教育業界では、生徒や保護者一人ひとりに合わせた個別対応や予約管理の運用負荷が課題となることがあります。
本記事では、LINEマーケティングツール「Liny」を活用してこのような課題を解決し、成果を上げている教育機関・教育サービスの4事例を紹介します。
この記事は、次のような方におすすめです。
- 問い合わせ対応や予約管理の工数を削減したい
- 生徒や保護者、入学希望者の情報をLINE上で取得・管理したい
- 興味関心に合わせて配信内容を出し分けたい
- LINEを活用して、生徒や保護者との接点を増やしたい
- 教育業界でのLiny活用イメージを知りたい
自校・自社の課題に近い事例を参考にしながら、Linyをどのように活用できるかイメージしてみてください。
教育業界のLiny導入事例4選
それでは、教育業界のLiny導入事例を紹介します。
1.オープンキャンパスの予約数が増加した「専門学校」
学校法人河原学園は、愛媛県・愛知県を中心に大学・専門学校・高等学校などを運営する総合学園グループです。
その一員である河原ビューティモード専門学校では、高校生や入学検討者との接点を強化し、オープンキャンパスの予約から入学までの導線を整えるためにLinyを導入しています。
もともとLINE公式アカウントを活用していましたが、オープンキャンパスの予約を受け付ける際に、「参加希望日」「体験内容」「送迎バス利用の有無」「高校名」などをチャットで一つひとつ確認する必要があり、少人数で対応するには負担が大きい状態でした。
さらに、高校生は昼間に学校や塾、アルバイトなどがあるため、夜間にメッセージを送られるケースも少なくありません。しかし、学校側の夜間対応は難しく、返信が翌朝や半日後になることで、そのまま連絡が途絶えてしまう機会損失も発生していました。
そこで、Linyを活用して、オープンキャンパスの予約導線を整備しました。
まずは、LINE上のリッチメニューから簡単に予約できるようにしました。
リッチメニューをタップすると会員登録フォームが開き、名前や高校名、興味のある職業などを入力してもらう流れです。
登録が完了すると、リッチメニューが会員専用メニューに切り替わり、イベント予約やFAQにアクセスできます。
これにより、希望者が都合のよいタイミングで申し込める環境を整えました。
その結果、導入前は約5%だったLINE経由の予約が、導入後は約75%まで増加。1回あたりのオープンキャンパス参加人数も大幅に増え、入学者数の増加につながっています。
2.クリエイティブの工夫でクリック率2倍を達成した「中学受験塾」
日能研は、小学生を対象とした中学受験専門塾を展開する学習塾です。
同塾では、新聞広告やDM、チラシなどの紙媒体を中心に情報を発信し、イベント日程など、申し込みにつながりやすい情報の案内にはWeb広告を活用していました。
一方で、「興味はあるものの個人情報の登録には至っていない」という方にアプローチできていなかったといいます。
また紙の資料は郵送コストもかかっていたため、LINE上で簡易版の資料を届けられる仕組みを検討していました。
そこで、問い合わせから入塾までの導線を整えるために、LINE公式アカウントとLinyを導入しました。
まずは、友だち追加時に回答フォームでアンケートを実施しています。
学年や知りたい教室のエリアを回答してもらい、その内容に応じてリッチメニューから必要な情報を閲覧できる仕組みです。
90校以上の教室がある中で、「希望教室」に応じた時間割を確認できるようにするなど、利用者ごとに適した情報を届けられるようになりました。
さらに、メッセージでは1回の配信内容を「1枚の画像」にまとめて、クリックしやすい工夫を施しています。
その結果、Liny導入から10ヶ月で友だち数は7,000名を突破。イベントの申し込みも安定し、全体のクリック率も約2倍に向上しています。
未入会の方との接点づくりから入塾までの流れがスムーズになった事例です。
3.Liny経由の予約数が約4倍に増加した「海外留学サービス」
株式会社リアブロードは、海外留学サービス「スマ留」を運営している企業です。
同社は、海外留学を検討している方に向けて、語学学校や宿泊先の手配、留学手続きのサポートなどを行っています。
以前はメールや電話を主な連絡手段としていましたが、顧客数が増えるにつれて、対応する工数に限界が生じていました。
