LINE活用事例 Linyについて

不動産の内見・商談の予約受付をLINEで行う方法【Liny活用】

2021年11月10日

不動産の内見・商談の予約受付をLINEで行う方法

不動産の内見・商談の予約受付をLINEで行う方法【Liny活用】

LINEのマーケティングツールLinyには、予約機能があります。

Linyの予約機能を利用すると、ユーザーはLINE内で予約を完結でき、予約完了のメッセージやリマインドメッセージもLINEで送信することができます。この記事では、賃貸の内見や、不動産売買の商談予約の際に、Linyの予約機能を活用する方法をご紹介します。

Linyの予約システムの詳細については、以下の記事を参考にしてください。

不動産業界でLINE公式アカウントを活用するメリット

LINE公式アカウントは、友だちになっている方に一斉にメッセージを送ることができたり、ユーザーとチャットで気軽にコミュニケーションが取れるサービスです。賃貸不動産の業界でも活用事例が増えてきています。その理由には、次のようなメリットがあげられます。

  • LINEのメッセージはすぐに見てもらえる
  • 簡単な問い合わせや相談を受けやすい
  • 顧客情報が蓄積できる
  • パーソナライズした情報をLINEで配信できる

詳しくはこちらをご覧ください。

LINEで予約を行いたいというニーズ

不動産業界は、賃貸の場合は内見予約、不動産売買の場合は商談・契約など、ユーザーに来店してもらう機会が多く、来店率を向上させる施策に取り組まれていることでしょう。

LINEで素早く予約ができれば、他社より早く来店してもらえるかもしれない!
LINEでリマインドメッセージを送れば無断キャンセルの防止に繋がるのでは?

このように、LINE公式アカウントの運用されている不動産会社の方の中には、LINEで予約を行うことで、来店率の向上や成約率UPを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、LINEで予約を行う業界も増えてきています。LINEで予約を取る事例についてはこちらの記事もご覧ください。

LINEで予約を取る2つの方法

LINE公式アカウントで予約を取る方法は大きく分けて2つあります。

1. チャットで予約の連絡を受ける

チャットでの予約

内見予約をチャットで受ける例

1つ目はチャットを利用して予約の連絡を受ける方法です。友だちからチャットで予約の問い合わせを受け、人手を介して予約対応を行います。

2. リッチメニューから別の予約システムに遷移させる

リッチメニュー

リッチメニューの例

自社で予約システムをすでに運用している場合は、そのシステムに遷移させることができます。例えば、リッチメニューに「予約」メニューを作り、友だちがタップすることで、予約システムのリンクを開くように設定しておき、そこで予約をしてもらいます。この場合、LINE公式アカウントには予約の情報は残りません。

LINEから予約をするメリット

メリット

ここでは、チャットなどを介してLINE内で予約を完結し、LINEに予約情報が蓄積される場合のメリットをご紹介します。

来店までのやり取りがLINEでスムーズに行える

予約を完了して終わりではなく、来店時の効果を最大限に高めるためのコミュニケーションを、LINEでスムーズにおこなえます。例えば、

  • 希望条件のヒアリング
  • 希望する物件情報の提供
  • すぐにでも抑えたい物件があるかどうか

などを、LINEでやり取りすることが可能です。メールであれば、確認するまでに時間がかかったり、他の不動産会社からのメールに埋もれてしまう可能性がありますし、電話だと「電話をかけられない」「電話に出られない」など、行き違ってしまうこともあるでしょう。

LINEでメッセージのやり取りをすることで、メールや電話でのやり取りをしている他社よりも「早く・細やかに」アプローチできる可能性があります。

LINEでリマインドメッセージを受け取れる

予約忘れを防ぐために、予約時間の前にメッセージを送ることは重要です。

予約システムやメールで予約を受け付ける場合は、リマインドメッセージの送信はメールで送ることが一般的でしょう。しかし、メールを見る習慣が減っていたり、メールを確認するまでのスピードが遅くなっている昨今の状況では、メールを送っても見られない、見たとしてもタイムラグが発生する場合があります。

一方LINEは日常的に使われているアプリで、LINEでメッセージを送ると、すぐに見てもらえるのが特徴です。予約を忘れずに来店してもらうためにも、LINEはリマインドメッセージの配信に最適です。

顧客情報と予約情報を結びつけて管理ができる

予約した情報はLINEの友だち情報(顧客情報)と結びつけて管理ができます。

例えば、「どんなやり取りをしたのか」「いつ予約をしたのか」という情報を蓄積することで、来店後にもコミュニケーションを取りやすく、後追いが容易に行なえます

なぜ不動産会社がLinyの予約機能を使うといいのか?

