LINE公式アカウント LINE活用テクニック マーケティング

LINE公式アカウントをメルマガの代わりへ【LINEメルマガの作り方】

2018年2月13日

LINE公式アカウントをメルマガの代わりへ【LINEメルマガの作り方】

LINE公式アカウントをメルマガの代わりへ【LINEメルマガの作り方】

ソーシャルデータバンク株式会社の近藤です。

メールが届かない・・・
メールが開封されない・・・
メールが読まれない・・・

これまで売上を伸ばすために重要とされていた、メルマガの価値が今まさに大きく変わろうとしています。

今回のテーマは、「なぜ利益を出す企業はメルマガからLINEへ移行するのか?」について、LINEとメルマガを比較しながらお話します。さらに、後半では「>LINEでメルマガ配信を作る方法」についても解説します。

前回の記事では、数が少なくて、獲得がしにくい「今すぐ客」を集めるのではなく、数が多くて、獲得がしやすい「見込み客」をまず集めて、メリットや情報を提供し顧客に育てろ!それが一番、集客や売上アップを低コストで効率よく行う方法だ…ということをお伝えしましたが、覚えていますか?

そして、そのために効果的なツールというのが、「メルマガ」であり、メールアドレスなどの、お客様の連絡先(リスト)を入手して情報提供を行い、商品やサービスの魅力を伝えて、購入してくれる顧客へと育てる活動が「リストマーケティング」だ!ということをお伝えしたのですが、この部分は、かなり重要なポイントですので、前回と若干内容が被ってしまう部分がありますが、あらためて詳しく説明いたしますね。

すでに何らかのビジネスをされている方も

これからビジネスを始めたいという方も

売上を安定させ、より伸ばしていくために必ず知っておかなければならない、考え方ですので「自分には関係ないや…」と思うのではなくこれからお伝えするポイントを絶対におさえてきましょう!

メルマガを活用したリストマーケティングこそ重要なポイント

前回、お伝えした「見込み客リスト」と「リストマーケティング」という考え方が、長期的にビジネスで利益を伸ばしていくためにとても重要なポイントです。また、ビジネスには「売上アップするための公式」というものがあり、下記のような3つの数字で売上が成り立っている事をご存知でしょうか?

見込み客リストの数×購入率×商品価格=売上

それぞれの数字を増やすことで、売上も伸ばすことができるのですが、多くの人が共通して苦労するのが、「見込み客リスト」の部分です。

だからこそ、見込み客の価値と考え方を知っておくことは利益を増やすためは重要です。業種や業界、ビジネスの規模を問わずネットを使って、売上を安定的に伸ばしているところは、ほとんど例外なく「見込み客リスト」を効果的に集めてそこから、安定した利益を得ています。

このリストとは、お客さんと連絡をとって"コミュニケーション"をするための情報のことで、主に次のようなものを指します。

・電話番号
・メールアドレス(メルマガ)
・住所

こういった、お客さんのリストを集めることによって、いつでも好きなタイミングで、、、

・営業の電話をかけたり
・メールで新商品の案内をお知らせしたり
・お得なセール情報をハガキやDMで送付したり

商品やサービスに関心を持ってくれた人や、以前商品を買ってくれたり、サービスを利用してくれた顧客の人に、商品やサービスの購入や利用を促すような情報を「意図的」に提供することができるようになります。その結果、それが売上アップへとつながっていくというわけです。

リストを獲得して管理していない企業は気づかぬところで利益を損失している…

そもそも、「リスト」という考え方がなければお客さんと連絡を取る手段がないため、こういったアプローチができませんし、欲しくなって、買いたい!という状態を意図的にコントロールすることができません。

だからこそ、どんなビジネスであっても売上を安定させ、伸ばしていくためには絶対に、リストの考え方を無視することはできないのです。

リストに興味がない…

リストのことを理解していない…

という方は、、、

お金や売上アップに興味がない…

お金のことを理解していない…

という事と、たいして変わりは無いといっても過言でもないでしょう。

集客ができない、、、
商品が売れない、、、
売上が伸びない、、、

と悩んでいる企業ほど、リストの価値を理解せずまた、効果的に活用できていません。

リスト活用が上手な企業はリピーターやLTVの数値も高い

リスト活用が上手な企業はリピーターやLTVの数値も高い

これに対して、毎月安定した売上を達成し、順調に売上を伸ばすことに成功している人ほどリストの価値を良く理解し、最大限に活用しているのです。だからこそ、ビジネスの業種業界、規模を問わず、大企業から個人事業主のような中小企業の経営者まで揃って、大企業も中小企業もこぞって売上を伸ばすために

