LINE公式アカウント LINE活用事例

LINE公式アカウントを習い事・塾・スクールで活用する方法

2023年11月30日

LINE公式アカウントを習い事・塾・スクールで活用する方法

LINE公式アカウントを習い事・塾・スクールで活用する方法

LINE公式アカウントは、習い事、塾、教育業界など、幅広いスクール事業で活用されています。この記事では、これらの業界におけるLINE公式アカウントの活用法を、具体的な事例を交えて詳しくご紹介していきます。

LINE公式アカウントが習い事・塾・教育業界で活用されている理由

LINEで予約するメリット

LINE公式アカウントは、企業やビジネス向けのLINEアカウントです。LINE公式アカウントの友だちになっているユーザーに対して一斉にメッセージを送信したり、1:1のチャットが可能なサービスです。

習い事、塾、教育業界でもLINE公式アカウントの活用が増加しています。その理由には、以下のような背景があります。

1. メールよりLINEの方がユーザーの利便性が高い

塾、習い事、スクールのユーザーや保護者は、メールよりもLINEを日常的に利用しています。ユーザーの利便性を考え、メールではなくLINEでのコミュニケーションに切り替える企業が増えています。

2. 欠席・キャンセルを電話ではなくLINEで行いたい

欠席やキャンセルの連絡を電話でする場合、場所や時間を選ばなければならず、電話をかけるタイミングが難しいことがあります。また、企業側も電話対応が必要です。さらに、複数の方から電話がかかってきた場合は話し中になり、繋がらないというケースも発生してしまいます。

一方、LINEでのやり取りでは、場所や時間を選ばずにメッセージを送信でき、確認する側も手が空いているときにメッセージを確認して素早く返信できるため、双方にとって利便性が高いツールです。

3. すぐにメッセージが開封されるので連絡手段として適している

LINEはスマホにプッシュ通知がされたり、未読バッチが表示されるため、メッセージが開封されるまでの時間が早いという特徴があります。そのため、申し込みのリマインド配信、緊急の連絡を配信するのにも適しています。

4. メッセージの一斉配信(絞り込み配信)ができる

LINE公式アカウントは、1:1のチャットだけでなく、メッセージを一斉配信することが出来ます。また、配信先を絞り込んで、特定のグループのユーザーに対してメッセージを配信することができます。例えば、在校生だけにメッセージを配信することや、保護者にのみ配信することも可能です。

LINE公式アカウントの活用事例

Linyを使うとできること

習い事・塾・スクールなどにおける、LINE公式アカウントの活用例を、LINE公式アカウントの機能と共にご紹介します。

  1. 【チャット機能】生徒との連絡手段として活用する
  2. 【ステップ配信】集客・申し込みに繋げる
  3. 【動画配信】講座を無料体験できる
  4. 【絞り込み配信】特定の講座の申込者を絞り込んでメッセージを送付する

順番に見ていきましょう。

1. 【チャット機能】生徒との連絡手段として活用する

1つ目は、LINE公式アカウントのチャット機能を活用し、生徒との1:1の連絡を行う活用法です。欠席や遅刻の連絡、また個別相談に活用できます。

チャットでの連絡

チャットで連絡が可能

当社が提供するLINE公式アカウントのサポートツール「Liny」を活用している新東京歯科技工士学校・新東京歯科衛生士学校では、授業の欠席や遅刻の連絡手段としてLINE公式アカウントを活用しています。

電話からLINEに切り替えることで、忙しい時間帯の出欠連絡の対応にかかる時間が軽減しました。また、学生からの悩み相談などもLINEを通じて気軽に行えるため、学生との距離を縮めることにもつながりました。

参考:新東京歯科技工士学校・新東京歯科衛生士学校のLiny活用事例

2. 【ステップ配信】集客・申し込みに繋げる

習い事・塾・スクールの集客や、申し込み率を高めるために、LINE公式アカウントを活用することも可能です。その場合、ステップ配信機能が役立ちます。

ステップ配信の機能を用いると、「友だち登録したという行動」をきっかけに、「◯日後にメッセージを配信する」という設定を行うことが出来ます。

ステップ配信

ステップ配信のイメージ
引用:LINE公式アカウント管理画面

例えば、以下のような順番で、自動でメッセージを送付することが可能です。

  • 【友だち追加時】スクールの紹介
  • 【1日後】カリキュラムの紹介
  • 【2日後】お客様の声の配信
  • 【3日後】資料ダウンロードの案内
  • 【7日後】無料体験へ誘導

