この記事では、LINE公式アカウントのマーケティングツール「Liny(リニー)」についてご紹介します。
LinyとLINE公式アカウントを併用することで、LINE公式アカウント内で多くの機能が利用できるようになります。
「Linyを利用するメリットは何か?」「どんな機能が利用できるのか?」についてもご説明していきます。
LINE公式アカウントの困りごと
LINE公式アカウントは、LINEアプリを通じてユーザーにメッセージを配信することができるサービスです。
LINEアプリはもともと親密な人とのやり取りで使うツール。そのため、メールよりも開封率が高く、開封スピードも早いという特徴があります。だからこそ、運用次第で効果が変わってきます。
「せっかくLINE公式アカウントを運用するなら、効果をしっかりと出したい!」
そう思われる方も多いでしょう。
一方で、日々運用している担当者の皆様は、こんなお悩みをお持ちです。
自由な絞り込み配信が出来ない
LINE公式アカウントには、絞り込み配信の機能があり、あらかじめ用意されているセグメントでの絞り込み配信が出来ますが、自由に属性を設定して配信することは出来ません。
例えば、
- 2回以上来店したことがあるユーザーのみに配信したい
- 今月誕生日のユーザーにクーポンを配信したい
など、マーケティングの視点を取り入れて配信をしたいと思っても出来ないという課題があります。
顧客情報の管理・分析が出来ない
1:1のチャットを行った事があるユーザーであれば、タグを付けたりメモを残すことは可能ですが、チャットができないユーザーの情報を個別に蓄積することはできません。
また、ユーザーの情報はチャットで提供してもらった内容を、タグやノートに手動で記載する範囲にとどまります。
ユーザーのLINE内でのタップ内容や、アンケートへの回答を自動で収集することはできないため、管理や分析をするには課題が残ります。
顧客対応に時間がかかる
LINE公式アカウントの「チャット」機能を利用して、ユーザーからの相談やお問合せ、予約などを受け付けることもあるでしょう。
LINEのチャット機能は、気軽にメッセージをやりとりしてユーザーとの距離を縮める事ができる反面、一人ひとりとコミュニケーションを取るための「顧客対応」に時間がかかることが問題となってきます。
対応コストをかけたくない場合や、人手不足で対応が出来ない場合は、「一斉配信しか利用できていない」という企業もあります。
LINEの悩みを解決するLinyの機能
Linyは、このようなLINE公式アカウントの運用上の課題を解決する機能を提供しています。
ここでは、Linyを使うことで利用できる機能の一部をご紹介します。
セグメント配信機能
顧客ページに蓄積されている、友だちの「タグ」「友だちの情報」「友だち登録日」「最終反応日」「対応マーク」などの情報を組み合せて、自由にセグメント配信を行うことが出来ます。
セグメントリッチメニュー機能
タグや友だち情報などによって、リッチメニューを出し分ける機能です。
その人に合わせたコンテンツを表示することができたり、複数のリッチメニューを組み合わせてタブで内容の切り替え表示ができます。
回答フォーム機能
アンケートフォームを作成し、LINEトーク画面内に表示することができる機能です。
クリックをしてWEBブラウザに遷移させること無く、トーク内にコンテンツを表示することでページの離脱を減らし、行動を促しやすくする効果があります。
また、ユーザーが入力した情報は、顧客ページに自動で反映ができ、顧客情報の蓄積と活用ができます。
顧客ページ機能
友だちになったユーザー一人ひとりに顧客ページが用意されています。
LINE内でのアクションを自動で収集し、顧客ページに蓄積していくことが可能です。
自動ステップメッセージ配信
お客さまの興味と関心の度合いに応じて、自動でステップメッセージを配信します。
友だちのアクションに基づいて、配信するかどうかや配信内容を分岐させることが出来ます。
LINE公式アカウントとの違い
ここまでご紹介してきたように、LinyはLINE公式アカウントには無い、様々な機能を提供しています。
Linyを併用することで、LINE公式アカウントを利用してマーケティングや顧客管理が出来るというのが、大きな違いです。
LINE公式アカウントとの機能の違いの詳細については、以下のページから詳細をご確認ください。
参考ページ
まとめ
LinyはLINE公式アカウントの運用上のお悩みを解消する機能群を提供しています。LINE公式アカウントと共に用いることで、LINEの運用を見える化し、効果を最大化することができるツールです。