LINEのトークルームのアカウント名の下に、「担当者が返信します」「自動で返信しています」「現在は応答時間外です」という表示がある場合があります。これは、「応答状況を表示」機能で設定できます。
この記事では、これらの表示ルールや、非表示/表示設定の方法をご紹介していきます。
LINE公式アカウントの「応答状況を表示」機能とは?
LINE公式アカウントの「応答状況を表示」機能は、トークルームのアカウント名の下に、現在の応答状況を伝えるテキストを表示する機能です。
LINE公式アカウントの応答状況は、手動チャットで対応する場合、自動応答が対応する場合など、アカウントや時間帯によって異なるため、それをユーザーにお知らせする用途で利用されます。
表示されるテキストにはいくつかのパターンがあり、応答方法に合わせて自動的に切り替わります。
応答方法 | 表示テキスト |
手動チャット | 担当者が返信します |
応答メッセージ(利用中の応答メッセージあり) | 自動で返信しています |
応答メッセージ(利用中の応答メッセージがなく、応答時間外) | 現在は応答時間外です |
設定なし(チャットオフ、応答メッセージオフなど) | (表示なし) |
【補足】
以下、筆者の手元で設定を切り替えて、表示内容を試した結果です(2024年11月現在)。上記の表と合わせて、参考にしてください。
- 応答方法で「手動チャット:オン」「応答メッセージ:オン」にしている場合、利用している応答メッセージがなくても、「自動で返信しています」と表示される。チャット画面で「手動チャットで対応」にすると、「自動で返信しています」から「担当者が返信します」に切り替わる。ただし、ユーザーがトークルームを開き直すことで表示が変更される。
- 応答方法で「手動チャット:オフ」「応答メッセージ:オン」にしている場合、利用中の応答メッセージがなければ、テキストは表示されない。
「ステータスバー」との違いは?
ステータスバーとは、トークルームの上部に表示されるテキストです。担当者名や応答時間を個別で入力設定できました。
ですが、2024年10月にステータスバーの機能が終了し、その代わりに「応答状況を表示」機能が登場しました。そのため、現在はステータスバーはなくなり、非表示となっています。
残念ながらステータスバーや応答状況の表示の位置に、任意のテキストを表示することはできなくなりました。
ユーザーに通知させたいメッセージがある場合は、通常のメッセージやリッチメニューなどを使って案内することをおすすめします。
「自動で返信しています」「担当者が返信します」「現在は応答時間外です」を表示/非表示にする方法
「応答状況を表示」機能によって、自動で表示されるテキストですが、表示/非表示を切り替えることができます。
右上の「設定」→「応答設定」をクリックします。
ページ下部の「応答状況」で「表示する」「表示しない」を選択します。
まとめ
以上、「応答状況を表示」についての紹介でした。ステータスバーがなくなり、その代わりに、応答状況に応じて自動的にテキストメッセージが表示されるようになっています。
ユーザー側でどのようなメッセージが表示されているのか、把握しておきましょう。