このように、資料請求や無料体験へ誘導するメッセージを自動送付できるため、申し込みへの誘導を効率化することができます

参考:LINE公式アカウントのステップ配信とは?設定方法や配信事例も紹介

3.【動画配信】講座を無料体験できる

LINE公式アカウントでは、さまざまなコンテンツをメッセージ配信することができます。その一つとして、「動画コンテンツ」の配信も可能です。

動画レッスン

動画コンテンツの例

例えば、体験用の動画コンテンツを作成し、希望の方にLINEのメッセージとして配信することができます。テキストメッセージだけではなく、画像や動画コンテンツなど、多様な情報を配信することで、ユーザーの興味喚起や、エンゲージメントの向上に役立てられます。

参考:LINE公式アカウントで動画配信は可能?活用のポイントや注意点について

4. 【絞り込み配信】特定のユーザーを絞り込んでメッセージを送付する

LINE公式アカウントでメッセージを配信する際、特定のユーザーを絞り込んでメッセージを配信することができます。

特に、塾・習い事・スクール事業においては、チャットができるユーザーに「タグ」を付与し、「タグ」がついたユーザーに対してセグメント配信を行う利用方法が考えられます。

セグメント配信

セグメント配信の例

例えば、「基礎クラス」に申し込んでいるユーザーに「タグ」をつけ、該当タグで絞り込みをし、「中級クラス」を案内するメッセージを配信することができます。

送信先を絞り込むことで、ユーザーニーズを踏まえたメッセージをピンポイントで配信することができ、成約率を高めることに繋げられます

参考:LINE公式アカウントのセグメント配信とは?設定方法も解説!

LINE公式アカウントを活用する際の注意事項

違いは?

LINE公式アカウントを活用する際には、以下の注意点があります。

  1. ユーザー情報はチャットで収集する必要がある
  2. チャットで収集した情報は手動で管理する必要がある
  3. 限られた絞り込み配信しかできない

順番に説明していきます。

1. 情報収集はチャットで行う必要がある

LINE公式アカウントで、ユーザーの情報を収集するには、チャットでユーザーから情報を送ってもらう必要があります。ユーザーから返信がない状況では、ユーザーごとの情報を把握することができません。

チャットでユーザー情報を送付してもらう

チャットでユーザー情報を送付してもらう

しかし、全てのユーザーがメッセージを返信してくれるわけではありません。

また、細かな情報を収集するには、質問項目が多くなったり、欲しい情報を収集するために、チャットで複数回のやり取り行うなど、運用の手間がかかってしまいます。

ユーザー側もやり取りをするのが煩わしくなると、ブロックに繋がる恐れがあります。

2. チャットで収集した情報は手動で管理する必要がある

チャット機能を利用して、ユーザーから情報を収集した場合、その情報は手動で管理する必要があります。

チャット例

チャットの友だち情報入力欄の例

LINE公式アカウントのチャット機能には、「タグ」「担当者」「ノート」などの入力欄があるため、これらの項目に情報を入力し、管理をします。

ユーザーが増えてきた場合には、運用の手間がかかってしまう、という課題が発生することがあります。

3. 限られた絞り込み配信しかできない

LINE公式アカウントの絞り込み配信は、2種類の方法があります。

  1. LINE公式アカウントが推計した属性(性別、年代、地域など)
  2. オーディエンス(タグでの絞り込みなど)

これらの方法での絞り込みはできますが、細かな絞り込み配信をすることは困難です。例えば、以下のような絞り込み配信は、LINE公式アカウントだけではできません。

  • アンケートへの回答や、選択肢のタップでユーザー情報を自動収集する
  • ユーザーの回答をもとに絞り込み配信を行う

このような絞り込み配信を実現するには、当社が提供するLinyのような、LINE公式アカウントのサポートツールを併用する必要があります。

参考:LINE公式アカウントで柔軟にセグメント配信をする方法【Liny活用】

LINE公式アカウントの課題を解決するなら、Liny!

先述したように、LNE公式アカウントだけでは、「ユーザーごとの情報を自動取得・管理する」「ユーザー情報に基づいた細やかな絞り込み配信」を行うことが困難です。これらの課題を解決するためには、LinyのようなLINE公式アカウントの拡張ツールの併用が必要です。さらに、Linyを利用すると、以下のようなLINE運用も可能になります。

  • ユーザーを「学生/卒業生/保護者/入学検討中」に分類し、絞り込み配信を行う
  • イベントの予約をしたユーザーに、リマインドメッセージを自動配信する
  • アンケートに回答したユーザーに、興味があるコースの詳細を自動配信する
  • 資料請求をしたユーザーに、資料を自動送付する
  • 体験入学の2日後に、フォローアップのメッセージを自動送付する

このように、ユーザー情報を自動で取得・蓄積し、それに基づいたセグメント配信が実現できるLinyをぜひお試しください。

塾・スクールでのLiny活用の詳細ページは以下からご確認ください。

塾・スクールでのLiny活用

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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