LINEマーケティングツール「Liny」には、Webhook転送機能があります。
- Webhook転送を使うとどんなことができるの?
- AIや外部ツールと連携してLINE公式アカウント運用を効率化したい
- 自社のLINE運用に参考になる事例が知りたい
このような疑問を解消するため、この記事では、LinyのWebhook転送でできることやメリット、活用シーンを詳しくご紹介していきます。
LinyのWebhook転送とは?
LinyのWebhook転送とは、LINE公式アカウントで起きたユーザーの行動を、外部ツールへ情報連携するための機能です。
もともとLINE公式アカウントは、Webhook URLを一つしか設定できないため、複数ツールを同時に使えないのが難点でした。
LinyのWebhook転送を使えば、一つのWebhook URLを受け取って、複数のツールと併用できます。
たとえば、友だち追加・アカウントのブロック・メッセージ受信・ボタンタップなどが発生したタイミングで、LINE公式アカウントがWebhookで提供するデータを外部ツールへ転送できます。
ただし、転送できるのはLINE公式アカウント側で発生したイベント情報です。Liny側の情報を、そのまま外部ツールへ送信できるわけではありませんのでご注意ください。
LinyのWebhook転送でできること
LinyのWebhook転送では、LINEで起きたユーザーの行動を外部ツールへ自動で連携できます。
【連携例】
- 生成AI連携(ChatGPTやGeminiなど)
お客様からの質問をAIに転送できる。 - Googleスプレッドシート連携
問い合わせ内容をスプレッドシートに送れる。 - 社内通知ツール連携
LINEに届いた問い合わせ内容を、Slackなどのツールへ通知できる。
このように、さまざまなサービスと連携できるのがメリットです。
これにより、問い合わせ内容をAIに渡して回答案の生成に活用したり、回答内容をスプレッドシートに蓄積したりできます。
多様な業務を自動化できるので、問い合わせ対応や顧客管理をもっとスムーズに進めたい企業におすすめです。
LinyのWebhook転送の活用例
LinyのWebhook転送は、AIや外部ツールと組み合わせることで、これまで人が対応していた相談受付や査定、情報案内などを自動化できます。
ここでは、実際にどのような業務で利用できるのかイメージしやすいよう、Linyの活用例を3つ紹介します。
Googleスプレッドシートとの連携
LINEに届いた問い合わせ内容をGoogleスプレッドシートに自動で記録できます。
たとえば、LINE公式アカウントに届いたメッセージを担当者が手作業で記録している場合、入力漏れや転記ミスが発生する可能性があります。問い合わせ件数が増えるほど、確認や整理にかかる工数も大きくなるでしょう。
LinyのWebhook転送を活用すれば、メッセージ受信などLINE公式アカウント側で発生したイベント情報を、スプレッドシートへ自動で転送できます。
問い合わせ内容を自動で蓄積できれば、手作業による管理の負担を減らせ、業務効率化につながります。
社内通知ツール連携|問い合わせ内容をチャットツールへ通知
社内通知ツール連携は、LINEに届いた問い合わせ内容をSlackなどのチャットツールへ通知する活用法です。
LINE公式アカウントに問い合わせが届いても、担当者が管理画面を確認するまで気づけないケースがあります。
特に問い合わせ件数が多く、複数人で顧客対応をしている場合は、確認漏れや対応遅れにつながるケースも少なくありません。
LinyのWebhook転送を活用すれば、お客様からLINEに問い合わせが届いたタイミングで、その内容を外部のチャットツールへ転送できます。
問い合わせ内容を共有しやすくなるため、対応漏れの防止や初動対応のスピード向上につながります。
(なお、Linyには通知機能があり、Liny上での友だちのアクションをメールやChatwork、Slackで受け取ることも可能です。)
生成AI連携|質問内容をAIに転送して回答案を作成
生成AI連携は、LINEに届いた問い合わせ内容をChatGPTやGeminiなどのAIに転送し、一次対応や回答案の作成に活用する方法です。
LINE公式アカウントへの問い合わせを一つひとつ確認していると、返信までに時間がかかります。しかも、対応品質も担当者の経験に左右されがちです。
LinyのWebhook転送を活用すれば、AIなどの外部サービスと連携できます。
たとえば、買取の自動査定の事例では、LINEに写真を送ってもらうだけで概算査定を行う仕組みを構築しています。
これにより、初期査定の対応を効率化できました。お客様にとっても、査定の目安を早く知れるため、問い合わせ後の離脱を防ぎやすくなるのもメリットです。
Webhook転送の注意点
Webhook転送は便利な機能ですが、いくつか注意点があるのでご紹介します。
転送データは外部への一方向のみ
LinyのWebhook転送で送れるのは、LINE公式アカウントで発生した情報を外部ツールへ渡す一方向のみです。
流れとしては、「LINE公式アカウント → Liny → 外部ツール」となり、外部ツール側の情報をLinyへ戻したり、Liny内のタグ情報などをそのまま転送したりすることはできません。
相互にデータをやり取りする仕組みとは異なるため、この点はあらかじめ理解しておく必要があります。なお、相互にやり取りする場合は、Linyで提供しているAPI連携機能が活用できます。
また連携先のシステム側で、Webhook URLを発行できることも前提になるため、導入前に受信先ツールの仕様を確認しておきましょう。
転送できるのはLINE公式アカウントから受け取ったデータのみ
転送されるデータは、あくまでLINE公式アカウントがWebhookを通じて提供している情報に限られます。Liny側で管理している情報を外部ツールへ送信する場合は、API連携機能が活用できます。
連携できる範囲は、LINE公式アカウント側で取得・転送されるデータが前提になるため、設計時には「どの情報がWebhookで扱えるのか」を確認しておくことが大切です。
詳しくは下記ページをご確認ください。
LINE Developers - メッセージ(Webhook)を受信する
まとめーWebhook転送で対応を自動化
LinyのWebhook転送を活用すると、以下のようなメリットがあります。
- LINE上のユーザー行動を外部ツールへ自動で連携できる
- 確認や転記などの手作業を減らせる
- AIや各種システムと組み合わせて業務効率化できる
ぜひ、LINE運用の自動化を進めたい方は、LinyのWebhook転送を活用してみてください。





