本記事では、LINEマーケティングツール「Liny」を導入して成果を上げている流通・小売業界の3つの事例を紹介します。
この記事は、次のような課題を抱える方におすすめです。
- 店舗・部門をまたいだ顧客情報を一元管理したい
- 顧客の興味関心に合わせてセグメント配信を行いたい
- LINEを活用して、来店や購入につながる導線を作りたい
- 流通・小売業界でのLiny活用イメージを知りたい
自社の課題に近い事例を参考に、Linyの具体的な活用方法をイメージしてください。
流通・小売業界のLiny導入事例3選
ここでは、実際にLinyを導入している流通・小売業界の事例を3つご紹介します。
顧客情報を一元化し、興味関心に合わせた配信で反応率を高めた「総合商社」
関彰商事株式会社は、エネルギーや自動車、IT、携帯電話など幅広い事業を展開する総合商社です。
同社では、運営する複合施設「SEKISHO Mi・La・Pa」での店舗間の連携やキャンペーンの効果計測に課題を抱えていました。
- グループとしての総合力を活かしきれていなかった
- 実施したキャンペーンの効果を検証する手段がなかった
- 店舗間で顧客情報が共有されておらず、連携が取れていなかった
【Linyで行った主な施策】
1. 3店舗のLINE公式アカウントを1つに統合
ガソリンスタンド・自動車ディーラー・携帯電話ショップでそれぞれ運営していたLINE公式アカウントを1つに統合。
店舗ごとに分かれていた顧客情報を一元管理し、3店舗で活用できる仕組みを整え、店舗をまたいだ顧客へのアプローチを実現しました。
2. アンケートで顧客の興味関心を収集
回答フォームで、顧客属性や興味関心をヒアリングするアンケートを作成。
回答を蓄積することで、顧客がどのようなサービスや情報に関心を持っているのかを把握できる仕組みを整えました。
3. 興味関心に合わせてクーポンやイベントを配信
アンケートで得た情報をもとに、顧客の興味関心に合わせて他店舗のクーポンやイベントを出し分けて配信できる仕組みを構築。
グループ内のさまざまなサービスを、ユーザーにあわせて案内できるようにしました。
4. QRコードを活用して店舗ごとの流入経路を分析
流入経路分析機能で店舗ごとにQRコードを発行し、どの店舗から友だち登録につながったのかを計測できる仕組みを整備。
各店舗の流入状況を把握し、キャンペーンなど施策の効果分析に活用できるようにしました。
【Liny導入後の成果】
顧客の興味関心に合わせた情報やクーポンを配信するなど、グループ内のさまざまなサービスを横断した情報発信が実現できるようになりました。
配信内容を出し分けることで、顧客からの好意的な反応や継続的なLINE利用にもつながっています。
また、URLのクリックやアンケート回答などの顧客行動をデータとして把握できるようになり、これまで経験や感覚に頼っていたキャンペーンの効果検証も可能になりました。
施策の結果を分析し、次の取り組みに活かせる環境を整備しています。
友だち数7,750人増加、LINE限定予約で最高260万円の売上を記録した「百貨店」
株式会社トキハは、大分県を拠点に地域の方に愛される百貨店を経営しています。
同社では、LINE公式アカウントの友だち数が伸び悩んでいたことに加え、イベント時に商品の適正な仕入れ数を見極められず、在庫ロスや品切れが課題となっていました。
- LINE登録のメリットを打ち出せず、友だち数が伸び悩んでいた
- 一斉配信が中心で、ユーザーの興味関心に合わせた情報発信ができていなかった
- イベント時に在庫ロスや品切れが発生していた
【Linyで行った施策】
1.LINE友だち限定の特典を用意
QRコードを活用した友だち限定の抽選会や、LINEで予約した方専用の商品受け渡しカウンターなど、特別感のある特典を用意。
登録者だけの特典を案内することで、友だち追加のきっかけを作っています。
2.流入経路分析でユーザーの反応を可視化
