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LINE公式アカウントの誤送信メッセージ取り消し方法

2023年7月26日

LINE公式アカウントの誤送信メッセージ取り消し方法

LINE公式アカウントの誤送信メッセージ取り消し方法

「LINE公式アカウントでメッセージを誤送信してしまった」「メッセージの内容に誤りがあるため削除したい...」というような場合があります。

この記事では、LINE公式アカウントでメッセージを取り消すことができるのか、また、どのように削除するのか、について詳しく説明していきます。

LINE公式アカウントのメッセージは送信取り消し/削除できる?

LINE公式アカウントのメッセージは、取り消しできるものと、取り消しできないものがあります。

取り消しできるメッセージ

  • チャット
  • LINE VOOMの投稿

取り消しできないメッセージ

  • 一斉配信したメッセージ
  • 拡張ツール(Messaging API経由)で配信したメッセージ

詳しく見ていきましょう。

取り消しできるメッセージ

チャット

LINE公式アカウントのチャットは、送信してから24時間以内であれば取り消しが可能です。

ただし、送信を取り消した履歴は残るので注意してください。

送信取り消し

送信取り消し履歴が残る

LINE VOOMの投稿

LINE VOOMの投稿は、削除と編集が可能です。

また、LINE VOOMの投稿はシェアすることが可能なので、誤った内容の投稿が拡散される場合もあります。もしも間違いに気づいたら、早めに修正や削除を行いましょう。

取り消しできないメッセージ

一斉配信したメッセージ

LINE公式アカウントのメッセージ配信機能で、一斉配信や絞り込み配信をした場合は、取り消しができません。

拡張ツール(Messaging API経由)で配信したメッセージ

LINE公式アカウントからではなく、LINEの拡張ツールなどを使ってMessaging API経由でメッセージ配信をする場合、個別メッセージも一斉配信メッセージも、どちらも削除はできません。

メッセージの削除方法

チャットとLINE VOOMの削除方法をご紹介します。

チャットの削除方法

LINE公式アカウントの管理画面でチャットを開き、削除したい投稿にカーソルを当てると、左側に三本線が表示されるのでクリックします。

そうすると、「送信取り消し」が表示されるので、こちらもクリックします。

chat取り消し方法

投稿にカーソルを当てると左に三本線が出てくる。クリックすると送信取り消しが表示されるのでさらにクリック

ポップアップで「友だちが利用中のLINEバージョンによっては、友だちのトークからメッセージが消えないことがありますが、送信を取り消しますか?」と表示されるので「送信取り消し」をクリックすれば、完了です。

チャット削除の注意点

チャットの送信を取り消す前に、すでにユーザーが投稿を見ている可能性があります。また、チャットを取り消しても、取り消した履歴は残ります。

そのため、送信を取り消したとしても、誤送信のためメッセージを取り消したことをユーザーに伝えておきましょう。

LINE VOOMの削除・編集方法

LINE VOOMは、投稿内容の削除と編集が可能です。以下の方法で対応してください。

LINE公式アカウントの管理画面で LINE VOOMを開き、左サイドメニューの「投稿リスト」をクリックします。投稿画面が表示されるので、削除・編集したい投稿にカーソルを当てると、「編集」の鉛筆アイコンが表示されるのでクリックします。

投稿にカーセルを当てるとメニューが表示される

投稿にカーセルを当てるとメニューが表示されるので編集をクリックする。

投稿内容が表示されるので、削除する場合は「ゴミ箱アイコン」をクリック、編集する場合は内容を修正して「更新」ボタンをクリックします。

更新もしくは削除

更新もしくは削除ができる

これで、削除もしくは編集ができました。

メッセージが取り消しできない時の対処法

一斉配信や、24時間以上経ったチャットの場合はメッセージの取り消しはできません。

そういう時は、以下の内容を盛り込んで、訂正メッセージを送るようにしましょう。

  • 誤送信したことへのお詫び
  • 何が間違いだったのかを伝える
  • 正しい内容を伝える

実際、LINE公式アカウントで間違った内容が送信され、お詫びメッセージを送付しているアカウントは少なくありません。送ってしまったものは取り消せないので、焦らず速やかに対処を行いましょう。

以下に訂正メッセージの例を記載します。一つの参考にしてください。

訂正メッセージの例

【お詫びと訂正】

先ほど、xx:xx頃に配信したメッセージ内のURLに誤りがございました。正しいURLは以下の通りです。

https://line-sm.com/blog/xxxxx

訂正し、お詫びいたします。

配信メッセージの時間は、配信先の人数が多い場合やタイミングによっては、ずれが生じることがあります。ですので、配信時間を記載する時は、xx分と幅を持たせた表現にされることをおすすめします。

メッセージを誤送信しないために対策しよう!

