この記事では、LINE公式アカウントを活用するメリットについてご紹介していきます。まだLINE公式アカウントを活用していない方や、これから活用したいという方は、導入するかどうかを判断するために是非ご活用下さい。
メリット1:ユーザー数No.1の巨大プラットフォーム
メリットの1つ目は、なんと言ってもユーザー数の多さです。LINEはコミュニケーションを行うプラットフォームとして国内でユーザー数がNo1のSNSであり、毎日LINEアプリを利用するユーザー(アクティブユーザー)が80%にものぼり、TwitterやInstagram、Facebookなど、他のSNSに大きな差をつけています。
LINEは若い層に使われているメディアとしてのイメージをお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが、今や若年層だけのメディアではなく、幅広い年代のユーザーが利用しており、多くの年代にリーチができるプラットフォームとなっています。
またLINEの特徴としては「LINE Live」「LINE Pay」などの関連サービスが続々登場していることです。それらのサービスは現在、別々のサービスとして利用されてはいますが、今後はシームレスに連携される可能性があります。
そうすると、LINE公式アカウント内でLINE Payで簡単に支払いが出来るなど、より強力なプラットフォームとなる未来がすぐそこまで来ているかもしれません。近い将来LINEの活用なしではビジネスが考えられないような市場になることも予測されるため、利用しない手はないと言えるでしょう。
メリット2:メールよりも開封率&即効性が高い!
LINE公式アカウントはメールと比べられることも多くあるため、メリットの2つ目ではメールとの違いをご紹介します。
LINEであればブロックされなければ100%届き、その利用頻度の高さから、到達率も開封率もメールと比較して格段に優れていると考えらます。開封率はメールマガジンの2~6倍という数値を叩き出すことができた、というユーザーの声も多数寄せられます。
例えば、メールマガジン読者が10,000人いたとします。開封率が10%の場合は、1,000人にしか情報が届いていないということになります。
一方で、LINE公式アカウントを使った場合は、友だちが10,000人いたとして、開封率が60%の場合、6,000人に情報が届いているということになります。
当然、多くの人に情報を届けることができるツールのほうが、来店数や注文数を増やすことができる機会が増えるため、より成果を出すことができます。
加えて、LINE公式アカウントは到達率と開封率が高いだけでなく、アプリのようにプッシュ通知でメッセージの受信をお知らせできるというのも特徴です。ユーザーが開きたいタイミングでメッセージを確認するのではなく、こちらが配信したタイミングでメッセージを見てもらえる可能性が高いため、メールよりも早いタイミングでメッセージが読んでもらえる、というメリットもあります。
メールの場合、受信してから気づいて読んでもらえる時間の平均が約5時間というデータに対して、LINEの場合は届いてから約10分以内に読んでもらえるというデータもあります。
つまり、緊急性の高い情報を配信する場合(タイムセールや雨の日クーポンなど)は、メールだとイベント実施期間に見逃してしまう可能性が高いですが、LINEの場合は見逃すことなく受け取れる場合が多いため、そういった配信との相性も抜群です。
メリット3:友だち登録が手軽にできる
LINE公式アカウントは友だち追加が簡単に出来ます。
例えば、メールアドレスで登録する場合、メールアドレス(複雑な文字列や記号)を入力しなければいけない手間や、氏名などの個人情報を求められるケースが多いですが、LINE公式アカウントであれば、QRコードや友だち追加ボタンをタップするだけで簡単に企業アカウントとつながることができます。
簡単に追加ができるということは、その分、集客もしやすいというメリットがあります。ある不動産仲介業では、登録をメールからLINEメインに切り替えたことにより、登録率が30%もアップしたというケースもあります。
登録の手軽さは、今まで以上に重要な要素となっていることがわかります。
メリット4:チャットで1:1のやり取りも可能
最近の流行りである「チャットコマース」はご存知でしょうか?
