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LINE公式アカウントの抽選付きクーポンの作成方法と使い方

2020年5月25日

LINE公式アカウントの抽選付きクーポンの作成方法と使い方

LINE公式アカウントの抽選付きクーポンの作成方法と使い方

LINE公式アカウントの「抽選付きクーポン」は、抽選にチャレンジして当たりが出ると、獲得できるクーポンです。LINE公式アカウントのクーポン機能で作成できます。

この記事では、抽選付きクーポンの作成方法と効果的な使い方を解説していきます。この記事を読んで、LINE施策のバリエーションを増やしましょう。

LINE公式アカウントの「抽選付きクーポン」とは?

LINE公式アカウントの抽選付きクーポンは、クーポンの一種です。抽選にチャレンジして、「あたり」がでた方にのみ、クーポンが付与されます。

通常のクーポンを送付する時よりも、ゲーム感覚で楽しんでもらえます。イベントやキャンペーンなどでの活用がおすすめです。

当選確率は1%〜99%まで設定できます。また、当選の上限を設定することも可能です。

友だちが抽選を実施する際の流れ

友だちが抽選を行う流れをご紹介します。

まず、友だちが抽選付きクーポンを受け取ります。抽選にチャレンジすると、抽選中になり、当選するとクーポンが獲得できます。

抽選の流れ

抽選の流れ

抽選活用のメリット

抽選付きのクーポンを利用することで、以下のようなメリットが期待できます。

  1. 抽選が手軽に実施できる
  2. イベントやキャンペーンで活用することで、企画を盛り上げやすい
  3. 当選確率や当選の上限人数を設定できるので、高額・希少なプレゼントを設定しやすい

クーポン機能の一部ではありますが、抽選機能を盛り込むだけで、通常のクーポン配信とは異なる用途で活用ができ、LINE施策の幅が広がります。

抽選付きクーポン活用時の注意点

抽選付きクーポンは、通常のクーポンとは異なる特徴があるため、活用する際には以下の点に注意する必要があります。

  1. 友だち増加施策としては適さないことがある
  2. 当選確率が低いと、抽選意欲が下がる可能性がある

1つ目は友だち増加施策としては適さないことがあるという点です。筆者の実体験をお話しします。友人とあるラーメン店に入り、「友だち追加で味玉無料!」というポップがありました。友だち追加したところ、あいさつメッセージで抽選が配信され、チャレンジしたところ「ハズレ」がでました。せっかく友だち追加をしたのにハズレが出てしまい、がっかりしてしまいました。どうやら友人も「ハズレ」が出たらしく、その瞬間、友人はそのLINE公式アカウントを「ブロック」しました。

このように、そのお店のLINE公式アカウントを友だち追加して初めて経験するのが「ハズレ」の場合、ユーザーの体験価値は「楽しい感情」よりも「負の感情」が強くなってしまい、ブロックにつながってしまうのは想像に難くありません。友だち増加を目的とする場合は、素直にクーポンを配信することをおすすめします。

2つ目は当選確率が低すぎると、抽選意欲が下がる場合があることです。イベントなどでごく少数の人だけが当選することが周知されている場合は別ですが、抽選に参加してハズレが出ると、落胆につながる可能性がありますハズレ用のクーポンの発行はできないので、運用面でのカバーや、当選確率を適度に設定するなどの工夫が求められます。

定期的に抽選を実施する場合も同様です。ハズレが続くとユーザーのフラストレーションが溜まる可能性があるので、3回に1回は当選する確率にするなど、楽しんでもらえる範囲での設定や活用をおすすめします。

抽選付きクーポンの設定方法

抽選の設定方法をお伝えしていきます。ちなみに、「当選確率」と「当選者数の上限」の設定以外は、クーポンの設定と同様です。

まず、LINE公式アカウントの管理画面にログインします。サイドメニューの「クーポン」を選択し、「クーポン作成」をクリックします。

クーポンを選択

サイドメニューから「クーポン」を選択

獲得条件の選択画面が開くので、「抽選」を選びます。

抽選を選択

抽選を選択

補足:獲得条件について

クーポン機能には、3つの獲得タイミングが設定できます。

  1. 条件なし:通常のクーポンの配信。友だち追加した人なら、誰でも利用できるクーポン
  2. 抽選:抽選に当たった人だけが利用できる抽選付きクーポン
  3. 友だち紹介:紹介された人が該当のアカウントを友だち追加した場合に利用できるクーポン。紹介した人もされた人も両方がクーポンを獲得できる

「通常のクーポン(条件なし)」「友だち紹介クーポン」については、以下の記事でそれぞれ詳しく紹介しています。

参考:LINE公式アカウントのクーポンの作成方法と使い方を解説

参考:LINE公式アカウントの友だち紹介クーポンとは?

