LINE活用事例

中古品買取査定のLINE対応を効率化する方法【Liny活用】

中古品買取査定のLINE対応を効率化する方法

LINE公式アカウントは、メッセージ配信顧客対応に効果的なツールとして、中古品の買取サービスで導入が拡大しています。

一方で、「査定依頼のLINE対応に時間がかかる...」「顧客管理が難しい...」といった課題を抱えるケースも少なくありません。

この記事では、中古品の買取査定におけるLINE運用の3つの課題と、当社のマーケティング/CRMツール「Liny」でどのように解決できるのかをご紹介していきます。

Linyを活用すれば、顧客対応の手間を省きつつ、成約率UPを目指すことができます。少しでもご興味のある方は、ぜひこの記事をご覧ください。

(中古品の買取サービスでLINE公式アカウントを活用する方法については、「中古品の買取査定でLINEを活用する方法!おすすめ機能・活用例」の記事でご紹介しています。)

買取査定のLINE公式アカウント運用における3つの課題

買取査定用のLINE公式アカウントを運用する上で、以下のような課題を抱えるケースは少なくありません。

  1. 顧客情報の収集や対応に時間がかかる
  2. 顧客情報の管理に手間がかかる
  3. 「チャットタグ」や「メモ」の個数に制限がある

これらの課題を詳しく見ていきましょう。

課題1:顧客情報の収集や対応に時間がかかる

LINE公式アカウントで顧客対応を行うには、顧客一人ひとりの情報収集が欠かせません。

ですが、LINE公式アカウントで情報収集をするには、「チャット機能」を使って、ユーザーごとに個別別確認することになり、顧客対応に時間がかかるケースが多いです。

例えば、送られてくる情報に不備があった場合は追加で確認したり、途中で返信が途絶えた場合は定期的にチャットをチェックしてリマインドメッセージを送付したりするなどの、手動作業が必要になります。

課題2:顧客情報の管理に手間がかかる

チャット機能で取得した情報は、必要に応じて管理をする必要があります。チャット機能には、

  • チャットタグ
  • メモ

といった管理用の機能があるため、これらを利用して情報を保存しておくことが可能です。

ただし、スタッフが手動でタグを付与したり、メモを入力する必要があるため、管理に漏れが生じたり手間がかかってしまったりという課題が生じやすくなります。

課題3:「チャットタグ」や「メモ」の個数に制限がある

先ほど紹介した「チャットタグ」や「メモ」ですが、以下の理由により管理用としては不十分になってしまうケースが想定されます。

2025年3月4日、「チャットProオプション」という月額3,000円(税別)の有料オプションがリリースされる予定です。

このオプションの登場により、これまで無料で利用できていた「チャット関連機能(チャット履歴、タグ、ノート)」が大幅に変更になります。今までの仕様は廃止され、新たに「無料で利用できる機能」と「チャットProオプションで利用できる機能」の2つのパターンに分かれます。

具体的な変更点を以下にまとめました。変更点を太字にしています。

【現在】 【2025年3月以降】

無料

【2025年3月以降】

チャットProオプション

月額費用 無料 無料 3,000円(税別)
チャット履歴 保存:1年間(例外あり)

ダウンロード:可能

保存:6ヶ月

ダウンロード:不可

保存:5年間

ダウンロード:可能

チャットタグ 作成:全200個

付与:1人(1チャットルーム)につき10個

作成:全5個

付与:1人(1チャットルーム)につき1個

作成:全300個

付与:1人(1チャットルーム)につき30個

ノート 1人(1チャットルーム)につき10,000個 1人(1チャットルーム)につき1個 1人(1チャットルーム)につき1,000個
新機能 なし なし カスタムフィルター

詳細は以下の記事で紹介しています。チャット機能を利用されている方には影響がある重要な内容なので、ぜひご確認ください。

参考:【準備必須】LINE公式アカウントのチャットProオプションとは?チャット機能が変更に!

Linyで課題を解決!顧客管理を自動化して手間を削減

上記のような課題を解決するために有効なのが、Linyです。

Linyとは

Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない「顧客管理」「セグメント配信」「予約管理」などが実現します。

ここから、Linyを活用することで、どのように課題を解決できるのかをご紹介していきます。

査定に必要な情報を漏れなく収集する【回答フォーム】

Linyには回答フォームを作成できる機能があります。これを使えば、査定に必要な情報を簡単に収集できます。

簡単査定依頼の例

査定依頼フォームの例

回答フォームは以下のような要素を組み合わせて作成します。

  • ファイル添付
  • テキストボックス
  • チェックボックス
  • ラジオボタン
  • プルダウン
  • 都道府県
  • 日付

また、必須項目や任意項目の設定もできるため、漏れのない情報収集をしたい場合に役立ちます。

回答内容は、ユーザーごとの個別ページに自動蓄積されます。回答をGoogleのスプレッドシートに連携して、店舗間で共有することも容易です。

顧客対応がもっとスムーズになる【オペレーター機能】

Linyのオペレーター機能は、チャットサポートに特化した操作画面を提供しています。「ユーザーの検索欄」「メッセージの確認/返信画面」「ユーザーの情報欄」のみのシンプルな画面構成です。

