Linyの予約機能をわかりやすく解説【事例付き】

LINE公式アカウントには予約機能が搭載されていません。そのため、「LINEで予約の仕組みを作る」には、別途、予約システムを併用する必要があります。

「Liny（リニー）」はLINEのサポートツールで、顧客管理・セグメント配信などのLINE運用に関する機能から予約管理まで、幅広い機能を提供しています。予約システムの構築を目的として、Linyを導入されるケースも少なくありません。

Linyを活用することで、LINEと連携できる予約システムが簡単に作れ、予約対応や変更・キャンセルの手間を省けます。

この記事では、Linyの予約機能について事例を交えてわかりやすく解説していきます。ぜひ貴社の思い描く予約管理の仕組みを、Linyで実現できるのかご確認ください。

Linyの予約機能について

Linyの予約機能には、以下の特徴があります。

順番に見ていきましょう。

1.「イベント予約」と「カレンダー予約」の2つの予約機能がある

Linyには、用途に応じた2つの予約機能があります。シーンに合わせてどちらの機能も利用できます。

カレンダー予約は、カレンダーの空いている日付から日時指定の予約ができる機能です。店舗への来店や常設の相談窓口、サロンやクリニック、少人数の講座や面談の予約など、＜常時予約を受け付けている場合＞に活用します。

イベント予約は、日時を指定した単発のイベントや期間限定イベントの予約管理ができる機能です。例えば、イベント開催、セミナー開催、新商品お試し会のように、＜単発イベントの予約管理をしたい場合＞に便利な機能です。

後ほど、この2つの機能について詳しく紹介していきます。

2. リマインドメッセージを自動送付し、予約忘れを防止できる

予約を行ったユーザーに対し、予約日前にLINEでリマインドメッセージを自動配信できます。メールではなく、LINEでメッセージを送ることで、メッセージを見逃すことも少なくなり、手間をかけずに無断キャンセルの対策ができます。

3. 友だちごとに予約情報を管理し、マーケティングや販促に活かせる

ユーザーの予約情報は、友だちごとに自動蓄積が可能です。「友だちが何回予約を行ったのか」「いつどんな予約をしたのか」など、予約情報を保存し、効果的なセグメント配信に活用できます。

例えば、

• 3ヶ月前に予約を行ったユーザーに対して再来店メッセージを送付する
• 予約数が3回以上のユーザーに、特別イベントの案内を行う

このような配信を行うことで、リピーターの増加やファン化の促進につながります。

4. Linyのすべてのプランで予約機能が利用できる

Linyはすべての料金プランで予約機能が利用できます。料金プランについては、以下からお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

5. 設定の不明点は、zoomやチャットですぐに相談できる

Linyの導入時には、貴社のアカウントに最適な予約機能の活用方法をご提案します。不明点が出てきた場合にすぐに疑問を解決できるように、チャットでのご相談も可能です。

