LINE公式アカウントには、トーク上部に表示される「サービスメニューバー」という機能があります。2025年7月に登場しました。
この記事では、サービスメニューバーとは何か、どう使うのかについて画像付きで紹介していきます。
サービスメニューバーとは?
サービスメニューバーは、LINE公式アカウントのトーク上部に表示されるメニューバーです。ユーザーはメニューをタップして、各機能のリンク先に遷移することができます。

サービスメニューバーの例
上記の画像では、「クーポン」と「ショップカード」のメニューが表示されています。「クーポン」をタップすればクーポンリストに遷移し、「ショップカード」をタップすれば、ショップカードが表示されます。
注意:トークルーム広告が表示されている場合は、サービスメニューバーは表示されません
サービスメニューバーには何が表示できるのか
サービスメニューバーに表示できるメニューには以下があります(2025年7月現在)。
これらの機能を利用している場合は、サービスメニューバーを活用できます。設定手順については、後ほどご紹介します。
サービスメニューバーとリッチメニューは何が違うの?
トーク内にメニューを固定する機能としては、サービスメニューバー以外にリッチメニューがあります。それぞれの違いをまとめてみました。

サービスメニューバーとリッチメニューの比較
サービスメニューバー | リッチメニュー | |
表示場所 | トーク上部 | トーク下部 |
表示サイズ | 狭い | サイズ(大)はトークの1/3ほど |
デザイン | カスタマイズ不可 | リッチメニュー用の画像の作成が必要 |
リンク先 | 4種類(クーポン、ショップカード、メンバーシップ、LINEで予約) | 5種類(リンク、クーポン、テキスト、ショップカード、設定しない) |
表示タイミング | トークを開いた時、トークを遡った時に表示 | 下部のボタンで表示/非表示を切り替え |
設置できる内容(リンク先)と表示のされ方に違いがあるため、運用に合わせて活用しましょう。
サービスメニューバーの設定方法
サービスメニューバーは、以下の2つの条件が揃った場合に表示されます。
- サービスメニューバーに表示できる4機能の表示条件をクリアする
- 「サービスメニューバーを利用」をオンにする
それぞれ説明していきます。
1. サービスメニューバーに表示できる4機能の表示条件をクリアする
まず、サービスメニューバーに表示できる4つの機能の表示条件を、1つ以上クリアしているかを確認します。
機能名 | 表示条件 |
クーポン | ステータスが有効になっているクーポンの設定で、「LINEヤフーサービスへの掲載」が「掲載する」になっている |
ショップカード | 公開しているショップカードがある |
メンバーシップ | 公開しているメンバーシップがある |
LINEで予約 | 予約サービスと連携が完了していて、店舗/施設が予約を受付中である |
2.「サービスメニューバーを利用」をオンにする
次に、「サービスメニューバーを利用」の設定をします。
LINE公式アカウントの管理画面、右上にある「設定」をクリックし、「アカウント設定」を開きます。

「設定」 > 「アカウント設定」を選択する
「権限の利用」の項目内に、「サービスメニューバー」があるので、編集をクリックします。

「サービスメニューバー」>「編集」をクリック
ポップアップが表示されるので、「サービスメニューバー」を「オン」にします。「表示する機能」で、サービスメニューバーに表示したい内容を選択して保存します。

「サービスメニューバーを利用」をオンにする
この2つの条件がクリアされたら、自動的にサービスメニューバーが表示されます。表示までには時間が少しかかることがあります。
まとめ
トーク上部に表示されるサービスメニューバー機能をご紹介しました。該当する機能を活用している場合は、利用を検討してみてください。