レジャー施設のLINE運用を改善！成果UPに導くLiny活用法

LINE公式アカウントは、集客やリピート促進に効果的なツールとして、多くのレジャー施設で導入が進んでいます。

一方で、「LINEを取り入れたものの、効果的な運用方法が分からない...」「LINE配信に課題を抱えている...」といった施設も多いのではないでしょうか？

この記事では、レジャー施設が抱えがちなLINE運用における３つの課題と、当社のマーケティング／CRMツールである「Liny」でどのように解決できるのかをご紹介していきます。

Linyを活用すれば、課題解決はもちろん、ワンランク上の顧客体験も実現することができます。「LINEでどんなことができるの？」と、少しでもご興味のある方は、ぜひこの記事をご覧ください。

レジャー施設のLINE公式アカウント運用における３つの課題

レジャー施設がLINE公式アカウントを運用する上で、以下のような課題を抱えるケースは少なくありません。

1. 一斉配信によるブロック率の高さ
2. 顧客情報の収集・管理の難しさ
3. 効果的なセグメント配信の困難さ

これらの課題を詳しく見ていきましょう。

課題1：一斉配信によるブロック率の高さ

LINE公式アカウント運用では、ブロック率を課題とするケースが見られます。

LINEはプッシュ通知や未読バッジの表示により、他のSNSよりもメッセージの見逃しが少なく、リアルタイムな情報発信に適しています。その反面、ユーザーに興味のない情報が続くと、通知が煩わしく感じられ、ブロックにつながりやすい側面もあります。

特に、すべてのユーザーに同じ内容のメッセージを一斉配信してしまうと、配信内容に関心の低いユーザーは離れてしまいます。

例えば、ファミリー層向けの情報を、友人と来場する層に配信しても、興味を持ってもらえる可能性は低く、そのような配信が続くとブロックにつながりかねません。

課題2：顧客情報の収集・管理の難しさ

LINEマーケティングを効果的に行うには、顧客一人ひとりの属性や行動履歴に基づいた最適なメッセージ配信が欠かせません。

ですが、LINE公式アカウントで顧客情報の収集をする場合には、以下のような方法をとる必要があります。

1. 匿名アンケートの実施
2. チャットでの個別確認

つまり、LINE公式アカウント上では、友だちに結びつく形でのアンケートの自動取得・蓄積が困難です。

例えば、好きなアトラクション、参加したいイベント、来場回数などをアンケートで自動収集し、顧客情報として蓄積することができません。

課題3：効果的なセグメント配信の困難さ

LINE公式アカウントでは、メッセージ配信の際に配信先を絞り込むことができます。

絞り込には、「属性」と「オーディエンス」という2種類の方法を活用できます。

参考：LINE公式アカウントのセグメント配信の活用方法と事例の紹介

一方で、これらの絞り込みの方法には制限があります。レジャー施設でのニーズが高い、以下のような絞り込み配信は困難です。

• アンケートの回答に合わせた配信
• 来場中の人を絞り込んだ配信
• イベント予約をした人へのリマインド配信

このような効果的なセグメント配信は、LINE公式アカウントだけでは行えません。

Linyで課題を解決！一人ひとりに最適なメッセージを配信

上記のような課題を解決するために有効なのが、Linyです。

ここから、Linyを活用することで、どのように課題を解決できるのかをご紹介していきます。

アンケート機能でニーズを深掘り！顧客の興味関心を的確に把握

Linyにはアンケートを作成できる機能があり、顧客ニーズや属性を、簡単に収集することが可能です。アンケートは、「選択肢付きのメッセージ」「回答フォーム」など、複数の方法で実施できます。

「回答フォーム」を使ったアンケートの例

LINE上で簡単に送信してもらえるため、顧客の負担も少なく、回答率の向上が見込めます。

アンケートで得られた結果は、セグメント配信に活用したり、サービス改善に活かしたりすることが可能です。

顧客情報を一元管理！顧客ごとの管理画面に情報を蓄積

Linyには、友だち一人ひとりに管理画面が用意されています。

顧客管理画面のイメージ

先ほど紹介したアンケートの回答やユーザーのアクション履歴は、この管理画面に蓄積されます。

これらの情報を顧客ごとにまとめて管理・分析することで顧客理解を深め、よりパーソナライズ化されたコミュニケーションを実現できます。

顧客に合わせたセグメント配信でブロック率を抑えて反応率を上げる

Linyでは、蓄積した情報を元にした絞り込み配信ができます。

例えば、「夏休み期間中に家族で来場したお客様」に「次回の家族旅行におすすめのプラン」を配信したり、「カップルプランを予約したお客様」に「記念日のお祝いに最適なオプション」を案内したりするなど、顧客のニーズに合致したきめ細やかな配信が可能になります。