オペレーター機能

この機能の利用には、以下のメリットがあります。

  • 使い方が一目でわかり、運用を始めるまでの学習コストがかからない
  • チャット以外は利用できないため、運用上のミスの軽減に役立つ
  • 閲覧できる情報を制限できる
  • 担当している顧客のみ表示可能
  • 担当者ごとにアイコンと名前を設定できる

顧客対応を行うアカウントの場合に、活用されている機能です。

参考:【チャット対応の効率化】Liny「オペレーター機能」のご紹介

予約管理もリマインド配信も自動化できる【予約機能】

Linyでは、2種類の予約機能が活用できます。

  1. カレンダー予約
  2. イベント予約

カレンダー予約では、ユーザーがカレンダー上の空いている日時を選択して、予約申し込みができます。買取相談の「来店予約」や「オンライン予約」などに幅広く対応できます。

カレンダー予約の例

カレンダー予約の例

イベント予約は、特定の日を指定して予約を行う方法です。キャンペーンやイベント、セミナーなどで活用できる機能です。

Linyの予約機能を活用するメリットには以下があります。

  • ユーザーはLINE内で好きな時に予約ができる
  • 予約管理や予約対応の作業が不要
  • リマインドメッセージをLINEで自動送付できる
  • 予約履歴をセグメント配信に使える

\人気機能を解説/
Linyカレンダー機能の活用例

ワンランク上のマーケティングも実現できるLiny活用法

Linyを活用することで、さらなるマーケティング施策が可能です。例えば、以下のような仕組みが実現できます。

  1. 流入経路を特定して、効果的な経路やキャンペーンを把握
  2. 診断機能で見込み客にもアプローチ
  3. 友だちになったユーザーの広告IDを取得して、広告精度を向上

順番に見ていきましょう。

流入経路を特定して、効果的な経路やキャンペーンを把握

Linyには「流入経路分析」という機能があり、友だち追加用のQRコードを複数作成することが可能です。

Linyの流入経路分析

Linyの流入経路分析

この機能を使えば、以下のようなことが可能になります。

  1. QRコードごとに流入数を測定できる
  2. ユーザーの流入経路を特定できる
  3. 流入経路別にコンテンツを配信できる

この機能は、以下のような目的で活用されています。

  • SNSごとにLINE友だち追加QRコードを用意して、友だち追加に効果的なSNSを測定する
  • 複数のキャンペーンページを作成し、ページごとにQRコードを用意して、どのキャンペーンからの査定依頼が多かったのかを特定する
  • キャンペーンページの訴求に応じて、「あいさつメッセージ」や「リッチメニュー」の内容を変更してLINE追加後の成約率を高める

このように、友だち追加経路を分析することで効率的な集客経路が特定でき、費用対効果の改善注力施策の把握に繋げられます

参考:計測だけじゃもったいない!Liny流入経路分析のおすすめ活用法【事例付き】

診断機能で見込み客にもアプローチ

Linyを活用すれば、LINE内で診断コンテンツを提供することも容易です。診断用の質問が自動で送付され、ユーザーはタップで回答することで、回答に応じた診断結果が送付されます。

LINEで診断コンテンツを作るメリットは以下です。

  • 見込み客にもリーチできる
  • 友だち追加のインセンティブになる
  • ユーザーの情報を収集できる

例えば、タップで回答するだけで簡易的な査定結果を表示するような「査定診断」の仕組みを作ることで、見込み客がLINEに友だち追加するきっかけ作りができます。

【診断コンテンツを試そう】

当社のLINEアカウントの友だちになると、リッチメニューから「診断ゲーム」をお試しいただけます。様々な機能を体験していただけるので、気軽に友だち追加してください。

友だち追加はこちら

友だちになったユーザーの広告IDを取得して、広告精度を向上

Linyを活用すれば、広告経由でLINE公式アカウントに登録したユーザーを識別できます。

広告ID取得用の設定を行うことで、自動で広告IDがユーザーの管理画面に蓄積されます。Linyのユーザー情報をGoogle広告のオフラインコンバージョンに反映することで、広告の効果を向上させることが可能です。

広告を利用している場合は、ぜひお試しください。

参考:Google広告経由でLINE公式アカウント登録したユーザーの特定方法(オフラインコンバージョン連携も可能)

まとめ - Linyを活用して、作業効率化と成約率向上を両方実現

中古品の買取査定でLINE公式アカウントとLinyを併用することで、顧客対応の効率化申し込み率のUPに繋げていくことができます。

「自動化の仕組み」と「手動対応」を組み合わせて、最適なアプローチを実現しましょう!

当社は中古品買取査定サービスにおける、Liny導入相談を承っております。

ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。「Linyを活用すればどんな自動化ができるのか」「現在のLINE運用の課題をLinyで解決できるのか」といった疑問に対して、担当者が丁寧に回答いたします。

LINE公式アカウントの運用効果を最大化する
LINE活用サポートツールLiny

Linyとは、LINE公式アカウントの機能拡張ツールです。

顧客とのやりとりの中で、好みの属性を自動で収集・管理することができ、
集めた顧客情報をもとに、一人ひとりの嗜好に合わせた情報だけを配信できるので
反応率・売上のUPにつながり、運用負担も軽減します。

Linyの導入事例はこちら

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  • この記事を書いた人

鈴木優

LINE運用アドバイザー・Webディレクター・ライター。 【LINE公式アカウントBasic認定資格】保持。 LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。当ブログで情報発信もしています。

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