LINE公式アカウント

LINE公式アカウントのメッセージ数のカウント方法と課金対象

2021年4月1日

メッセージカウントアイキャッチ

LINE公式アカウントは、「メッセージ配信数」によって料金プランが変わります。配信コストを抑えるためには、メッセージ配信数の仕組みを知ることが重要です。

この記事では、「どのメッセージが課金対象になるのか」「メッセージ数はどのようにカウントされるのか」について解説していきます。

LINE公式アカウントのプランと従量料金

LINE公式アカウントは送信するメッセージ通数によって、プランと従量料金が決まります。

LINE公式アカウントの料金表を見てみましょう。


プランごとに、無料メッセージ通数と追加メッセージ従量料金が記載されています。

スタンダードプランでは、無料メッセージ通数を超過した場合、追加メッセージ従量料金分が加算されることになります。

【料金についての補足】 2023年6月1日より、「LINE公式アカウント」の料金プランが改定されました。 改定の詳細は「【準備必須】2023年6月LINE公式アカウントの料金プランが改定に!」を、ご確認ください。

追加メッセージ従量料金について

スタンダードプランの従量料金は、追加配信数が多ければ多いほど1通あたりの単価が下がります。

例えば、

  • 友だち20,000人
  • 1ヶ月の配信5回

この場合、合計通数は20,000人×5回=100,000通となります。

30,000通までは無料メッセージ内におさまりますが、70,000通が超過しています。 この70,000通に対して追加料金がかかっていきます。

(3円×50,000通)+(2.8円×20,000通)=150,000円+56,000円=206,000円

従って、206,000円が追加メッセージ料金となります。詳しい料金については以下の表をご覧ください。

追加メッセージ料金テーブル

引用元:https://www.linebiz.com/static/jp/docs/line-official-account-price-table.pdf

補足:メッセージ通数がリセットされるのはいつ?

メッセージ送信数は、毎月月初にリセットされます。毎月、無料メッセージ通数が利用できます。

全てのメッセージが「メッセージ通数」としてカウントされるわけではない

しかし、全てのメッセージがメッセージ通数としてカウントされるというわけではなく、「メッセージ通数としてカウントされるメッセージ」と「カウント対象外のメッセージ」があります

課金対象になるメッセージ

どのメッセージが「メッセージ通数としてカウント対象になるのか」「超過した場合に課金対象となるのか」を見ていきましょう。

LINE公式アカウント内で利用できるメッセージ送信機能と、メッセージ通数としてカウントされるもの(超過した場合に課金対象となるメッセージ)を紐付けた表がこちらです。

カウント対象メッセージ

補足:Messaging APIを利用している場合、「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」は課金対象、「Reply API」は対象外です。

この表の通り、「メッセージ配信」と「ステップ配信」で送信されるメッセージが、課金の対象となると覚えてください。

LINE公式アカウントのメッセージ数カウント方法

では次に、メッセージのカウント方法についてご説明します。メッセージのカウントは、「1吹き出し=1回」ではありません。

LINE公式アカウントの「メッセージ配信」「ステップ配信」では、3吹き出しまでを1回と考えます。

メッセージ数のカウントは、「メッセージの送信回数」 × 「送信した友だちの数」 となります。

複数の吹き出しを活用

そして、【メッセージを送った回数 × 送信された友だちの数】で月のメッセージ通数がカウントされます。

例えば、月に4回、150人にメッセージを送信した場合は、4 × 150 = 600通 となります。

複数の吹き出しの作成方法

複数の吹き出しを作成するにはどのようにすれば良いでしょうか? LINE公式アカウントのメッセージ配信を例にご説明します。

LINE公式アカウントにログインし、メッセージを作成します。

以下のオレンジで囲まれた部分が、メッセージを作成していく場所です。「+追加」というボタンが有り、ここで1回の配信で送信する吹き出しを3つまで追加することが出来ます。

 

吹き出しの追加

複数の吹き出しを用いて、効果的にメッセージを送信しましょう。

まとめ

LINE公式アカウントのメッセージ通数は、

  • メッセージ配信
  • ステップ配信

が対象になり、3吹き出しまでを、1回としてカウントされます。

この仕組を覚えておき、最適な料金プランを選択して、LINEの運用を行いましょう。

また、配信コストを抑えて運用するための方法は以下の記事にも記載しています。

合わせてご覧ください。

 

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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