- 友だちの興味や関心をどう見分ければいいのかわからない
- Linyのスコアリングで何ができるの?
- スコアリングの具体的な活用方法を教えてほしい
このように、スコアリングについて知りたい方も多いのではないでしょうか。
LINE運用では、一人ひとりの行動や関心に合わせた配信設計が欠かせません。セグメント配信も有効ですが、より詳しく友だちの興味・関心を可視化するには、スコアリングが効果的です。
本記事では、Linyで活用できるスコアリングの概要やメリット、具体的なスコアリングの方法を解説します。
スコアを使った配信の最適化や、来店回数のカウント・会員ランクの切り替えに応じた事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
スコアリングとは?
スコアリングとは、顧客や見込み客の属性・行動データを点数化し、関心度やアプローチの優先度を点数化する手法です。
たとえば、資料請求やリンクのクリックなどの行動に点数を付けると、ユーザーがどの程度興味を持っているのかを判断しやすくなります。
営業やマーケティングでは、優先して案内すべき相手を見極めたり、配信内容を調整したりする場面で活用されます。
Linyのスコアリングとは?
LINEのマーケティングツール「Liny」のスコアリングとは、友だちの行動や属性に応じて点数を「+(加算)」「-(減算)」する取り組みです。 蓄積したスコアは、配信やフォロー、特典切り替えなどの判断材料として活用できます。
※スコアリングは、Linyの機能名ではありません。友だち情報欄やアクション設定などを組み合わせて、友だちの反応を点数化する仕組みを指します。
Linyのスコアリングを使うと、次のような運用が実現します。
- アンケート・診断の回答を集計して興味・関心を可視化する
- リッチメニューのタップ回数に応じて配信内容を変える
- 来店・利用回数をカウントして特典内容を切り替える
- ポイント数に応じて会員ランクを変更する
スコアリングは「反応の高い友だちを見つける」だけでなく、参加型キャンペーンや会員ランク管理に応用できるのも魅力です。
Linyでスコアリングを活用するメリット
Linyでスコアリングを活用すると、友だちの反応を数字で把握し、配信内容や施策設計を見直しやすくなります。
具体的なメリットは、以下のとおりです。
- 見込み度の高いユーザーを把握できる
- 興味・関心に応じて配信を最適化できる
- 不要な配信を減らせる
詳しい内容を解説します。
見込み度の高いユーザーを把握できる
Linyのスコアリングでは、友だちの行動に応じて点数を付与できます。
たとえば、
- 料金ページの閲覧:+1点
- 資料請求 :+2点
- セミナー申込み :+3点
といった形でスコアを設定すれば、商品やサービスへの関心度を数値で把握できます。
また、友だちごとのスコアを確認することで、「情報収集段階なのか」「比較検討段階なのか」など、検討状況の違いも把握しやすくなります。
行動履歴を個別に確認しなくても、ユーザーの関心度や見込み度を客観的な指標で管理できる点がメリットです。
興味・関心に応じて配信を最適化できる
友だちによって、求めている情報や検討段階は異なります。そのため、スコアをもとに配信内容を調整すれば、一人ひとりの関心に近い案内を届けやすくなります。
たとえば、以下のような配信設計が可能です。
- スコア1〜3点の友だち →導入事例を案内する
- スコア4〜6点の友だち →見積もり相談へ誘導する
- スコア7点以上の友だち→限定特典を案内する
このように、スコアに応じて配信内容を変えると、友だちにとって必要な情報が届きやすくなります。全員に同じ内容を送るよりも、リンクのクリック率や相談予約率、キャンペーン参加率の改善が期待できます。
不要な配信を減らせる
スコアリングを活用すると、関心の低い友だちへの不要な配信を減らしやすくなります。反応が少ない相手に何度も案内を送った場合、「また同じようなメッセージが届いた」とネガティブな印象を持たれるケースも少なくありません。
スコアを確認することで、今すぐ詳しい案内を送る相手と、まずは軽い情報提供にとどめる相手を判別できます。配信対象を絞れば、不要な情報が届くリスクを減らせるため、ブロックや通知オフの防止にも有効です。
さらに、配信先を必要な相手に限定すると、通数の消費を抑えられ、配信コストの削減にも役立ちます。
Linyのスコアリング方法5つ
スコアリングを実際の運用に取り入れるには、どの行動を点数化するかをあらかじめ決めておく必要があります。
ここでは、Linyで設定できるスコアリング方法を5つ紹介します。
- リンクやボタンのタップ数から関心度を判定する
- リッチメニューのタップ状況をスコアリングに活用する
