Liny Liny活用テクニック

病院やクリニックの予約受付をLINEで行う方法【Liny活用】

LINEのマーケティングツールLinyには、予約機能*があります。Linyの予約機能を利用すると、ユーザーはLINE内で予約を完結でき、予約完了のメッセージやリマインドメッセージもLINEで送信することができます。

*現在、Linyの予約機能は、正式リリース前のベータ版として提供しています。

この記事では、病院やクリニックでLinyの予約機能を活用する方法をご紹介します。

Linyの予約システムの詳細については、こちらの記事を参考にしてください。

LINEで予約を取る2つの方法

LINE公式アカウントで予約を取る方法は大きく分けて2つあります。

1. チャットで予約の連絡を受ける

1つ目はチャットを利用して予約の連絡を受ける方法です。友だちからチャットで予約の問い合わせを受け、人手を介して予約対応を行います。

チャットの予約

歯科医院のチャットの予約例

2. リッチメニューから別の予約システムに遷移させる

自社で予約システムをすでに運用している場合は、そのシステムに遷移させることができます。例えば、リッチメニューに「予約」メニューを作り、友だちがタップすることで、予約システムのリンクを開くように設定しておき、そこで予約をしてもらいます。

リッチメニュー

リッチメニューから自社のWEBシステムに遷移させる

LINEから予約をするメリット

LINEで予約するメリット

LINEからの予約は手軽で、すきま時間に対応することが出来ます。

例えば、利用者が電話で予約をする場合、

  • 診察時間や休診日を調べ、電話ができる時間帯を確認する必要がある
  • 電話が混み合っているときは、繋がるまでかけ続けないといけない
  • 電話ができる環境に移動する必要がある
  • 予約を受ける側も、忙しい時でも電話対応をする必要がある

など、手間がかかる場合があります。

LINEであれば、LINE上で診察時間や休診日を見れるようにすることも可能ですし、ユーザはすきま時間に予約を行え予約を受ける方も手が空いた時に対応することが出来ます。

LINEでリマインドメッセージを受け取れる

予約忘れを防ぐために、予約時間の前にメッセージを送ることは重要です。

予約システムやメールで予約を受け付ける場合は、リマインドメッセージの送信はメールで送ることが一般的でしょう。しかし、メールを見る習慣が減っていたり、メールを確認するまでのスピードが遅くなっている昨今の状況では、メールを送っても見られない、見たとしてもタイムラグが発生する可能性があります。

一方LINEは日常的に使われているアプリで、LINEでメッセージを送ると、すぐに見てもらえるのが特徴です。

予約時間に遅れずに来院してもらうためにも、リマインドメッセージの配信にLINEは最適です。

LINEのチャットで相談してから予約を取れる

LINEでチャットを利用している場合、予約内容の相談をチャットで確認することができます。

病院やクリニックの来院予約の場合、

  • 熱が出ていてコロナウイルスの疑いがあるなど、来院に注意が必要な場合
  • 検診や健康診断など、通常の診察とは異なる予約を取りたい場合
  • 初診で予約前に相談をしたい場合

など、LINEのチャットを活用して相談をすることが可能です。

なぜ病院やクリニックでLinyの予約機能を使うといいのか?

LINE公式アカウントでは、チャット機能を使って予約のメッセージを受け付け、予約の対応することが可能です。

ですが、LINE公式アカウントだけではできないこともあります。

LINE公式アカウントのチャットで予約を受ける場合の困りごと

困りごとLINEの公式アカウントのチャット機能を利用して予約を受ける場合、以下のような課題が出てくるでしょう。

  • 利用者は希望日時の空きがあるかどうか、チャットで問い合わせないといけない
  • 予約の連絡に対して、スタッフの対応が毎回必要になる
  • 予約連絡の対応のため、頻繁にLINE公式アカウントの管理画面を確認する必要がある
  • 予約前のリマインドメッセージの配信は、手動で行わないといけない

利用者にとっては、チャットで毎回予約が空いているかどうかの問い合わせを行う必要がありますし、運用側もスタッフを介して予約を取るという仕組みになり、双方の手間がかかってしまいます。

Linyの予約機能を使うとできること

Linyで出来ること

LINE公式アカウントの拡張ツール「Liny」では「予約システム」を提供しており、上記のような手間を無くし、LINEで自動的に予約を受け付ける仕組みを実現しました!