プレゼントを用意したり

割引キャンペーンを行ったり

無料でサンプルを送ったり

TVやCM、ネット、雑誌、チラシやDM、街中の広告などいたるところで、あの手この手を使ってあらゆる方法で、見込み客リストを集めているのをあなたも目撃されているかと思います。その中でも特にリストとして価値が高く、重要だったのがメルマガ(メールマガジン)を送るために必要な「メールアドレスのリスト」であり、これまでリストと言えば、特にこれが主流でした。

また、リストを使った、お客さんへの情報発信(連絡手段)はメールを送る「メルマガが主流」だったのです。なぜなら、メルマガだと、たとえ数百人、数千人、数万人のお客さんがいたとしてもネットを使って、一斉にメールで情報を送ることができたので大変、効率が良いからです。

コストも低いメルマガ戦略は効率的な手段

例えば、具体的にいうと、、、

「メルマガ配信スタンド」を使い、前もって、送りたいメール原稿をセットして予約しておけば、自動で指定した日時にメルマガ配信することができますし、登録した日時に関係なく1~10通のメールを順番に送りたいという場合でも「ステップメール」という機能を利用することで、誰が、いつ、どのタイミングでメルマガ登録をしたとしても、その人に合わせて、セットした原稿を順番に指定したスケジュール通りに自動で送ることができます。

つまり、メールアドレスリストを集めてメルマガを活用することで、売上を伸ばすための重要な作業を、「ほぼ自動化」することができたのです。しかし、これが電話や、はがき/DMだとそういう訳にはいきません。1件1件、電話をかけていったり、1枚1枚、はがきやDMを送っていては、時間と、労力と、人手と、費用などのコストがかかってくるからです。

当然、リストの人数が増えていくことで、その労力も比例して積み重なっていきます。ですが、メルマガを使えば、そんな悩みや問題も解消することができました。しかし、そんな効果的なメルマガにも、ここ数年間のうちに陰りが見えてきたのです。

コミュニケーションの手段がメールからLINE(SNS)中心に

これまでメルマガが主流だったのですが、「LINEの登場と普及」によって、まさに今、この流れが変わろうとしています。

そして、前回の記事の後半でメルマガにはある問題があるとお伝えしましたが、近年メルマガでは下記のような弱点が大きく目立ってくるようになり、年々、効果と反応が落ちてきている傾向があるのです。

そもそも、メールが届かない…

受信拒否設定などで届かないことがある…

届いても迷惑メールボックスに埋もれる…

届いていることに気づくのが遅い…

メールが開かれず、読まれない…

そもそも捨てアドレスで登録されている…

…などなど。

メルマガの開封率は、業種やサービスによりますが、数パーセントにまで落ちていると言う事例もあります。また、迷惑メールに入ったりしてしまい、そもそもメールが届かないと言った、到達率の低さも課題になっています。

さらにメルマガにはこんなデメリットもあります。。。

【メルマガのデメリット】長いメールアドレスを入力するのが面倒

お問い合わせフォームなどを作らなければいけない…

わざわざお問い合わせフォームから連絡をしなければいけない…

毎回メールの最初に挨拶文などを入力する必要があり面倒…

大きな会社になると配信数が大きくなり大きなコストがかかる…

これでは、せっかく、労力やお金をかけて集めた見込み客リストも価値が無くなってきますし、ネットを使って集客や販売を行っている人からすればメールの不達は確実に、売上に大きく影響します。

不達により、情報の提供と、購入の機会の損失が出てしまうからです。

これは、大問題だと思いませんか?