- アンケート回答内容に応じてスコアを加算する
- QRコード読み取り回数から来店頻度を可視化する
- 一定期間アクションがないユーザーのスコアを減算する
順に見ていきましょう。
1. リンクやボタンのタップ数から関心度を判定する
メッセージ内のリンクや申し込みボタンのタップ数に応じて、点数を加算する方法です。
たとえば、子育てイベントの案内では、詳細ページを見ただけの友だちと申し込みページを開いた友だちとでは、関心度に差があると考えられます。
【スコアリングの加算例】
- 詳細はこちらをタップ :1点加算
- イベントに申し込むをタップ:3点加算
- 同じ案内を複数回タップ :タップ回数に応じて加算
合計3点以上の友だちは「参加を前向きに検討している」と判断し、空き枠の案内や申込期限前のリマインドを優先的に送る設計も可能です。
リンクやボタンのタップ状況を追うことで、友だちが「見るだけ」の段階なのか、「申し込みを検討している」段階なのかを見極めやすくなります。
2. リッチメニューのタップ状況をスコアリングに活用する
リッチメニューの各ボタンにスコアリングの設定を行い、タップされるたびに点数を加算する方法です。
たとえば、フィットネスや不動産、学校・教育機関などのメニューを設置している場合、ボタンがタップされるごとに1点ずつ加算する設計が可能です。
タップ回数をスコアとして蓄積すれば、友だちがどの程度アカウント内の情報に反応しているかを把握できます。
スコアが高い友だちには、詳しい資料や相談案内を送るなど、反応状況に合わせた次のアクションを設計しやすくなります。
3. アンケート回答内容に応じてスコアを加算する
アンケートの各選択肢に点数を設定し、回答に応じてスコアを加算する方法です。
たとえば、化粧品ブランドなら、美容液に関するアンケートを実施し、回答内容から友だちの愛着度や利用状況を把握できます。
【スコアリングの加算例】
Q1. あなたにとってこの美容液はどのような存在ですか?
- すっかりハマっている :5点加算
- 愛着を感じながら使用している :4点加算
- 好きで使用している :3点加算
- 悪くはないと思いながら使用している:2点加算
- なんとなく使用している :1点加算
Q2. 使用期間はどれくらいですか?
- 5年以上 :5点加算
- 2年〜4年 :4点加算
- 1年〜2年 :3点加算
- 6ヶ月〜1年:2点加算
- 半年未満 :1点加算
合計スコアが高い友だちには、限定キャンペーンや先行案内、愛用者向けの特典を届ける設計が考えられます。
一方、スコアが低めの友だちには、使い方のコツや他の商品との違い、お試ししやすい商品の案内を送るなど、回答内容に合わせたフォローも可能です。
4. QRコード読み取り回数から来店頻度を可視化する
QRコードの読み取り回数に応じてスコアを加算すると、友だちごとの来店頻度や利用状況を把握できます。
店舗や施設の受付に専用QRコードを設置し、来店時に読み取ってもらうことで、来店回数が自動で蓄積される仕組みです。
合計5点以上の友だちにはリピーター限定特典を用意し、来店回数が少ない友だちには再来店キャンペーンや期間限定クーポンを案内できます。
QRコードの読み取りをスコアとして蓄積すれば、利用状況に応じた特典案内やフォローにつながります。
5. 一定期間アクションがないユーザーのスコアを減算する
スコアリングでは、加算だけでなく減算も取り入れると、友だちの直近の反応をスコアに反映しやすくなります。
具体的には、Linyのスケジュール機能※を活用して定期的にスコアを減算しておけば、過去の反応で高くなったスコアが残り続けるのを防げます。
※定期的に行うアクションを管理できる機能
たとえば、半年前に資料請求して10点になった友だちと、今週ボタンをタップして10点になった友だちでは、現在の関心度は同じとは限りません。
定期的な減算ルールを設けることで、最近アクションした友だちのスコアが相対的に残りやすくなります。配信やフォローの優先順位を判断する際にも、より現状に近いデータを参考にできるでしょう。
Linyのスコアリング活用方法3つ
スコアを蓄積した後は、数値を見て終わらせず、次の施策につなげる設計が大切です。
ここでは、以下3つの活用方法を紹介します。
- スコアごとにセグメント配信する
- スコアと友だち情報を組み合わせて分析する
- スコアに応じて会員ランクを切り替える
スコアの使い道を決めておくと、友だちの関心や行動に合わせた運用へつなげやすくなります。
1. スコアごとにセグメント配信する
スコアリングを使うと、友だちの興味・関心を細かく可視化したうえで、セグメント配信※に活かせます。※友だちの属性や行動などの条件を絞った配信