間違ってしまうことは誰にでもありますが、できるだけミスをしないための対策は重要です。

以下に、よくある誤送信のパターンと、誤送信をしないための対策をお伝えします。ぜひLINE公式アカウントの運用に取り入れてください。

よくある誤送信のパターン

よくある誤送信には以下のようなパターンがあります。特にご注意ください。

  • URLのリンク先が間違っている
  • URLのリンク先が設定されていない
  • 日付や時間が間違っている
  • 割引の値や価格が間違っている

特に、URLのリンク間違いは多いため、注意して確認するようにしてください。

誤送信をしないための対策

誤送信を防止する為の、おすすめの対策は以下です。

  1. テスト配信をする
  2. ダブルチェックをする
  3. テンプレートを利用する

順番に紹介していきます。

1. テスト配信をする

メッセージを一斉送信する前に、内容を確認することは必須です。ですが、自分で作ったメッセージは、確認してもミスに気づきにくいという傾向があります。

そんな時は「テスト配信」を活用しましょう。テスト配信を行うと、自分のLINEアプリにメッセージが届き、ユーザー目線での確認がしやすくなります。特に、メッセージにURLのリンクを含めている場合は、そのリンクをタッチして適切なページに移動するかどうかも忘れずに確認しましょう。

テスト配信

メッセージ配信の画面上部に「テスト配信」のボタンがある。これをクリックすると、テスト配信がされる。

テスト配信の対象は、「自分のみ」もしくは「すべての管理者と運用担当者」から選択できます。

テスト配信ができない場合

テスト配信をする場合は、LINE公式アカウントとLINEアプリのアカウントの紐付けが必要です。もしもテスト配信ができない場合は、この紐付けがされていない場合があるので、確認してみましょう。

紐付けの確認方法

  • LINE公式アカウントにログインし、右上の「プロフィールマーク」をクリックする
  • 「設定」をクリックする
  • LINE Business IDの画面が開くので、LINEの項目が設定されているかを確認する
  • 設定されていなければ、自分のLINEアカウントを設定する

紐付けをしても、プライベートのLINEの友だちに、LINE公式アカウントがバレることはありません。また、LINE公式アカウントの友だちに、プライベートのLINEがバレるようなこともありません。ご安心ください。

拡張ツールなどを利用している場合も、テスト配信機能が備わっていれば、それを利用するようにしましょう。当社の「Liny」もテスト配信が可能です。

2. ダブルチェックをする

メッセージを送信する際は、ダブルチェックもするようにしましょう。特に、メッセージの一斉配信時には、できるだけ2人以上で内容に問題がないかを確認することが望ましいです。

問題がないことを確認したのちに、実際の配信設定を行う運用をおすすめします。

3. 定型文やテンプレートを利用する

LINEのチャット機能では、定型文やテンプレートを利用することも可能です。あらかじめ設定した文章を利用することで、ミスの防止につながります。

定型文の使い方

定型文を使うには、まず定型文を作成し、個別のチャット内でそれを呼び出して利用します。

定型文はチャット画面を開き、左サイドメニューの「チャット設定」> 「定型文」から作成できます。

定型文

定型文を作成する

定型文を作成したら、個別のチャット画面内の、吹き出しアイコンの「コンテンツを選択」をクリックします。

コンテンツを選択

「コンテンツを選択」の吹き出しアイコンをクリックする。

送信したい定型文を選択します。

定型文の選択

定型文の選択

定型文は選択後に編集が可能です。必要に応じてメッセージの内容を変更して送信します。

拡張ツールなどを利用している場合、チャットにも一斉配信にも利用できる「テンプレート機能」が用意されていることが多いです。当社の「Liny」もテンプレート機能が充実しています。反応が高いメッセージをテンプレートとして登録しておくことで、ミスを防止しつつ配信効果を高めることにもつながります。ご興味ある方は、ぜひ詳細をご確認ください。

参考:Linyのテンプレート機能

まとめ

LINE公式アカウントのメッセージの取り消しは、チャットとVOOMは可能ですが、一斉配信のメッセージや拡張ツール経由のメッセージはできません。

事前に内容をしっかりと確認して、誤送信を防ぐ運用をしていきましょう!

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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