本記事では、自治体のスタンプラリー・クイズ企画でLinyを導入し、観光客の周遊促進や地域の魅力発信、関係人口の拡大を実現している事例を3つご紹介します。
「Liny」は、全国の200以上の自治体・都道府県・省庁で導入されているLINE活用ツールです。
「持ち運べる役所」をコンセプトに、住民がスマートフォンひとつで行政手続きや暮らしに関する情報にアクセスできる、仕組みづくりを支援しています。
本記事は、以下のような課題をお持ちの自治体・行政機関のご担当者様に向けた内容です。
- 観光客の周遊促進や地域内での消費喚起につなげたい
- 地域の魅力を発信し、関係人口を増やしたい
各自治体の具体的な構築内容や活用方法について、ぜひ導入検討の参考にしてください。
【スタンプラリー・クイズ】自治体のLiny導入事例3選
ここでは、実際にLinyを導入している自治体の事例を3件ご紹介します。
【北海道清水町】町内周遊を促進する「麺ロードデジタルスタンプラリー」を実施
北海道上川郡の清水町は、道東自動車道のインターチェンジを有し「十勝の玄関口」と呼ばれる、人口約8,500人の町です。
畑作・酪農が盛んなほか、町内には製麺会社も複数立地しています。
【導入の背景】
清水町では、関係人口の拡大と町内周遊の促進を目的に、これまで紙媒体で同スタンプラリーを実施していました。
しかし紙運用では、来訪者の属性や回遊ルートの把握が困難で、データに基づいた効果的な観光施策を打ち出しにくい状況がありました。
【Linyで行った主な構築】
こうした課題を受けて、Linyを活用しLINE公式アカウント上でスタンプの付与から応募まで完結する仕組みを構築。
専用アプリのダウンロード不要で、観光客や住民が気軽に参加できるよう設計しました。
①スタンプカードの自動切り替えによる町内の周遊促進
1枚につき最大5個のスタンプカードを設定し、コンプリートすると自動的に次のカードへ切り替わる仕組みを構築。
6個目以降も新しいカードが即座に表示され、参加者は迷うことなく町内のより多くのスポットを巡り続けられるよう設計しています。
②スタンプ獲得数に連動したスマートな応募導線
スタンプの獲得数(3個・5個・10個)に応じて応募できる景品が異なるため、獲得数ごとの応募フォームを用意し、応募内容が混在しないよう設計。
参加者が達成した条件に合致する景品のみが応募画面に表示される仕組みにより、誤応募を防ぐとともに、次の特典獲得に向けた参加意欲を高めています。
③Googleマップ連携による対象スポットの可視化
二次元コードの設置スポットをGoogleマップ上にピンで表示。
利用者が現在地から各スポットへの位置関係を直感的に把握でき、初めて訪れた方も迷うことなく対象スポットを確認できるようにしています。
イベント終了後も、LINE公式アカウントを通じて参加者とのつながりを維持しながら、関係人口の創出や地域経済の活性化につなげることを目指しています。
【自治体担当者のコメント】
本施策を実施するにあたり、注視したのが参加者の利便性(始めやすさ)と出店者(店舗)の負担軽減による継続的なイベントの運営を図ることが目的でした。
これまで実施していた紙媒体からデジタルに移行したことで、参加者が増加し、出店者からは「QRコードを掲示するだけで負担が少なくて良い」との声がありました。
また参加者(観光客)の属性や回遊ルートが可視化され、観光施策の判断材料になることが大きなメリットになりました。
今後は、得られたデータを活用して町内周遊と消費をさらに促し、清水町のファンを育むプラットフォームへと発展させていく予定です。
【福岡県大刀洗町】スイーツ店舗を巡るデジタルスタンプラリーを実施
福岡県大刀洗町は、筑後川流域に広がる豊かな土地を生かした農業が盛んな、人口約1万5,000人の町です。
【導入の背景】
大刀洗町では、町内への観光客増加や飲食店舗への消費喚起に加え、若年層に町を訪れてもらうきっかけづくりを目指していました。
【Linyで行った主な構築】
そこで、Linyを活用して、町のLINE公式アカウントから参加できる「大刀洗LINEスタンプラリー」を実装。
対象店舗の詳細情報から、スタンプの取得、獲得状況の確認まで、LINE上で完結する仕組みを構築しました。
スタンプラリーでは、町内の対象4店舗のうち異なる3店舗を巡ると、数量限定のオリジナルトートバッグがもらえる仕組みを採用。
「スイーツ」という親しみやすいテーマを設定することで、これまで行政との接点が少なかった若年層にも町を訪れるきっかけを創出しています。
楽しみながら町内を周遊する体験を通じて、地域の魅力発信や滞在時間の延長、消費機会の創出を図り、関係人口の裾野を広げています。
【自治体担当者のコメント】
町内のスイーツ店を巡りながら、町の魅力を楽しんでいただくことを目的としています。
大刀洗町でしか買えない美味しいスイーツが揃っています。ぜひこの機会に、大刀洗町のスイーツを味わいにお越しください。
【新潟市西区】地域の歴史・文化を発信する謎解きクイズラリーを実施
新潟市西区は、人口約16万人の新潟市の8つの行政区の中で2番目に人口が多い区です。
佐潟・赤塚エリアをはじめ、地域の歴史や文化にまつわるさまざまな地域資源を有しています。
【導入の背景】
新潟市西区では、地域の歴史や文化の継承、多世代交流、地域創生を目的に、新潟国際情報大学の藤田美幸ゼミナールと連携した取り組みを進めています。
その一環として、発酵をテーマに地域の魅力を発信するイベントにて、佐潟・赤塚エリアの歴史や文化を巡る謎解きクイズラリーを企画しました。
【Linyで行った主な構築】
そこでLinyを用いて、新潟市のLINE公式アカウントを活用したクイズラリーの仕組みを実装。
対象のエリアに入ると問題を閲覧でき、正解すると次の問題に進める仕組みを構築しました。
クイズ終了後は、LINE上から景品の申し込みまで完了できます。
普段は通り過ぎてしまう石碑や看板などをクイズの題材とすることで、参加者が身近な場所にある新たな魅力を発見するきっかけを創出。
実際の参加者からは、「普段通り過ぎる石碑や看板がクイズになっていて勉強になった」「今まで景色でしかなかった場所が、これからも注目したい場所になった」といった声が寄せられています。
【自治体担当者のコメント】
西区としても初めての取り組みでしたが、経験豊富な事業者のサポートにより、タイトなスケジュールのなか、無事完成に至ることができ感謝しています。
クイズラリーを体験した方からも、「新たな発見があった」といった感想をいただいており、今回の取組が地域の活性化に貢献したものと認識しています。
引き続き、今回開発したサービスをまち歩きの団体などにも活用していただき、さらなる交流人口の拡大に結び付けていければと考えています。
行政のデジタル化を進めるなら「Liny」
Linyは、LINE公式アカウントと接続し、自由度の高い仕組みを構築できるサービスです。
全国の企業のほか、200以上の自治体・都道府県・省庁でも導入が進んでいます。
本記事でご紹介したサービス以外にも、Linyではさまざまな機能を提供しています。
また、自治体ごとの課題に応じた個別カスタマイズにも対応し、人口規模や既存システムに応じて柔軟な行政のデジタル化促進をサポートしています。
導入内容や進め方など、ご検討段階でのご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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