この画面で、抽選の項目を設定していきます。

抽選付きクーポンの設定

抽選付きクーポンの設定

  • 獲得条件:前の画面で設定した条件の「抽選」が表示されます
  • クーポン名:友だちに表示される画面です。何のクーポンなのか分かりやすい名前にしましょう
  • 有効期限:開始日時と終了日時を必ず設定する必要があります
  • 写真:画像を利用することができます。訴求効果が高まるので、画像を用いましょう
  • 利用ガイド:初期状態で一般的なものは入力されていますが、必要に応じて修正・加筆しましょう
抽選付きクーポンの設定(続き)

抽選付きクーポンの設定(続き)

  • 当選確率:1%〜99%の間で設定します
  • 当選者の上限:「なし」か「人数」を設定します
  • LINEヤフーサービスへの掲載:「掲載する」を選んだ場合、クーポンがLINEヤフーサービスにも掲載されるため、新規友だちが獲得できる可能性があります
  • 使用可能回数:1回のみか、上限なし(何度でも使える)を選択します
  • クーポンコード:オンラインショップなどで、クーポンの利用時にクーポンコードを入力してもらう場合などに設定します。また、画像形式のバーコードやQRコードの画像を、クーポン画像とは別にアップロードすることができます
  • クーポンタイプ:5種類のクーポンタイプ(「割引」「無料」「プレゼント」「キャッシュバック」「その他」)から選択します
  • 利用条件:例えば「1,000円以上のお買い物で利用可能」など、利用条件がある場合に設定します

設定ができたら、「保存」をクリックして、抽選付きクーポンの作成が完了です。作成後に、抽選付きクーポンの共有方法が表示されます。すぐに公開したり、配信する場合は、この画面で該当の共有方法を選択します。

配信を別途行う場合は、この画面は閉じて問題ありません。いつでも同じ画面を表示することができます。

抽選付きクーポン設定後の画面

抽選付きクーポン設定後の画面

抽選付きクーポンの配信方法

抽選付きクーポンの配信方法は、通常のクーポンの配信方法と同様です。詳細については以下の記事で確認ください。

参考:LINE公式アカウントのクーポンの作成方法と使い方を解説

抽選付きクーポンのおすすめの利用方法は、イベント時の催し物として活用する方法です。その場合は、応答メッセージ機能を用いた配布と相性が良いです。配信の流れをご紹介します。

応答メッセージ機能を用いて配布する流れ

  1. 事前に、抽選付きクーポンを作成する
  2. 事前に、応答メッセージを使って、キーワードが送付されたら抽選付きクーポンが送付されるように設定する
  3. イベント時に、LINE公式アカウントを友だち追加してもらう
  4. イベント内で、「キーワード」を伝える
  5. キーワードをトークに入力してもらう
  6. 事前に設定した応答メッセージが発動して、抽選付きクーポンが自動送付される
  7. 抽選を実施する
  8. 当選者に景品をプレゼントする

応答メッセージ機能の詳しい設定方法は以下で確認できます。

参考:LINE公式アカウントの応答メッセージの使い方【自動応答の設定方法】

イベント時、もっと手軽に抽選を行いたいなら...

LINE公式アカウントでは、イベント内で「キーワード」を伝えて、それを正しく入力した人に抽選付きクーポンを送付することができます。場合によっては、キーワードを正しく伝えるのが難しかったり、そのキーワードが参加者以外にも広がってしまったり...といった運用上の課題が発生する場合があります。

そんな時は、当社が提供するLINEマーケティングツール「Liny」を利用することで、もっと手軽に抽選を実施することができます。

Linyを活用すると、特定のQRコードを読み込んでもらうだけで、その場でコンテンツを配信することが可能です。

例えば、イベント会場に来場し、その場でQRコードを読み込むことで、LINE公式アカウントの友だち追加ができ、さらに来場履歴が記録されます。イベントの特定の時間になれば、イベント来場者だけに抽選付きクーポンを送付するように予約設定が可能です。

イベント後も、来場者限定で特典を配布することも容易です。

詳しい活用方法は以下の記事をご覧ください。

おわりに

LINE公式アカウントがあれば、誰でも無料で使える「抽選付きクーポン」。イベントやキャンペーンなどで活用できます。

簡単に抽選が行えるので、ぜひ利用してみてください。

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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