LINE公式アカウントの友だちとは?
LINE公式アカウントを追加してくれたユーザーのことを、「友だち」と呼びます。LINE公式アカウントでは、友だちに対してメッセージを配信したり、チャットを行うことができます。
LINE公式アカウントの運用では、「友だち」をどうやって集めるのかが重要になります。
友だちを増やすコツ
LINE友だちを増やすための3原則というものがあります。
「気づかれる率×デザイン×オファー=登録率」という公式です。
気づかれる率とは、LINE友だちを募集しているということを知ってもらう割合のことです。
デザインとは、LINE友だちを集めるための店頭ポップやWEBバナーのクリエイティブのことです。
オファーとは、LINE友だちになることで得られるメリットのことで、メリットが多く魅力的であればあるほど効果を発揮していきます。
これら3つの要素が強力であればあるほど、それに比例してLINE友だちも増えていきます。
それでは具体的にどのような施策が取れるのか具体例を交えてノウハウをご紹介します。
しっかり店舗でアナウンス
店舗やイベント会場でLINE友だちを増やす場合、とにかくスタッフのお声がけを徹底するということです。
お客様が来店した時に、「LINE友だちに追加することでこんなメリットがありますよ!」と一声かけているかいないかで、友だち数の伸び率に天と地の差ができます。
WEBサイトとは違い、店舗やイベントの場合は直接お客様にアナウンスができるというメリットがあるので、スタッフのお声がけを徹底して友だちを集めていきましょう。
いろんなところにQRコードを設置
店舗やWEBサイトに共通することですが、とにかくいろんな場所にLINE友だち追加するためのQRコードや友だち追加ボタンを設置しましょう。
あらゆるところに導線を敷いておくことで、気づいてもらえる率を高めることができます。
クリエイティブは徹底的にこだわる
店舗のポップやWEBサイトのバナー画像はできるかぎりクオリティが高く目立ち高級感のあるデザインにしましょう。
なるべくLINEヤフー社から提供された汎用的な販促物ではなく、自社専用にオリジナルデザインした販促物を活用するほうが、より内容を魅力的にでき差別化もできるため効果的です。
オファーにこだわる
オファーとは、メリットや提案のことです。
実はLINE友だちを増やす上で、このオファーの部分が非常に重要で、ここがどれぐらい魅力的かどうかで登録率に大きく影響します。
・無料クーポン
・割引クーポン
・プレゼント
など、お客様が登録したくなるようなオファーを考えてみましょう。
WEBサイトはスマホファースト
WEBサイトからLINE友だちを集める場合は構成にもこだわりましょう。
スマートフォンに最適化されたレスポンシブデザインにし、LINEの登録ボタンなども大きく目立つようにデザインし直されたオリジナルのものを活用することで、気づく率が高められますし、オファーを訴求することで登録してもらいやすくなります。
逆に、WEBサイトがスマートフォン対応されていないと、文字が読みにくかったり、LINE登録ボタンがどこにあるのかわからなかったりするので、必ずWEBサイトはスマートフォンとLINE友達登録の導線を徹底して構築しましょう。
WEBサイト下部に追尾式のLINE登録バナーを設置する
WEBサイトやブログにスクロール追尾式のLINE登録バナーを設置するのも効果的です。
常に表示されているため、気づいてもらう率が高く、さらにクリエイティブとオファーを魅力的にすることで友だち登録率を高めることができます。
WEBチャットを使って自動で友だちを集める
WEBサイトやランディングページにチャットボットを設置し、お客様がWEBサイトへアクセスした際に自動でチャットボットが立ち上がり、そこからLINE公式アカウントへ誘導するシナリオにより登録数を増やすことができます。
弊社の場合、チャットボットから詳細を「LINEで問い合わせる」という導線を敷くことで毎日5人ほどの友だち追加の獲得ができています。
SNSでレバレッジをかける
YouTuberやツイッター、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSとコラボレーションして集客するという方法も効果的です。
特にYou Tubeとツイッターは強力です。