先ほどご紹介したように、LINE公式アカウントのチャット機能を使った予約には様々なメリットがあり、導入していきたいというご担当の方も多くいらっしゃることでしょう。ですが、LINE公式アカウントだけではできないこともあります

LINE公式アカウントのチャットで予約を受ける場合の困りごと

困りごと

LINEの公式アカウントのチャット機能を利用して予約を受ける場合、以下のような課題が考えられます。

  • 利用者は希望日時の空きがあるかどうか、チャットで問い合わせないといけない
  • 予約の連絡に対して、スタッフの対応が毎回必要になる
  • 予約前のリマインドメッセージの配信は、手動で行わないといけない

利用者にとっては、チャットで毎回予約が空いているかどうかの問い合わせを行う必要がありますし、運用側もスタッフを介して予約を取るという仕組みになり、双方の手間がかかってしまいます。

Linyの予約機能を使うとできること

おすすめポイント

LINE公式アカウントの拡張ツール「Liny」では「予約システム」を提供しており、上記のような手間を無くし、LINEで自動的に予約を受け付ける仕組みを実現しました!Linyの予約機能を使うと、以下のことが可能になります。

  • 利用者は予約の空き状況をLINEで確認できる。
  • 予約の受付や管理が自動化できる。
  • 予約のリマインドメッセージの配信が自動化できる。
  • 予約情報をユーザー情報と紐付けて管理/蓄積できる。

予約の情報はLinyの友だち情報と紐づいているため、予約の履歴を確認したり、誰がいつ予約をしたのか、という情報を蓄積でき、予約後にもしっかりとコミュニケーションを取れる仕組みが作れます。

Linyを使った予約対応のおすすめポイント

Linyには予約システムの他にも豊富な機能を提供しています。機能を組み合わせることで、予約対応をより効果的に行うことができます。

「アンケート」で希望条件の事前入力も簡単

予約時情報の取得

予約時に必要な情報の取得ができる

Linyの予約機能では、予約時に情報取得を行えます。例えば、名前や電話番号のほか、希望条件や希望物件を入力してもらえます。より詳細な希望条件や相談内容を入力してもらいたい場合は、Linyの「回答フォーム(アンケート)機能」が活用できます。アンケートの回答は、顧客情報として蓄積されます。

希望条件入力フォームの例

希望条件入力フォームの例

営業担当の個性もしっかりアピールできる

不動産の情報がデータベースに共通化されている状況において、”情報”で会社の売りをアピールするのは厳しい時代になってきています。そんな中、ホームページやSNSを通じて担当者を知ることで、予約につながるケースが増えてきています。

LINEであれば、担当者を紹介することも簡単です。プロフィールを作り、どんなスタッフが社内にいるのかをアピールすることができます。

担当者紹介の例

担当者紹介の例

不動産会社でのLiny予約の活用例

Liny予約機能の利用の流れ

Liny予約機能の利用の流れ

Liny予約機能の活用の流れをご紹介します。

1. 営業日・営業時間を設定する

まずは、営業日や営業時間を設定します。

定休日がある場合は、曜日ごとに営業日を設定することができます。特定の日付のみ、休業とすることも可能です。また、お昼休みの設定も容易です。

2. 担当ごとに予約枠を設定する

担当ごとに予約を受け付けたい場合は、担当者分の「予約枠」を作成することができます。

例えば、3名の営業が在籍する場合、3名分の予約枠を作る事ができますし、担当が決まっていない初診枠として「担当なし」という予約枠も設定することも可能です。

予約枠のヒント

全体の予約枠の上限を設定することが出来ます。例えば、営業が3人の場合、A担当、B担当、C担当、担当なし、という「4つの予約枠」を作り、同じ時間帯の予約は「上限3」とすることで、ダブルブッキングを避けることができます。

3. 相談内容を設定する

次に、予約の相談内容を設定していきます。

  • 予約内容(例:内見の相談、契約での来店など)
  • 所要時間
  • 説明

などを設定すれば、予約設定は完了です。

補足

ここでは、基本の設定内容をご紹介しました。

この設定以外にも、

  • 予約を承認制にする
  • 予約完了メッセージやリマインドメッセージの内容を設定する
  • 予約時の申し込み項目をカスタマイズする

などの細かな設定を行うことで、より使いやすい予約システムにしていくことが可能です。

4. 予約システムへの導線を作る

予約設定が終われば予約システムに遷移するための導線を作りましょう。

例えば、リッチメニューの中に予約ボタンの設置し、友だちがそのボタンをタップすることで予約画面を開くことができます。

リッチメニュー

リッチメニューの例

5. 友だちが予約システムから予約を行う

次は友だちの動作です。

リッチメニューに予約ボタンがある場合、それをタップすることで、予約画面を開きます。

予約画面から、担当/予約内容/予約日時を選択し、予約の手続きを行います。

シンプルなデザインで、スマホからの予約もストレスがかかりません。

予約画面

予約画面

6. 予約一覧で現在の予約情報を確認

管理画面では、日ごと/月ごとの予約状況を、確認することができます。また、予約者の予約履歴や顧客情報も合わせて参照することで、接客の準備に役立てられます。

管理画面

管理画面では予約者情報を確認できる

以上が、予約の設定を行い、予約情報を管理画面で確認するまでの一連の流れです。

まとめ

LINE内で予約を取れるようにすることは、ユーザーの利便性が向上し、離脱を防ぐ効果が期待できます。さらにLinyの予約機能を合わせて利用することで、予約対応を自動化することができることを述べてきました。

Linyなら、以下のようなスムーズな予約の仕組みを提供できます。

  • ユーザーは、素早く気軽に予約ができる。
  • 予約後のやり取りもLINEで気軽に行える。
  • リマインドメッセージをLINEで受け取れ、予約忘れを防止する。
  • 予約対応の手間削減につなげる。

より詳しくLinyの予約機能をご紹介するために、Linyのカレンダー予約機能でできることと活用方法の資料をご用意しました。予約機能にご興味のある方は是非ダウンロードください。

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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