セグメントに合わせた配信をすることで、ブロック率の低下と反応率の向上が期待できます。

顧客の属性に合わせて最適なコンテンツを配信

ワンランク上の顧客体験を！Linyで叶えるLINE戦略

Linyを活用することで、さらなるユーザー体験の向上が可能です。

例えば、以下のような仕組みが実現できます。

順番に紹介していきます。

施設内スタンプラリーの実施

Linyを活用すれば、LINE上で楽しめる施設内スタンプラリーを実施できます。来場者は施設を回りながらスタンプを集め、ゴールすると特典を獲得できます。

商業施設のスタンプラリーの例

楽しみながら施設内を回遊してもらうことで、顧客満足度向上と施設利用の向上に貢献します。

参考：LINE公式アカウントでスタンプラリーを行う方法を解説

イベントの予約

Linyでは、LINE上で簡単にイベントの予約ができる機能も搭載しています。

イベントの予約もLinyの機能で簡単に作成できる

ユーザーは、わざわざ電話やWebサイトから予約する手間が省け、LINEからスムーズに参加予約をすることができます。また、予約のリマインドメッセージを自動送信できるため、予約忘れ防止につながります。

施設側も予約状況を簡単に把握できるため、予約管理の効率化が可能です。

参考：Linyの予約機能をわかりやすく解説【事例付き】

混雑状況のリアルタイム表示

混雑状況をLINE上で確認できる仕組みを提供することで、顧客の待ち時間ストレスを軽減できます。

Linyの共通情報という機能では、設定した値をユーザーに提供できます。例えば、混雑状況をリアルタイムで登録しておくことで、ユーザーは必要な時に混雑状況をLINE内で確認できます。

混雑状況を把握することで、顧客は来場する時間を調整したり、空いているアトラクションを選んだりと、スムーズに施設を楽しむことができます。

参考：【情報の管理・利用を効率化】Liny「共通情報」機能のご紹介

来場者のみに、当日使えるクーポンや限定特典を配信

Linyの機能を使えば、来場時にクーポンや限定特典を配信することが可能です。ユーザーはQRコードを読み込むことで、LINE公式アカウントで限定コンテンツを受け取ることができます。

例えば、「本日園内で使える割引クーポン」を配布すれば、施設内での店舗利用の活性化につながります。また、「期間限定の来場者特典動画」を配布することで、ファンの来場意欲を向上させることも可能です。

さらに、QRコードの読み込みをきっかけに、来場者のリッチメニューを特別仕様に変更することもできます。リッチメニューで施設内を楽しむための様々な情報を提供することで、よりよい顧客体験の創造に役立ちます。

参考：計測だけじゃもったいない！Liny流入経路分析のおすすめ活用法【事例付き】

【成功事例】お客様のニーズに合った最適な配信でブロック率10%減！

体験型農業公園の「ハーベストの丘」では、従来のLINE公式アカウント運用による、一斉配信でのブロック率の高さが課題となっていました。 そこで、CRMツール「Liny」を導入してLINE戦略を大幅に見直し、アンケート機能を活用した顧客ニーズの取得と、それを活用したセグメント配信実施しました。

その結果、配信回数を圧倒的に増やしながらも、ブロック率が10％減少するといった成果につながりました。さらに、来園者の中でもファン層の来園目的の把握ができるなど、深い顧客理解にもつながりました。

参考：セグメント配信でブロック率10%減！Linyで顧客情報を管理し、お客様ニーズにあった発信を実現

まとめ - Linyを活用して、さらに価値の高い顧客体験を！

レジャー施設でLINE公式アカウントとLinyを併用することで、リピート化や販売増加をさらに後押しすることができます。

来場者のニーズを把握し、一人ひとりに最適な配信を行うことで、より一層レジャー施設を楽しんでもらえるでしょう！

レジャー施設でのLiny活用についてご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。「自社ではどのように活用できるのか」「現在のLINE運用の課題を解決できるのか」といった疑問に対して、担当者が丁寧に回答いたします。