カレンダー予約機能とは？

ではここからLinyの2つの予約機能である、「カレンダー予約」と「イベント予約」をご紹介します。

まずは、カレンダー予約機能です。常時予約を受け付けており、ユーザーがカレンダーの空いている日時を選択して予約をする際に活用します。

店舗への来店や常設の相談窓口、サロンやクリニック、少人数の講座や面談の予約などで活用されています。

ユーザーが利用する予約画面

担当者ごとに予約の枠を設けることができ、友だちは担当者やコースを選択して予約を進めます。

管理者は、管理画面で予約状況の確認や、予約者へのメッセージ・リマインド自動配信などを行うことができます。

カレンダー予約機能の活用例

例えば、以下のような用途で活用できます。

カレンダー予約機能の特徴

Linyのカレンダー予約機能には、以下の特徴があります。

1. 複数の予約枠を設定できる

Linyのカレンダー予約では、同じ日時に複数の予約枠を設定することができます。

• 担当者ごとに予約の枠を作りたい時
• 部屋ごと・施設ごと・場所ごとに予約を取りたい時

このような時に、複数の予約枠を設定して、ユーザーに希望の枠を選択してもらうことが可能です。

2. 予約人数の上限を1人から複数人まで設定できる

1つの枠に対して、予約できる上限数を設定できます。

例えば、個別面談などの場合は1人、複数人で開催するレッスンや説明会などの場合は任意の数を設定します。

用途に合わせて柔軟に調整することが可能です。

3. 予約の受付開始と締め切り日時を設定できる

予約受付開始日を、開催の何日前の何時からかを設定できます。同様に、予約締切日を開催の何日前の何時までかを設定できます。

日時の設定が不要な場合は、設定する必要はありません。

4. 変更・キャンセル可否の設定ができる

ユーザーが自分で予約を変更やキャンセルができるかどうかを選択できます。許可する場合は、何日前の何時からかの設定が可能です。

また、変更・キャンセルをリクエスト制にすることもできます。

5. 予約を承認制にできる

予約を管理者の承認制にすることができます。予約可能な人をフィルタリングしたい場合などに便利です。

6. 管理者側でも予約ができる

ユーザーだけではなく、管理者側でも予約をすることができます。ユーザーとチャットや通話などで会話をしている流れで予約をしたい場合や、LINE公式アカウントの友だちになっていないユーザーの予約を確保する場合などに活用できます。

7. Googleカレンダーと連携できる

カレンダー予約の枠とGoogleカレンダーを連携させることができます。連動は以下の2パターンあります。

1. 友だちからの予約をGoogleカレンダーに連動
2. Googleカレンダーの予定を予約枠に連動

Googleカレンダーで予定を調整している場合に便利な機能です。

8. 申し込み時の入力情報を友だちごとに自動蓄積できる

予約時に任意の情報を取得することができます。

取得情報の設定

取得した情報は、友だちの個別ページに自動蓄積されます。予約をきっかけに、友だちの属性を蓄積してユーザー理解につなげることも可能です。

イベント予約機能とは？

次は、イベント予約機能のご紹介です。日時を指定した単発のイベントやセミナーなど、単発イベントの予約管理ができる機能です。

イベント告知画面の例

申し込むをクリックすると、LINE内で予約画面が表示される

複数の設定ができるので、イベントやセミナー開催のたびに、イベント予約の設定をするだけで予約管理が簡単に行えます。

カレンダー予約よりも利用シーンが多く、アカウントの用途問わず広く活用されている機能です。

イベント予約機能の活用例

イベント予約は単発で開催するイベントやセミナーなど幅広く活用できます。

例えば、以下のような用途で利用が可能です。

Linyのお客様導入インタビューにも、イベント予約を利用した事例が掲載されています。

大分県の百貨店「トキハ」では、イベント予約機能を使い、商品の事前予約の仕組みを取り入れました。イベント予約で商品の予約受け付けを実施することで、最高額の売り上げを達成。さらに、予約数が確認できることにより、商品の適切な仕入れ数の把握が可能になり、商品の在庫ロスが解消されました。

【株式会社トキハ】商品予約で最高額の売上を達成！Linyで叶える、お客様に寄り添った情報配信

イベント予約機能の特徴

Linyのイベント予約機能には、以下の特徴があります。

ほぼカレンダー機能と同様ですが、友だちが予約時に予約数を設定できる、利用規約や同意チェックボックス欄を設けられる、などの特徴があります。

まとめ

Linyを活用することで、LINEと連携できる予約システムが簡単に作れ、予約対応や変更・キャンセルの手間を省けます。

またカレンダー予約とイベント予約という2つの機能を備えており、様々な業種・規模のビジネスニーズに対応できます。

LINE連携ができる予約システムを探されている場合は、お気軽にご相談ください。貴社のアカウントでLinyの予約システムがマッチするのか、他社はどのように活用しているのか、担当者が丁寧にご説明いたします。

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