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LINE公式アカウントのオーディエンスとは?表示されない場合の対処法

2022年3月7日

LINE公式アカウントのオーディエンスとは?表示されない場合の対処法

LINE公式アカウントのオーディエンスとは?表示されない場合の対処法

LINE公式アカウントのオーディエンスとは、「メッセージ配信」や「ステップ配信」などの配信を行う際に、配信先を絞り込むために使われる、絞り込み方法です。

この記事では、オーディエンスについて詳しく解説していきます。

オーディエンスとは?

オーディエンスの用途

冒頭でも記載しましたが、LINE公式アカウントのオーディエンスとは、「メッセージ配信」や「ステップ配信」などのメッセージ配信を行う際に、配信先を絞り込むために使われる、絞り込み方法です。

メッセージの配信先を絞り込む方法としては、以下の2種類あります。

  1. 属性を用いた絞り込み
  2. オーディエンスを用いた絞り込み

属性について

属性は、LINE公式アカウントが、LINEユーザーのスタンプや追加しているLINE公式アカウントなどから推定して、自動的に振り分けを行ったものです。以下の種類があります。

  • 友だち期間
  • 性別
  • 年齢
  • OS
  • エリア

オーディエンスについて

オーディエンスは、ユーザーのLINE公式アカウント上の行動や、運用者が設定した情報によって振り分けるものです。以下の種類があります。

  • メッセージクリック
  • メッセージインプレッション
  • リッチメニュークリック
  • リッチメニューインプレッション
  • 友だち追加経路
  • チャットタグ
  • 予約
  • ユーザーIDアップロード
  • ウェブトラフィック

このページでは、オーディエンスに焦点を当ててご説明していきます。

オーディエンスの種類

オーディエンスの種類について、ご説明していきます。

メッセージクリック

「過去に配信したメッセージに含まれるリンク」をクリックしたユーザーを対象に、オーディエンスを作成できます。配信から60日以内のメッセージがリストから、対象のURLを選びオーディエンスに設定します。配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要です。

メッセージクリック

メッセージインプレッション

「過去に配信したメッセージを開封したユーザー」を対象に、オーディエンスを作成します。配信から60日以内のメッセージから、対象のメッセージを選択して設定します。配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要です。

メッセージインプレッション

リッチメニュークリック

リッチメニューをクリックしたユーザーを対象にしたオーディエンスです。配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要になります。

リッチメニュークリック

リッチメニューインプレッション

リッチメニューを表示したユーザーを対象にしたオーディエンスです。配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要になります。

リッチメニューインプレッション

友だち追加経路

特定の経路で友だち追加したユーザーを対象にしたオーディエンスを作成出来ます。配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要です。

流入経路オーディエンス

チャットタグ

事前に作成している「チャットタグ」を、オーディエンスに設定することができます。
チャットタグは、チャットを行なっているユーザーに任意で付与するタグです。
例えば、「1月来店」「2月来店」など、運用者がユーザーとのチャットに自由にタグをつけて管理することが可能です。
このチャットタグをオーディエンスとして用います。

チャットタグオーディエンス

予約

「LINEで予約」経由で予約したユーザーを対象にできます。「LINEで予約」とLINE公式アカウントを連携している場合に利用できるオーディエンスです。

ユーザーIDのアップロード

LINEのユーザーは、個別の「ユーザーID」を持っています。オーディエンスとしてセグメント化したい「ユーザーID」をTXT、CSV形式のファイルにしてアップロードすることで、オーディエンスを作成することができます。ユーザーIDを取得するには、「Messaging API」を利用する必要があり、高度な設定となります。

ユーザーIDのアップロード1

ユーザーIDのアップロード

ウェブトラフィック

LINE Tagのトラッキング情報をもとにしたオーディエンスを作成できます。LINE Tagとは、LINE広告の配信効果を把握するためなどに使用されるタグです。LINE TagをWebサイトに設置すると、配信するメッセージのコンバージョン計測やカスタムオーディエンスの作成が行えます。配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要です。

LINE Tagの詳細については以下の動画も参照ください。

オーディエンスの作成方法はLINE公式マニュアルも合わせてご確認ください。

参考:LINE公式マニュアル オーディエンスの設定

オーディエンスが表示されない場合

オーディエンスを作成しても、「準備中」のまま更新されないことがあります。オーディエンスが有効になるまでには、数時間かかることもありますので、時間を置いてから確認されると良いでしょう。

また、配信可能数を満たしていない場合(該当する友だちが50人未満)や、ファイルに問題がある場合は有効にならないため、ご注意ください。

もっと自由にセグメント配信を行いたい場合

LINE公式アカウントの標準機能では、「属性」での絞り込みと「オーディエンスを設定」した絞り込みが可能です。一方で、

  • 会員限定のメッセージを配信したい
  • アンケートを取得し、その回答によってセグメント配信したい
  • 誕生月の方のみにクーポンを配信したい
  • ある店舗のお客様だけにチラシを送付したい
  • 配信対象となる友だちが50人未満の場合にも、絞り込み配信をしたい

など、より自由なセグメント配信をしたい方もいらっしゃるでしょう。その場合は、LINE公式アカウントだけでは実現できないため、自社でシステムを開発したり、LINE公式アカウントの拡張ツールを用いることになります。

LINE公式アカウントのマーケティングツール「Liny」を利用すると、一人ひとりにあったメッセージの配信が可能になります。

セグメント配信

顧客情報をLiny内で管理し、お客様情報に基づいてLINEのセグメント配信が可能

自由度の高いセグメント配信の方法にご興味がある方は、以下の記事もご覧ください。

LINE公式アカウントの運用効果を最大化する
LINE活用サポートツールLiny

Linyとは、LINE公式アカウントの機能拡張ツールです。

顧客とのやりとりの中で、好みの属性を自動で収集・管理することができ、
集めた顧客情報をもとに、一人ひとりの嗜好に合わせた情報だけを配信できるので
反応率・売上のUPにつながり、運用負担も軽減します。

Linyの導入事例はこちら

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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