LINEのマーケティングツール「Liny」には、対応マークと呼ばれる機能があります。この記事では、対応マークについてご紹介していきます。
Linyとは、LINE公式アカウントで顧客管理や販促CRM、LINEステップメッセージやセグメント配信、自動応答、細かな管理ができるLINEのマーケティングツールです。
Linyについての詳細はこちら▼
Linyの「対応マーク機能」とは?
Linyを活用していく中で、サポート対応など友だちに対して「人による対応」が必要になる場合もあるでしょう。そんな時は、友だちごとに、「対応マーク」をつけて対応の効率化を行うことができます。
例えば、お問い合わせが入ったら、友だち対応マークを「問い合わせ中」に設定し、「問い合わせ中」マークをついている人のみ、スタッフが対応するという運用が可能です。
対応マークを付けることで、対応すべき友だちをひと目で判別することができ、対応漏れの防止や対応の効率化につながります。
特に、LINEで1:1のコミュニケーションを行われる場合にオススメの機能です。
2種類の対応マーク
対応マークには、「友だち対応マーク」と「メッセージ対応マーク」があります。
- 友だち対応マーク
友だちごとに設定することができるマーク。例えば、「要対応」「対応中」「対応済」など、対応のステータスを友だちごとに管理する場合に便利です。
- メッセージ対応マーク
メッセージごとに設定することが出来るマーク。用意しているのは「未確認」の1種類です。
2つの対応マークを場面に応じて活用することで、友だちとのやり取りを漏れなく・無駄なく行なえます。ここからは、友だち対応マークに焦点を当てて説明していきます。
LINE公式アカウントでは出来ないの?
LINE公式アカウントには、チャットを行うことができる友だちに、「要対応/対応済み」マークの設定を行うことができます。
一方で、LINE公式アカウントでは以下のようなことが行なえません。
- 一度もメッセージを送ったことのない友だちに「対応マーク」の設定を行うこと
- 自動で「対応マーク」を設定すること
つまり、チャットが可能な友だちに、「対応マーク」のを手動で行うことはできますが、LINE公式アカウントのすべての友だちの状態管理や、対応マークの自動変更を行うことはできません。
Linyの対応マークを用いる理由
Linyの「対応マーク」を活用すると、以下のような運用ができます。
- LINE公式アカウントの全ての友だちに対して対応マークを付与する
- 対応マークによって友だちを絞り込んで、メッセージを一斉配信する
- 友だちのアクションに合わせて、自動で対応マークを付与する(例:回答フォームが送られてきたら対応マークを変更する)
このように、LINE公式アカウントの友だち全体に対して顧客管理を行いたい時や、対応を効率化したい場合は、LINE公式アカウントだけではカバーしきれないため、Linyを併用されると良いでしょう。
対応マーク機能の活用の流れ
1. 対応マークの設定
利用する対応マークの設定を行います。対応マークの数や表示ラベル、色を自由に設定することが出来ます。
2. 対応マークの付与
友だちに対して対応マークを付与します。
手動で対応マークを付与する以外にも、
- 友だちからメッセージを受け取った際に自動で初期値を設定する
- アンケートに回答したユーザーに、自動で特定の対応マークを設定する
など、自動で対応マークを付与できます。
3. 対応マークで検索
友だちを検索する際に、対応マークで検索結果を絞り込むことができます。
メッセージの一斉配信を行う際に、対応マークで絞り込みを行うことができます。
例えば、「対応完了」のステータスの人だけをメッセージの送信対象とすることが可能です。
4. 対応が必要な友だちを順番に対応していく
対応マークで絞り込むことによって、対応が必要な友だちのみ表示され、対応漏れがなく、効率的に業務を進めていくことができます。
対応マーク機能の利用シーン
対応マーク機能が活用できるシーンをご紹介します。
「お問い合わせ対応」で利用する場合
LINE公式アカウントでお問い合わせを受け付けている場合は、対応状況に応じて対応マークを利用することができます。
対応マークは後から追加/変更することも可能です。
「営業支援」で利用する場合
営業支援としてLINEを利用している場合は、営業の進捗ステータスごとに、対応マークを用意して活用します。
「採用」で利用する場合
LINEで候補者や応募者を管理している場合は、採用フローに合わせて対応マークを設定します。
まとめ
LINEマーケティングツールLinyの「対応マーク機能」についてご紹介しました。
対応マーク機能があることで、対応の抜け漏れを防いだり、友だちをステータスごとに管理することが格段に容易になります。LINEで顧客管理する場合に、是非ご活用ください。