You Tubeの場合、SEO対策を意識したキーワードをタイトルに入れることで、検索上位に上がりやすくなりますし、You Tube広告も合わせて運用すれば、多くのリーチを獲得ができます。
ポイントはYou Tube動画下にある説明欄にLINE公式アカウントへの誘導リンクを設けるということと、動画の冒頭と終わりにLINE公式アカウントへの誘導をいれることによって登録数が増やせます。
ツイッターの場合は強い拡散力があります。
有益なコンテンツをツイートしてフォロワーを集め、そこからLINEへ誘導することでツイッターからも友だちを増やすことができます。
最近はインスタグラムで集客している企業や店舗がありますが、そこからLINEへ誘導するという手もあります。
様々な媒体から集客し、友だちの母数を増やしていきましょう。
媒体別に友だち登録数を計測し、費用対効果を把握するとより効果を高めることができます。
→ 媒体別の友だち登録数を計測する方法
DMとのあわせ技
メールマガジンはDMの約12倍もの数がユーザーへ届いており、DMとメールマガジンの開封率は100人に対してDMは64.2人、それに対してメールマガジンは21人という割合があるというデータがあります。
※参考小さな会社だからこそ、DMは最強のツール! 中村ブラウン著
要するにDMはメールマガジンよりも開封率と内容を読まれる割合が高いツールなのです。
そんなDMと相性が良いのがLINE公式アカウントです。
LINE公式アカウントはメールと違って、QRコードで簡単に友だち追加ができるため、面倒な入力が必要なメールマガジンよりも手軽に友だちを増やすことができます。
ターゲットに合わせたデザインとオファーを用意し、そこにLINE公式アカウントへの友だち追加QRコードを掲載するという方法でも友だち数を増やせます。
同じ要領でチラシや書籍、新聞、フリーペーパーなどの紙媒体でも同様の施策を行うことが可能です。
地域性のあるビジネスの場合は、LINE友だちQRコードを掲載したチラシをポスティングして、そこからLINE公式アカウント内で情報を提供し、店舗へ来店させるという施策も非常に効果を発揮します。
LAP広告
LINEヤフー社が提供している広告媒体、LINE Ads Platformを利用するという戦略も最近特に注目されています。
様々は形式の配信方法がありますが、友だち獲得に効果的なのがCPF配信です。
CPFとは「Cost Per Friends」の略で、友だち追加数に応じて課金がされるという配信方法です。
ターゲットに合わせたクリエイティブやオファーをCPF広告で訴求することにより、短期間で大量の友だちを増やすことが可能なため、新規のビジネスやプロダクトをLINE公式アカウントで紹介したい場合でもこの集客法が向いています。
大勢の友達を管理できるツール
友だちを増やすための様々な施策をご紹介しましたが、友だちを増やすだけではなく、管理することも非常に重要です。
なぜなら、数を増やしても、それぞれの属性に合わせた配信を行わなければ反応が得られなかったり、ブロックされてしまうというケースもあります。
特に友だち数が数万~数十万・数百万いるような大企業の公式アカウントがいい例なのですが、友だちをキャンペーンで大量にかき集めて、属性を無視して、単純にクーポンやお知らせなどを無差別に配信してしまうことでブロックも大量に増えてしまい、結果、友だち数が多い割には効果が出ていないという問題が発生します。
以前(LINE@の時)は毎月いくら配信してもコストはかかりませんでしが、LINE公式アカウントに変わってからは追加メッセージ料金が発生するため、無駄打ちができなくなりました。
だからこそ、LINE友だちになってもらった後は、アンケートなどで属性を把握し、ターゲットに合わせたパーソナルなメッセージ配信や個別チャットによるOne to Oneの対応を行い運用の効果を高めましょう。
LINE公式アカウントの標準機能だけでもユーザーを管理することはできますが、より細かな顧客管理やセグメント配信をしたい場合は、APIを使った外部ツールの導入も効果的です。
弊社が提供するLinyではLINE公式アカウントで顧客管理やセグメント配信を効果的に行うことが出来ます。
ご興味がある方は下のボタンより資料ダウンロードをお願い致します↓