たとえば学習塾の場合、資料請求ページや体験授業の案内、料金ページのタップ状況に応じて、配信内容を変えられます。
「まずは情報収集したい」「体験授業を検討している」など、保護者や生徒の関心度に合わせて案内を分けられます。スコアごとに配信内容を変えることで、検討段階に合った情報提供がしやすいのが利点です。
2. スコアと友だち情報を組み合わせて分析する
スコアは単体で見るだけでなく、友だち情報と組み合わせることで、より具体的な分析が行えます。
Linyのクロス分析※を活用すれば、購入商品や悩みなどの友だち情報とスコアを掛け合わせて、アイテム別の購買傾向や関心度を把握しやすくなります。
※2つ以上の項目を掛け合わせて分析・集計が行える機能
たとえば、化粧品ブランドで「購入商品×スコア」を集計すると、どの商品がどんなスコア帯の友だちに購入されているのかを分析できます。
アイテム別の反応やスコア帯ごとの違いが見えれば、セグメント配信の内容やキャンペーン設計を見直す際の判断材料になります。
3. スコアに応じて会員ランクを切り替える
Linyのスコアリングを活用すると、友だちの参加状況や利用回数に応じて会員ランクを切り替えられます。
たとえば、来店・イベント参加・おみくじ利用などに点数を加算し、合計スコアに応じてブロンズ・シルバー・ゴールドのようにランクを分ける仕組みの構築も可能です。
ランクに応じて特典内容を変えれば、「ランクを上げてあの特典を狙おう」と継続利用のきっかけを作れます。
また、ランクに合わせてリッチメニューも切り替えると、専用クーポンや特典ページを最適化され、ユーザーに合わせた案内を届けやすいでしょう。
スコアリングを活用すると、LINE上で会員ランクや特典を管理できる仕組みを整えられます。店舗や施設・コミュニティ運用に取り入れてリピート施策を強化したい方は、ぜひLinyの資料をご覧ください。
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Linyのスコアリング活用事例
Linyのスコアリングは、配信だけでなく来館管理やキャンペーン施策などにも幅広く使えます。ここでは、実際の活用事例や活用シーンを紹介します。
- QRコードの読み取りで来館回数をカウントする
- おみくじの継続利用で会員ランクを切り替える
業種や目的に合わせて活用方法を変えると、LINE上の施策をより運用しやすくなります。
QRコードの読み取りで来館回数をカウントする
石屋商事株式会社では、「白い恋人パーク」の年間パスポート施策にスコアリングを活用しています。
入館時に専用QRコードを読み取ってもらうと、スコアが加算され、Liny上に来館回数が自動で蓄積される仕組みです。
年間パスポートは、購入月や利用者数に応じたQRコードをスタッフが提示し、読み取り後は、専用のリッチメニューへ切り替わります。
さらに、有効期限が近づいたお客様にはお知らせメッセージを送付し、更新案内や再来館の促進につなげています。
この施策により、11ヶ月時点での年間パスポート購入者の再来館率は62%に達しました。
おみくじの継続利用で会員ランクを切り替える
宮崎市が運営する「SMILE MIYAZAKI ファンクラブ」では、Linyのスコアリングを取り入れ、会員ランクシステムを構築しました。
同アカウントでは、ログインボーナスとして1日1回引ける「みやねこおみくじ」やイベント参加など、さまざまなアクションで「あしあと」と呼ばれるポイントが貯まります。
毎日の利用で会員ランクが上がり、より魅力的な特典が獲得できる仕組みです。楽しみながら継続利用を促せるため、ファンとの接点づくりや関係性の強化にもつながります。
また、AIチャットボットの活用や行動履歴をもとにしたデータ分析も行い、ファンの獲得や宮崎市への来訪意欲の向上に役立てています。
スコアリングを活用すると、おみくじやガチャなど、ユーザーにとって魅力的な特典施策の展開が可能です。自社でスコアを活かしたLINE運用で集客を効率化したい方は、ぜひLinyの資料をご覧ください。
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まとめ
Linyのスコアリングは、友だちの行動や属性に応じて点数を加算・減算し、配信や施策の最適化に活用できる仕組みです。
リンクのタップやアンケートの回答、QRコードの読み取りなどをスコアに反映すれば、関心度や利用状況を細かく把握できるようになります。
また、スコアをもとにセグメント配信やクロス分析、会員ランクの切り替えなど、LINE上の施策設計にも役立ちます。
自社の目的に合わせてスコアリングを取り入れ、友だちの興味・関心に合った運用を行い、成果につなげていきましょう。