Linyの予約機能を使うと、以下のことが可能になります。

  • 利用者は予約の空き状況をLINEで確認できる。
  • 予約の受付や管理が自動化できる。
  • 予約のリマインドメッセージの配信が自動化できる。
  • 予約情報をユーザー情報と紐付けて管理/蓄積できる。
  • 予約情報を活用して、ユーザーにメッセージを送れる。

Linyの予約機能では、初めに「予約の枠」「メニューと所要時間」「リマインドメッセージの配信内容」などの設定をしておくことで、予約の受付や管理を自動化することができます。

予約の情報は、Linyの友だち情報と紐づいており、予約の履歴を確認したり、誰が何回予約をしたのか、という情報を蓄積できます。

Liny予約機能のおすすめポイント

問診票の事前入力も簡単

Linyの予約機能では、予約時に情報取得を行えます。診察券番号を入力いただいたり、簡単な質問に対して自由記述で回答をもらうことができます。

予約情報

予約時に情報を入力してもらえる

より詳細な設問に入力して欲しい場合は、Linyの「回答フォーム機能」が活用できます。選択式の設問を用いる「問診票」などの作成も容易です。

予約完了後のメッセージやリマインドメッセージの中に、問診票のリンクを入れておき、回答を促せます。

問診票

予約完了メッセージのURLをクリックすると、問診票に回答してもらうことができる

回答内容は、Linyの友だち情報として蓄積されます。

電話での予約やLINE公式アカウントの友だちになっていない人の予約も取れる!

Linyの予約システムは、LINE公式アカウントとデータを紐付けて使うことができますが、LINE公式アカウントの友だちになっていない方や、電話での予約受け付けの際にも活用することができます。

その場合、電話や窓口などで予約の希望を確認し、スタッフがLinyの管理画面から予約枠を押さえることで予約を取ることができます。

病院やクリニックでのLiny予約の利用方法

Liny予約機能の設定の流れの例をご紹介します。

病院・クリニックの予約の流れ

病院・クリニックの予約の流れの例

1. 診療日・診察時間を設定する

まずは、診療日や診療時間を設定します。

定休日がある場合は、曜日ごとに営業日を設定することができます。特定の日付のみ、休業とすることも可能です。

また、お昼休みの設定も容易です。

2. 担当ごとに予約枠を設定する

担当医ごとに予約を受け付けたい場合は、担当者分の「予約枠」を作成することができます。

例えば、2名の医師が在籍する場合、2名分の予約枠を作る事ができますし、担当が決まっていない初診枠として「担当医なし」という予約枠も設定することも可能です。

予約枠のヒント

全体の予約枠の上限を設定することが出来ます。例えば、A医師、B医師、担当医なし、という「3つの予約枠」を作った場合にも、同じ時間帯の予約は「上限2」とすることで、ダブルブッキングを避けることができます。

3. 診察内容を設定する

次に、予約する診察内容を設定していきます。

  • 予約内容
  • 所要時間
  • 説明

などを設定すれば、予約設定は完了です。

補足

ここでは、基本の設定内容をご紹介しました。

この設定以外にも、

  • 予約を承認制にする
  • 予約完了メッセージやリマインドメッセージの内容を設定する
  • 予約時の申し込み項目をカスタマイズする

などの細かな設定を行うことで、より使いやすい予約システムにしていくことが可能です。

先ほど記載したように、予約完了メッセージの中に、問診票のリンクを入れておくなどの工夫をして、ユーザー・スタッフ双方の利便性の向上も期待できます。

4. 予約システムへの導線を作る

予約設定が終われば予約システムに遷移するための導線を作りましょう。

例えば、リッチメニューの中に予約ボタンの設置し、友だちがそのボタンをタップすることで予約画面を開くことができます。

リッチメニュー

リッチメニューの例

5. 友だちが予約システムから予約を行う

次は友だちの動作です。

例えば、リッチメニューに予約ボタンがある場合、それをタップすることで、予約画面を開きます。

予約画面から、担当やメニューを選択し、カレンダーから予約の空き状況を確認し、予約ができます。

シンプルなデザインで、スマホからの予約もストレスなくできます。

病院予約

病院予約画面の例

6. 予約一覧で現在の予約情報を確認

管理画面では、日ごと/月ごとの予約状況を、予約枠ごとに確認することができます。

管理画面

管理画面の例

また、予約者の情報も管理画面から確認することができます。LINE公式アカウントの友だちが予約をした場合、予約履歴や、Linyに保存している顧客画面に遷移して、顧客情報を確認することも可能です。

顧客情報

顧客情報も確認できる

以上が、予約の設定を行い、予約情報を管理画面で確認するまでの一連の流れです。

まとめ

LINE内で予約を取れるようにすることは、ユーザーの利便性が向上し、離脱を防ぐ効果が期待できます。

さらにLinyの予約機能を合わせて利用することで、予約対応を自動化することができることを述べてきました。

LinyならLINE内で予約システムを構築することもでき、下記のようなメリットが実現できます。

  • ユーザーは、素早く気軽に予約ができる。
  • リマインドメッセージをLINEで受け取れ、予約忘れを防止する。
  • 予約対応の手間削減につなげる。

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鈴木優

Webディレクター・LINE運用アドバイザー・ライター。LINE&Linyを利用した新規ビジネスの立ち上げに関わった経験を経て、現在はLINE&Liny運用アドバイザーとして導入・運用サポートを行う。ときおりブログで情報発信もしています。

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