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計測だけじゃもったいない!Liny流入経路分析のおすすめ活用法【事例付き】

2024年8月2日

計測だけじゃもったいない!Liny流入経路分析のおすすめ活用法【事例付き】

計測だけじゃもったいない!Liny流入経路分析のおすすめ活用法【事例付き】

Linyの流入経路分析機能は、自社のLINE公式アカウントのURLリンクやQRコードを複数作成し、どれを読み込んで、友だち追加やLINEへの流入が行われたのかを計測できる機能です。

さらに、流入経路に応じたアクションを個別に設定することで、経路ごとにカスタマイズしたメッセージを送る・タグをつけるなどの個別対応ができます。

この機能は、業種や業界問わず多くのアカウントで活用されています。汎用性が高い一方で、うまく活用できていないという方もいらっしゃいます。

そこで、この記事では、Linyの流入経路分析機能の活用方法を事例とともにご紹介していきます。

Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない様々な機能が活用できます。これにより、細やかなセグメント配信や顧客管理が実現します。

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Linyの流入経路分析の3つの特徴

Linyの流入経路分析機能は、主に以下の特徴に分けられます。

  1. 流入数を測定できる
  2. ユーザーの流入情報が収集できる
  3. 流入経路別にコンテンツを配信できる

順番に説明していきます。

1. 流入数を測定できる

基本的な活用方法として、流入数の測定があります。LINE公式アカウントへの導線ごとに、個別のURLリンクやQRコードを設置することで、何人がそのリンクやQRコードから流入してきたのかを計測できます

さらに、流入経路別に配信効果や成約率などの分析が可能です。

例えば、リンクのクリック、ホームページへのアクセス、商品購入や来店誘導率などを、経路別に計測することができ、最も成果につながりやすい経路を発見することができます。

Linyの流入経路分析

Linyの流入経路分析

友だち追加経路を分析することで、効率的な集客経路が特定でき、費用対効果の把握や改善につなげられます。

LINE公式アカウントの「友だち追加経路」との違い

LINE公式アカウントにも、友だち追加経路を測定する機能があります。ただし、計測するには1つの経路に対して20以上のボリュームが必要だったり、経路ごとに配信コンテンツの反応率を計測することはできなかったりと、いくつかの制限があります。

2. ユーザーの流入情報が収集できる

2つ目の特徴は、ユーザーがどの経路を利用したかを判別できることです。ユーザーごとの個別ページに、どのURLリンク・QRコードから流入してきたのかという情報を、自動蓄積することができます。

流入情報の管理

流入情報の管理のイメージ

既存の友だちが、新たな経路から流入した場合も、その情報を記録することができます。この仕組みを使えば、リンクやQRコードを読み込むだけで、イベント参加記録来店履歴を取得することが可能です。

LINE公式アカウントの「友だち追加経路」との違い

LINE公式アカウントの友だち追加経路では、どのユーザーがどの経路で流入してきたかという情報は分かりません。特定のユーザーと友だち追加経路を結びつけたい場合は、Linyのご利用をおすすめします。

3. 流入経路別にコンテンツを配信できる

流入経路でユーザーを絞り込み、コンテンツを配信することができます。

コンテンツの例は以下です。

  • 友だち追加時メッセージ
  • シナリオ配信
  • 一斉配信(セグメント配信)
  • リッチメニュー

特に注目していただきたいのは、友だち追加時メッセージシナリオ配信です。

友だち追加時メッセージは、友だち追加や流入をした際に、自動で送付されるメッセージです(あいさつメッセージのようなもの)。

これを利用すれば、以下のようなメッセージ配信が可能です。

  • イベント用のQRコードを読み込んだ来場者に、限定コンテンツを配信する
  • サロンの担当者別のQRコードを読みんだお客様に、カウンセリングシートを送付する
  • 店舗別のQRコードを読み込んだ来店者に、店舗固有のクーポンを送付する

シナリオ配信では、URLリンクやQRコードを読み込んだユーザーに、時間軸に沿ったメッセージ配信が可能になります。例は以下です。

  • オープンキャンパス参加者にQRコードを読み込んでもらい、終了時間にアンケートを送付する
  • サロンやジムの来店時にQRコードを読み込んでもらい、当日の夜にフォローアップメッセージを送付する
  • 施設来場者にQRコードを読み込んでもらい、ショーやイベントの開催時間が近づいたらアナウンスする

LINE公式アカウントの「友だち追加経路」との違い

LINE公式アカウントでは、友だち追加経路によってステップ配信や絞り込み配信ができます。ただし、「配信に使用する場合はオーディエンスサイズが50以上必要」「経路別にあいさつメッセージ(友だち追加時のメッセージ)が変更できない」「当日に絞り込み配信やステップ配信ができない」といった制限があります。