店頭ポスターや会員向けDM、配信、リッチメニューなど、どの接点がきっかけで友だち追加やイベント来場につながったのかをタグ付けで分析できるようにしました。
分析結果をもとに、友だちを増やすための施策やアプローチ方法を検討する資料として活用しています。
3.LINE上で商品の事前予約を受け付ける仕組みを構築
予約機能を活用し、食品を中心にLINE限定の事前予約販売を開始。
予約数に応じて発注数を決められる仕組みを整えたことで、在庫ロスや品切れを防ぎながら、適正な数量での販売を実現しました。
【Liny導入後の成果】
Liny導入から1年足らずで友だち数は7,750人増加し、ブロック率も18.2%から16%まで低下しました。
また、LINE限定の商品予約への反響も大きく、なかでも人気菓子ブランドの予約販売では開始10分で約100件の予約が入り、売上約260万円と過去最高額を記録しました。
予約数に応じた発注ができるようになったことで、在庫ロスや品切れもほぼ解消されています。
ECサイトへの導線を整理し、商品訴求とリピート促進を実現した「水産加工品メーカー」
有限会社木村商店は、岩手県山田町で明治41年(1908年)に創業した、水産物の加工販売を行う企業です。
同社では、ECサイトでの注文数が伸び悩んでいることに加え、商品数の多さから目玉商品を打ち出せていないことが課題でした。
- 新規層への認知を広げられていなかった
- 商品数が多く、目玉商品を打ち出せていなかった
- イベント出店からリピート利用につなげられていなかった
【Linyで行った主な施策】
1.シナリオ配信で商品の魅力を継続的に発信
友だち登録後、シナリオ配信によって商品の魅力を段階的に紹介。
一度きりの接点で終わらせず、既存顧客との関係を継続的に深められるようにしました。
2.診断コンテンツを構築し、ECサイトへの導線を整備
リッチメニューに診断コンテンツを設置し、質問に回答するとおすすめ商品が表示される仕組みを構築。
表示された商品から詳細ページへ遷移し、ECサイトでの購入につながる導線を整えました。
数多くの商品の中から、自分に合った目玉商品をわかりやすく見つけられるようにしました。
3.よくある質問への回答を自動化し、購入前の不安を解消
テンプレート機能を活用し、よくある質問をタップすると回答が表示される仕組みを構築。
購入前の疑問や不安をその場で解消できるようにし、リピート率向上につなげています。
4.口コミ投稿とアンケート回答の導線を整備
リッチメニューに「口コミボタン」を設置し、タップするとGoogleのページへ遷移する仕組みを構築。
簡単に口コミを投稿していただける仕様になっています。
また、アンケート回答者限定で使用できるオンラインクーポンを発行するなど、回答のハードルを下げる工夫も行っています。
【Liny導入後の成果】
シナリオ配信や診断コンテンツによって、数多くの商品の中からおすすめ商品をわかりやすく提示できるようになり、ECサイトへの誘導もスムーズになりました。
さらに、よくある質問への自動回答や口コミ・アンケートの導線整備によって顧客とのコミュニケーションが強化され、満足度とリピート率の向上につながっています。
まとめ:Linyで自社の課題を解決しよう
今回は、流通・小売業界でLinyを活用している3つの事例を紹介しました。
Linyは、LINE公式アカウントと接続し、自由度の高い仕組みを構築できるサービスです。
大手企業をはじめ、全国2,100社の企業に導入されています。
Linyを活用すれば、以下のような施策を実現できます。
- 複数店舗・複数事業の顧客情報を一元管理できる
- 診断コンテンツやアンケートで顧客の興味関心を収集できる
- 収集した情報をもとに、セグメント配信で興味に合った案内ができる
- 流入経路をデータで把握し、施策の効果を検証できる
- LINE上で予約・購入までを完結できる
ぜひ、自社のLINE運用にLinyを取り入れてみてください。











