えば、3月来店したユーザーには、「3月来店」というタグを付けておき、このタグが付いている方だけに特別クーポンを配信する、などの運用が可能です。タグは複数つけることが出来ます。

タグは、一斉配信の絞り込み(セグメント配信)の対象に出来るということを前提に活用することをおすすめします。

担当者

LINE公式アカウントの管理権限があるメンバーを、担当者として選択することが可能です。

チャット画面で、自分の担当顧客だけを絞り込むこともできるため、顧客フォローの際に役立ちます。

担当者の付与

担当者を付けることができる

ノート

ノートはメモのように使える機能です。

お客様の特徴や前回の注文内容など、記録しておきたいことを残しておくと良いでしょう。

ノートの使い方例

ノートは複数追加することが可能です。

LINE公式アカウントで詳細な「顧客管理」をしたい!

今までご紹介したように、LINE公式アカウントで友だち情報の取得・蓄積も可能ですが、LINE公式アカウントの拡張ツール「Liny」を併用すると、LINE公式アカウントのユーザーの詳細な「顧客管理」を行うことが出来ます。

Linyでは、LINE公式アカウントの友だち一人ずつに、「顧客情報ページ」を用意しています。

Linyの顧客管理ページの例

Linyの顧客管理ページの例

顧客情報ページの情報欄は自由に作成することが出来、友だちに紐づく様々な情報を入力し管理・活用することが可能です。

文字情報だけではなく、PDFや画像なども保存することが出来ます。

筆者の体験談。

Linyを人材紹介事業で活用していたころ、ユーザーから履歴書の画像をLINE公式アカウントに送ってもらい、それをLiny上で保存する運用にしていました。

ユーザーの情報はすべてLinyで管理し、顧客カルテのように利用することが出来るので、顧客管理システムを導入すること無く、Liny一つで容易に管理することが出来ました。

さらに、Linyでアンケートや質問を送り、LINEで回答してもらうと、回答内容が自動的に顧客管理ページに入力されます。別途管理のためにデータをコピペする、などの作業も不要です。

Linyを使った顧客管理の活用事例

第一建設株式会社の事例です。

新築住宅事業、アパート賃貸の仲介、不動産の分譲、リフォーム&リノベーション、家具のご提案・販売など、「住まいと暮らし」に関わる様々な事業を展開されていますが、運用しているLINE公式アカウントは1つ。

Linyを併用して、多様なニーズがあるユーザー情報を管理されています。

Liny導入前は、イベントで手書きのアンケートを利用されていました。イベント後に集計し、社員が1件1件対応をして情報を保存していくのが大変だったとのこと。

Linyを用いてからは、イベントに来られたお客様にまずはLINEに友だち登録してもらい、「求めている情報はなんですか?」というアンケートフォームを自動的に送る仕組みを作られています。友だちの回答は、自動的にLinyの顧客情報ページに入力されるため、セグメント配信に活かすことができます

Linyを利用すると、このようなアンケートの送付・回答・情報の蓄積が簡単に出来ます。

Linyで顧客情報を取得・顧客管理するメリット

LINE公式アカウントでは、1:1のチャットの中で顧客情報を取得し、その情報を基本的には「タグ」か「ノート」に入力するという方法で顧客管理します。

一方、Linyを利用すると、顧客情報の取得は、1:1のチャットはもちろんの事、「アンケートの送付」「2択の質問をタップしてもらう」「サイトにアクセスしたかどうか」など、ユーザーのアクションの一つ一つを顧客情報として、自動的に「顧客情報ページ」に蓄積していくことが出来ます。

その顧客情報を元に、最適なメッセージ配信を行うことが出来、LINE公式アカウントの配信効果を高めます。

LINE公式アカウントで更に効果を出したい方へ

Linyには、顧客管理ページ以外にも、以下のような機能を提供しています。

  • リッチメニューの切り替え機能
  • セグメント配信機能
  • アンケートへの回答フォーム機能  など

LINE公式アカウントで更に効果を出したい方は、是非Linyの導入もご検討ください。

また、LINE公式アカウントの使い方や、効果を出す運用方法が知りたい方は、以下のセミナーがおすすめです。無料なので是非ご覧ください。

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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