そんな中、その問題を解決するかのごとく、登場したのが、今、多くの企業や個人事業主が注目している「LINE公式アカウント」なのです。

メルマガのLINE版がLINE公式アカウント

LINE公式アカウントロゴ

このLINE公式アカウントとは、簡単に言うとメルマガのLINE版です。メルマガのような配信を、LINEメッセージを使って行うことができます。

LINEは国内の月間アクティブユーザーが約9,200万人(2022年3月末時点)で、アクティブなユーザーが80%もいます。また10代~60代まで幅広い年代の人が利用しているのも特徴です。

そして、LINE公式アカウントはメルマガで問題視されている

届かない

開かれない

読まれない

これら全ての問題を解決することができます。

LINE公式アカウントは販促PRに高い効果を発揮

メールと比べてメッセージの開封率が7.4倍あり(一部実績)、ブロックされない限り100%到達します。

LINE公式アカウント経由での商品購入やお問い合わせ率はメールの3.4倍もあります。

さらにユーザーとリアルタイムにパーソナルなコミュニケーションが取れるのもLINE公式アカウントの強みです。

だからこそ、LINE公式アカウントの可能性に気づいた人が、続々と、メルマガからLINE公式アカウントに力を入れるようになりLINE公式アカウントを使った情報発信を積極的に行うように、変わってきているのです。

LINE公式アカウントでメルマガ配信を作る方法

では、LINE公式アカウントでどのようにメルマガ配信を作れるのでしょうか?

メルマガの特徴として、

  1. 自動で指定した日時に、登録者全員にメルマガ配信をする
  2. 登録した日をきっかけに、順番にメッセージを配信をする

という2つの配信方法があります。

1つ目は、LINE公式アカウントの「メッセージ配信機能」を使えば可能です。

2つ目は、LINE公式アカウントの「ステップ配信機能」を使えば、作成できます。

詳しい作り方は、それぞれのページを参考にしてください。

これからはメールとLINE公式アカウントの両方を効果的に使った戦略を!

よって、これからは、メルマガだけでなく、LINE公式アカウントを使ったリスト集め、LINE公式アカウントを使った情報発信、これらを知っておいて損はありませんし、まだ、活用していないというならば今すぐLINE公式アカウントを始めるべきですし、上手く活用できていないのであれば、販促効果を高めるためにもLINE公式アカウントの効果的な活用法を知っておく必要があります。

そして、これまでメルマガを使って稼いでいた企業の多くは、メルマガからLINE公式アカウントマガジンを使っての情報発信へシフトしてきています。その流れは無視できない状況になってきているので、LINE公式アカウントの活用法について積極的に知っておきましょう。

LINE公式アカウントの運用効果を最大化する
LINE活用サポートツールLiny

Linyとは、日本全国の企業3,500社が導入している、 LINEをより活用するためのサポートツールです。

顧客とのやりとりの中で、好みの属性を自動で収集・管理することができ、
集めた顧客情報をもとに、一人ひとりの嗜好に合わせた情報だけを配信できるので
反応率・売上のUPにつながり、運用負担も軽減します。

Linyの導入事例はこちら

Liny e-Bookダウンロード

-LINE公式アカウント, LINE活用テクニック, マーケティング
-, , ,

  • この記事を書いた人

近藤 剛

WEBマーケター/マーケティングライター LINE@の機能をより便利にする、顧客管理システム「LINEセールスマネージャーリニー」の営業やマーケティング戦略を担当。企業に導入のサポートやアドバイスを行っている。 WEB販促ブログも運営中。

みんなが注目

【法人・企業向け】LINE公式アカウントの使い方から運用方法まで完全解説-2022年版- 1
【法人・企業向け】LINE公式アカウントの使い方から運用方法まで完全解説-2023年版-

この記事ではメールよりも到達率が高く、ユーザーとコミュニケーションの取りやすい「LINE公式アカウント」について、基本的な知識から作り方、運用方法までを網羅して解説します。 LINE公式アカウントとは ...

リッチメニュー画像の作り方から設定方法まで徹底解説 2
リッチメニュー画像の作り方から設定方法まで徹底解説

この記事では、LINE公式アカウントのリッチメニュー画像の作成方法や設定方法をお伝えします。また、参考になるリッチメニューの事例もご紹介していきます。 リッチメニューを設定して、LINE公式アカウント ...

LINE公式アカウントとは?仕組みや機能、料金プランについて紹介 3
【入門編】LINE公式アカウントとは?仕組み・料金・使い方

「LINE公式アカウント」とは、企業や店舗用のLINEアカウントです。友だちになったユーザーへ、メッセージやクーポンを配信し、コミュニケ~ションを円滑に取るためのサービスです。 この記事では、LINE ...