日用品、化粧品、食品などを製造する消費財メーカーでは、マーケティングや販促、ユーザーとの関係構築のために、LINE公式アカウントが利用されています。
メッセージの一斉配信にとどまらず、ユーザーニーズに合ったセグメント配信や、アンケート調査、さらにはキャンペーンの実施など、様々なマーケティング施策でLINEが用いられるようになってきました。
このような使い方をするために、LINE公式アカウントだけではなく、LINE公式アカウントのサポートツールであるLinyを併用するケースも増えています。
この記事では、LINE公式アカウントを利用するメリットや、Linyを併用することでどのようなLINE運用が実現できるのかをご紹介していきます。
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない様々な機能が活用できます。これにより、細やかなセグメント配信や顧客管理が実現します。
消費財メーカーでLINE公式アカウントを活用するメリット
LINE公式アカウントは、企業や組織向けのLINEアカウントで、友だちへのメッセージの一斉配信や、リッチメニューの活用、チャットでの気軽なコミュニケーションができます。
消費財メーカーでも、LINE公式アカウントの導入が広がってきています。なぜなら、LINEの活用には、以下のようなメリットがあるからです。
- SNSの中で利用率が最も高い*ため、幅広い層にリーチできる
- ユーザーのLINEアプリに情報配信できるため、メッセージが読まれやすい
- 専用アプリのダウンロード不要！ワンタップで友だち登録できる
- リッチメニューを活用して、おすすめ情報をまとめて表示できる
* 参照：令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
このように、効果的な情報配信のツールとして、LINE公式アカウントが用いられています。
一方、消費財メーカーのLINE運用ではこんな課題や要望が...
LINE公式アカウントは利便性が高い一方、消費財メーカーでは、「友だち数が多い」という特徴や「メッセージ配信だけではなく、キャンペーンや調査などにもLINEを活用したい」という要望があり、LINE公式アカウントの機能だけでは、以下のような運用上の課題が生じることも少なくありません。
- メッセージ配信のコストがかさむ
- メッセージの一斉配信後に、ブロック率が上がる
- セグメント配信に必要なユーザー属性が収集できない
- キャンペーンを実施したいが、LINE公式アカウントの基本機能では細かな設定ができない
- LINE公式アカウントをマーケティングに活かしたいが、メッセージ配信以外の活用方法がわからない
このような課題を解決するために、当社のLINE公式アカウントのサポートツール「Liny」が併用されています。
Linyを使えば、おもいどおりのLINEマーケティング施策が実現できる！
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない「顧客管理」「セグメント配信」「予約管理」などが実現します。
ユーザー属性に合わせたセグメント配信により、配信コストの削減とブロック防止につなげられます。また、メッセージの配信だけではなく、アンケート調査や様々なキャンペーンを実施することも容易です。
例えば、以下のような様々な目的で、LINE公式アカウントを活用することができます。
- 販促／プロモーション／キャンペーン
- 店舗／ECへの送客
- アンケート調査
- お問い合わせ窓口／カスタマーサポート
具体的な活用事例を、順番にご紹介します。
販促／プロモーション／キャンペーンでの活用事例
Linyを併用すれば、LINEを介した販促やプロモーション、キャンペーンの仕組みづくりが簡単に行えます。例えば、以下のような企画を実施できます。
- LINE公式アカウントでクイズを送付し、正解者の中から抽選で100名様にクーポンをプレゼント
- 商品を購入してLINE公式アカウント上でスタンプを貯めると、キャンペーンに応募できる
【クイズイベントの例】
新商品のプロモーションで、クイズイベントを実施。3日連続でLINE公式アカウントでクイズを送付し、全問正解した方に新商品の割引クーポンをプレゼント！
ユーザーはタップするだけでクイズに答えられる。正解するとクーポンが自動で送付。
店舗／ECへの送客での活用事例
Linyを併用すれば、ひとりひとりのニーズに合ったセグメント配信も簡単にできます。例えば、以下のような活用が可能です。
- お客様の誕生月を収集して、限定クーポンを配信する
- お客様の興味に基づいて、商品案内やイベント案内を行う
- LINEの配信からECサイトに訪れたユーザーを判別する
【お客様情報を収集してセグメント配信をする例】
友だち登録すると、「興味がある商品」と「お誕生月」のアンケートが自動送信。タップで選択してもらえば、自動でお客様情報が収集できる。今月お誕生日の方だけに割引クーポンを配信することで、店舗やECサイトへの送客効果がアップ！
友だち追加後にアンケートを送付。タップした選択肢は自動で蓄積され、セグメント配信に活用できる。
アンケート調査でのLiny活用事例
Linyを併用すれば、アンケート調査も簡単に行えます。例えば、以下のような活用が可能です。
- LINEの友だちを対象に、商品についてのアンケート調査を行う
- モニター募集の・受付管理が簡単にできる
【アンケート調査の例】
商品のリブランディングを行うために、その商品を利用しているユーザーを対象に、アンケートを送付。アンケートの内容は、年齢、居住地、年収、家族構成など、様々な項目の設定が可能。アンケートを回答することで、ポイントを貯めることができ、貯まったポイントで商品と交換ができる。
アンケート調査の送付の例
【モニター募集の例】
新商品のモニター募集を行うために、LINE公式アカウントでエンゲージメントが高いユーザーを対象に案内を送付。予約機能を利用して、先着順の申込者管理を行う。予約者向けのリマインド配信や、モニター実施後のアンケートフォームも自動で配信。
モニターの申込者をLinyで管理できる
お問い合わせ窓口／カスタマーサポートでの活用事例
Linyを併用すれば、商品のお問い合わせ対応を効率的に行えます。例えば、以下のような活用が可能です。
- ヒアリング項目を自動送付して、チャット対応の手間を軽減できる
- 自分が担当しているお客様を絞り込んで、素早く漏れのない対応ができる
【アンケートを送付してチャット対応を効率化する例】
LINE公式アカウントに、化粧品の選び方や使い方のお問い合わせを窓口を設置。お問い合わせを希望する方に、簡単なアンケートを自動送付して悩みを入力してもらう。回答を受け付けたら、チャットで疑問にお答えする。
問い合わせの商品や、質問内容を記入するフォームの例
消費財メーカーのLINEマーケティングのまとめ
消費財メーカーでは、LINE公式アカウントを活用してユーザーに情報配信を行うケースが増えてきました。一方で、LINE公式アカウントだけでは、ユーザーに合わせたセグメント配信やファン化を促進するようなマーケティングの実施が困難です。
Linyを併用することで、ひとりひとりに合ったメッセージのセグメント配信や、アンケート調査、さらにはキャンペーンの実施など、おもいどおりのキャンペーンの実施が可能です。
LINEマーケティングに取り組む場合は、ぜひ一度Linyをお試しください。