チャットコマースとは、チャットボットやチャットツールを通して商品やサービスの購入を行うというものです。ユーザーはスマートフォンで企業のWEBサイトにアクセスし、そこからチャットを介して「お問い合わせ」や「購入の相談」「注文」などを手軽に行うことで、販売成果につなげることが出来ます。
LINE公式アカウントはチャットコマースを行うにも最適なツールです。LINE公式アカウントでは一斉配信が出来る他にも、チャット機能もあるため、個別の相談を受けることも可能です。
化粧品をECサイトで販売しているある企業では、LINEで相談が出来るサービスを始めました。LINEで個人の悩みをリアルタイムで受け付け、会話を通じてお客様にあった商品を提案することが出来ます。
このように、ユーザーのニーズが多様化した現代において、販促をする際にも、一人ひとりのユーザーに合わせたパーソナルなメッセージを配信しなければ効果を上げるのが難しくなってきています。LINE公式アカウントを使えば、友だちに相談している感覚で、気軽にチャットのコミュニケーションが取れるため、時代にあった販促ツールと言えるでしょう。
メリット5:集客や販促に便利な機能も揃っている
集客や販促で活用できる機能が多いのもLINE公式アカウントを使うメリットです。
どんな機能があるかというと、
- クーポン
- 抽選
- ショップカード
- アンケート
- 配信効果の分析
などの機能もあり、無料プランから全ての機能を利用することが可能です。
さらに弊社のLinyのように、外部のAPIツールなどを接続することで、より機能を拡張することができます。
例えば、チャットボットやシナリオ配信の作成ができるようになったり、顧客管理やマーケティングオートメーションツール的な使い方をすることも出来るようになり、LINEを使いこなして効果を上げることが期待できます。
メリット6:全ての機能を無料で今すぐ使うことが出来る
LINE公式アカウントは、無料プランから始めることが出来ますが、なんと無料プランでも有料プランでもすべての機能を利用することが可能です。
また、LINE公式アカウントの開設は数分で簡単に出来るものなので、今すぐ開設して利用を開始することが可能です。まずは機能を試してみたいという場合でもすぐに運用をテストすることが出来るでしょう。
メリット7:自社アプリよりも手軽に構築・運用ができる
スマートフォンの普及により、自社でアプリを開発して販促や顧客フォローをする企業が増えてきています。一方で、アプリを開発するには時間もお金もかかり、機能を追加しようと思うと、追加改修のリソースが更にかかってきて、素早くスタートできない、という悩みもあることでしょう。
また、せっかく自社でアプリを開発しても、なかなかダウンロード数が伸びない、すぐにアプリを削除されてしまう、などの課題を抱えている企業様もいらっしゃいます。
LINE公式アカウントはユーザーのLINEアプリを活用して販促や集客ができるため、通常のアプリのように「なかなかダウンロードしてもらえない」「削除されてしまう」「開発費がかかる」という問題がありません。
LINE公式アカウントの通常の機能を利用するだけでも、クーポンやリッチメニュー、ショップカードなどの多彩なコンテンツを活用することが出来ますし、外部APIツールの拡張サービスなどをを利用することにより、自由に自社独自の取り組みなども出来るようになります。
わざわざアプリを開発しなくとも時間もお金もリソースもかけずに、LINE公式アカウントでやりたい事がスタート出来るという点もメリットです。
まとめ
LINE公式アカウントを利用するメリットをお伝えしてきました。
改めて7つのメリットとは、
- 国内No.1のコミュニケーションプラットフォームだからこそ、幅広い年代にリーチ出来る
- メールよりも早く多くの人に見てもらえる
- 手軽に友だち登録してもらえる
- チャットで友だちにぴったりの商品やサービスを紹介できる
- 集客に便利な機能が標準で備わっている
- 全ての機能を無料ですぐに利用できる
- アプリを開発しなくてもLINE公式アカウントでやりたいことがきっと出来る!
です。少しでも利用してみたい!と思われた方は、すぐに無料でアカウントを開設できますので、試しに使い始めてみるのもよいでしょう。
開設方法については、こちらの記事でご紹介していますので、ご覧ください。