少ない人数でもセグメント配信をしたい場合や、QRコードが読み込まれた直後や当日にメッセージを配信したい場合は、Linyなどのツールを利用する必要があります。

Linyの流入経路の活用シーン

ここまでご紹介してきたように、流入経路分析はデータ測定だけではなく、ユーザーへのタグ付けや、コンテンツ配信に活用できます。

先ほど一部ご紹介しましたが、その他にも多様な業界・業種、用途で利用することができます。以下に具体的な活用シーンの一例をご紹介します。

まずは、業種・業界別の利用例です。

業種・業界 利用例
小売業 複数店舗がある場合は店舗別の友だち数を測定し、店舗別のセール情報や定休日をセグメント配信する
飲食業 来店時にQRコードを読み取ってもらい、来店回数に応じたクーポンを配信する
美容サロン 来店履歴を管理し、来店当日にはフォローアップのメッセージを配布。さらに1ヶ月後に再来店を促すメッセージを自動送付する
EC オンラインの購入画面にQRコードを表示し、次回利用できるクーポンを配布する
テーマパーク 入場時にQRコードを読み込むと「リッチメニュー」を園内用のものに切り替え、タップで乗り物やエリア別の空き状況を表示する
観光業 観光スポット別にQRコードを設置し、スタンプラリーを実施する
大学・専門学校 オープンキャンパス用のQRコードで参加者管理を行い、アンケートの送付や参加者限定コンテンツを配信する
転職サービス ウェブサイトに職種別のQRコードを設置してユーザーの希望する職種を自動取得し、新着求人が出た場合にセグメント配信する

次は、用途別の利用例です。

用途 利用例
採用活動 就職フェアや説明会でQRコードを読み込んでもらい、参加状況を管理。また、応募までのフォローアップに活用する
顧客管理 来店時や購入時にQRコードを読み込んでもらい、利用頻度を収集。来店回数が多いユーザーに限定コンテンツを送付する
集客経路の効果測定 各メディア/チャネルからの流入数を測定し、効果的な集客経路を特定する
セミナーの資料送付 セミナー内でQRコードを表示し、読み込んだユーザーにアンケートを送付。回答者にセミナー資料を自動送付する
イベント管理 イベント来場時にQRコードを読み込んでもらい、来場数を把握。その場で参加者特典コンテンツを配布する
複数メディアへの登録促進 メルマガやSNSの登録者にLINE追加を促し、LINE登録者には限定のプレゼントを配布する

Linyの流入経路分析を活用したお客様の成功事例

最後に、Linyの流入経路分析を効果的に活用しているお客様事例をご紹介します。

異なる店舗のお客様を1つのアカウントに統合し、横断的なマーケティングを実現!

関彰商事株式会社が運営する複合施設(ガソリンスタンド・自動車ディーラー・携帯電話ショップ)では、異なる店舗のお客様を1つのLINE公式アカウントに集めています。

その際利用されているのが、Linyの流入経路分析機能。店舗ごとにQRコードを作成することで、どの店舗で友だち追加されたのかが測定できます。さらに、利用店舗の情報をもとに、お客様一人ひとりに合ったパーソナルな配信が可能になります。

また、3店舗でお客様の情報を共有することができるため、部門横断的で、より効果的なマーケティング活動が促進されるようになりました。

事例詳細:事業をまたいで友だち情報を共有。Linyはマーケティングのメインツール

応募職種ごとに異なるQRコードを表示し、希望職種を自動取得!

医療従事者専門の人材派遣業をおこなっているパーソナルアシスト社では、Linyの流入経路分析機能を利用して、希望職種を自動取得しています。

具体的には、求人サイトからLINE公式アカウントに登録する際、医師や看護師など職種別に対応したQRコードを経由します。これにより、職種に応じたタグが付いた状態でLINE公式アカウントに追加されます。

LINE内では、専門科目や勤務形態など複数のアンケートに回答してもらい、より細かい個人情報の取得を実施しています。

事例詳細:Linyの自動応答でお客様対応の時間削減!会員登録から契約まで、WEB上ですべてのプロセスが完了するシステムに

LINE登録者へプレゼントを送付して、登録率を向上!

Webマーケティング、コピーライティングの分野で活動する中野さんは、ユーザーに複数メディアへの登録を促す施策を実施しています。

具体的には以下です。

  • LINEの友だちになった方にメルマガ登録を誘導
  • アプリ登録者をLINEへ誘導
  • LINE登録者には流入経路分析を用いて、プレゼントを自動送付

この施策により、LINEの友だち数とメールマガジンの読者数が同時に増加します。さらに、ユーザーとの接点が増えることで、エンゲージメントの向上にもつながっています。

事例詳細:Webマーケター流!Linyの活用方法を徹底解剖

まとめ

Linyの流入経路分析機能は、友だち追加数を計測するだけではなく、ユーザー行動の把握コンテンツ配信などにも活用できる機能です。

業種・業界問わず、さまざまな用途で活用されています。

「流入経路分析を使ってみたい」「自社の課題解決に使えるのかを相談したい」という場合は、お気軽に以下からお問い合わせください。担当者が丁寧にご案内します。

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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