LINE公式アカウントのオプション機能をまとめました。有料・無料問わず、便利なオプション機能を紹介するので「もっとLINE公式アカウントを活用したい!」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
LINE公式アカウントのオプション機能一覧
LINE公式アカウントのオプション機能には以下があります。
- 友だち追加広告
- LINEで予約
- プレミアムID
- Messaging API
順番にご紹介していきます。
1. 友だち追加広告
「友だち追加広告」は、LINEヤフー社が提供している広告の一つで、LINEアプリ内に広告を掲載して友だち追加の促進が行えます。
友だち追加広告には以下の特徴があります。
- 友だちを獲得した分だけコストがかかる
- 予算が設定できる(1日あたり、友だち追加あたり、予算総額)
- 広告画像は管理画面で簡単に作成できる
- 広告配信のターゲティングができる(エリア・性別・年齢・興味関心などで絞り込みが可能)
友だち追加広告が利用できるアカウントには以下の制限があります。
- 認証済アカウントにする必要がある(未承認アカウントは利用できない)
- 認証済みアカウントでも一部掲載できない業種がある
有料で友だち獲得を行いたい場合は、友だち追加広告の利用を検討するとよいでしょう。
参考:友だち追加広告
2. LINEで予約
「LINEで予約」は、LINE公式アカウントから店舗の来店予約ができる機能です。ユーザーはLINEのリッチメニューやプロフィールから予約でき、LINE内で予約が完結します。
LINEで予約をするには、LINE公式アカウントと連携する必要があります。そのためには、連携サービスを提供している企業に実装を依頼することになります。現時点では、飲食店向けに連携サービスが提供されています(2024年2月時点)。
飲食店のアカウントでLINE内に予約機能を実装したい場合は、連携サービスを提供している会社への実装依頼を検討されるとよいでしょう。
他にも、「飲食店"以外"」や「予約機能+顧客管理+セグメント配信をしたい場合」に使える予約機能はある?
「LINEで予約」以外にも、LINE内で予約を完結できるサービスがあります。
例えば、当社が提供するLINE公式アカウントのサポートツール「Liny」は、予約機能を提供しています。LINEのリッチメニューなどから予約ができ、LINE内で予約が完結します。予約管理はもちろん、リマインドメッセージの配信や、予約者を絞り込んだセグメント配信なども可能です。
Linyの予約機能が活用されている業界や用途の例としては以下があります。
- 塾、スクール
- 施設、レンタルスペース
- 不動産
- カーディーラー
- 士業
- ブライダル
- コンサル
- 学校
- 人材
- サロン、クリニック
- 採用
詳細は以下の記事をご確認ください。
3. プレミアムID
オプション機能として、LINE公式アカウントの「プレミアムID」を利用することができます。
LINE公式アカウントを開設すると、ランダムな英数字で作成された「ベーシックID」が自動発行されます。このベーシックIDは、企業アカウントごとに割り当てられた個別のIDで、ユーザーはこのIDを利用してLINE公式アカウントを検索することができます。
プレミアムIDを購入すると、IDを任意の文字列に変更できます。例えば、店舗名やサービス名などを設定することが可能です。
プレミアムIDは有料で、100円(税別)/月額 または1,200円(税別)/年額です。ただし、購入経路によって料金形態が異なるためご注意ください(例えば、iOSアプリから購入する場合は価格などが異なる)。
4. Messaging API
Messaging APIは、LINE公式アカウントの機能拡張を行うシステム開発で利用されるサービスです。自社でLINE公式アカウントの独自機能を実装する場合などに用いられます。
Messaging APIについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
参考:LINE公式アカウントのAPIとは?【できること・使い方】
認証済アカウントになると使える機能やサービス
LINE公式アカウントには、LINEヤフー社の審査を受けるアカウント認証の仕組みがあります。この審査に通過すると、LINE公式アカウントは認証済アカウントとなり、追加の機能やサービスの利用が可能になります。
認証済アカウントや審査の仕組みについては、以下の記事で詳しく説明しています。
参考:LINE公式アカウントの審査とは?認証済のメリットについて
先述した「友だち追加広告」は、認証済アカウントになると利用できる機能の一つです。他にも、認証済アカウントでは次のような機能やサービスが利用できます。
- ノベルティの購入
- 請求書決済
- メンバーシップ機能
順番にご紹介していきます。
1. ノベルティの購入
LINE公式アカウントを友だち追加するためのQRコードが印字されたノベルティを活用することができます。
ノベルティの種類としては、以下が用意されています。
- 三角POP
- ステッカー
- ラミネートパネル
- ショップカード
有料で販売されているので、必要な場合に購入を検討されると良いでしょう。
参考:店舗での友だち集めに役立つ、LINE公式アカウントの「ノベルティ」を紹介
2. 請求書決済
認証済アカウントの場合は、有料プランを利用する際に、クレジットカード支払いのほかに、決済サービス「Paid」を通じた請求書決済が選択できるようになります。
3. メンバーシップ機能
メンバーシップ機能とは、月額課金をして会員になった友だちに対して、限定メッセージや特典を送ることができる機能です。
いわゆる、サブスクリプション(サブスク)機能なので、オンラインサロンやオンラインレッスンなどで活用ができます。
メンバーシップ機能の詳細は以下の記事でご紹介しています。
参考:LINE公式アカウントのメンバーシップ機能とは【サブスク可能】
さらに、LINEマーケティングに役立つ機能を使いたい方へ
ここまでLINE公式アカウントのオプション機能をご紹介してきましたが、LINE公式アカウントを運用していると、以下のようなニーズが生じることがあります。
- ユーザーひとりひとりに合わせたセグメント配信を行いたい
- おもいどおりのLINEマーケティングを実施したい
- ユーザーの声を収集して、顧客理解を深めたい
- 一方的な配信だけではなく、ファン化を促進するような取り組みを行いたい
LINE公式アカウントやオプション機能だけでは、このようなニーズを満たすことは困難です。
一方で、先述したMessaging APIを利用してシステムを独自開発するには、比較的高額な開発コストがかかることが少なくありません。
そんな時、LINE公式アカウントのサポートツールである「Liny」を利用することで、LINE公式アカウントだけでは利用できない様々な機能を活用することが可能です。
Linyを使えば「パーソナル配信」や「ひとりひとりに合わせたLINEマーケティング」が実現
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない「顧客管理」「セグメント配信」「予約管理」などが実現します。
LINE公式アカウントをさらに活用していきたい場合には、ぜひLinyの活用もご検討ください。