また「留学検討前」「カウンセリング予約中」「来館済み」「成約済み」など人によって状況が異なります。個人に合わせた配信をする場合、LINE公式アカウントだけでは管理が難しいという課題もありました。
そこでLinyを導入し、リッチメニューを最適化しています。
リッチメニューには、「カウンセリング予約」「留学先診断」「資料の請求」などのボタンを設置し、ユーザーが知りたい情報へアクセスしやすい導線を整えました。
また回答フォームも積極的に活用しています。
資料請求時や説明会予約時のアンケート、渡航準備中の方に向けた留学先確認フォームなど、通算で約300種類の回答フォームを作成。
たとえば「留学先診断」では、「診断コンテンツ×回答フォーム」で、細かな情報を取得できる導線を整えました。
リッチメニューの「留学先診断」をタップすると、カルーセル※の診断コンテンツが展開されます。
※複数のパネルを横にスクロールして閲覧できるメッセージ
その後、「早速国診断をする!」をタップすると、回答フォームで作成されたアンケートを表示。
アンケートに回答すると、そのまま「留学先診断」に進める流れです。
診断コンテンツだけでなく、回答フォームによる事前アンケートでも情報を取得することで、より詳細な顧客情報を蓄積できます。
その内容を組み合わせてセグメント配信を実施するため、一人ひとりの希望や検討状況に合わせた案内を実現しています。
こうした細かな改善を重ねた結果、Liny導入直後と比較して、予約数は約4倍に増加しました。
4.予約機能でカウンセラーへの相談予約数が3倍になった「通信制高校」
愛知県立旭陵高等学校は、1,200名以上の生徒が在籍する通信制高校です。
同校では、生徒や保護者との連絡手段として電話や郵送を主に利用していました。
しかし、生徒数の増加に伴い、対応にかかる手間やコストが大きな課題となっていたそうです。
また、電話での連絡は生徒側にとっても負担がありました。先生が不在で電話に出られず、折り返しても生徒がアルバイト中で出られないなど、すれ違いが発生しやすい状況だったといいます。
さらに、コミュニケーションに不安を感じる生徒にとっては、電話をかけること自体が精神的な負担になっていたため、連絡手段の改善が求められていました。
こうした課題を解決するため、LINE公式アカウントとLinyを導入しています。
まずは、多くの生徒から個別相談が寄せられていたため、質問件数を減らす施策を実施しました。
具体的には、リッチメニュー内にQ&Aを設置し、生徒から寄せられそうな質問を時期ごとに切り替えて掲載しています。
これにより、生徒からの質問件数が減少し、運営の負担軽減につながりました。
さらに大きな成果につながったのが、イベント予約機能です。
同校では、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーの予約をはじめ、修学旅行、スノーボード学校、各科目の校外学習など、さまざまな行事の参加予約にLinyを利用しています。
特にスクールカウンセラーの予約では、LINEから直接予約できるようになったため、予約数が大きく増加しました。
電話予約のみだった頃は、予約枠の約20%が埋まる程度でしたが、Liny導入後は60%以上となり、予約数は約3倍に増えています。
不安や悩みを抱える生徒にとって、自分のタイミングで予約できることが、相談へのハードルを下げるきっかけになった事例です。
まとめ:Linyで自社の課題を解決しよう
今回は、教育機関・教育サービスでLinyを活用している4つの事例を紹介しました。
Linyを活用すれば、以下のような施策ができます。
- LINE上で予約を受け付けられる
- 回答フォームで生徒や保護者の情報を取得・管理できる
- 興味関心に合わせてセグメント配信ができる
- リッチメニューから必要な情報へ案内できる
教育業界では、生徒や保護者、入学希望者など、相手によって必要な情報が異なります。
そのため、すべての人に同じ情報を届けるのではなく、一人ひとりの状況や関心に合わせて、適切な情報を届けることが重要です。
Linyを活用すれば、LINE上で生徒や保護者の情報を取得・管理しながら、予約受付や問い合わせ対応、情報配信を効率化できます。
ぜひ、自校・自社のLINE運用にLinyを取り入れてみてください。
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