LINEマーケティングツール「Liny」には、リマインダ配信機能があります。
- リマインダ配信を使うとどんなことができるのか?
- 自社のLINE運用で活用するメリットはあるか?
- どのような活用方法があるのか?
このような疑問を解消するため、この記事では、Linyのリマインダ配信でできることやメリット、活用シーンを詳しくご紹介していきます。
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない様々な機能が活用できます。これにより、細やかなセグメント配信や顧客管理が実現します。
Linyのリマインダ配信とは?
リマインダ配信は、指定した日時から逆算して自動でメッセージを配信できる機能です。
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リマインダ配信のイメージ
リマインダとは、「思い出させるもの」という意味で、予定を思い出させるメッセージなどに用いられる言葉です。
例えば、
- ポイントの有効期限
- クーポンの利用期限
- キャンペーン終了日
- 申し込みの締切日
- イベント開催日
- セミナー開催日
- 来店予約日
- 有効期限日
などを友だちにリマインドをすることで、「うっかり忘れ」を防止できます。
リマインダ配信のメリット
リマインダ配信は、予定を思い出させる以外にも、以下のようなメリットがあります。
- リスケや再調整のきっかけになる
- 案内が送られてくることで安心感につながる
- イベント開催までのプロセスを共有できる
- リピート化につながる
順番に見ていきましょう。
リスケや再調整のきっかけになる
リマインドメッセージを送ることで、直前キャンセルの防止に役立てられます。面談や来店などの場合、リマインダ配信の中でリスケや再調整の案内をしておくことで、無断キャンセルの抑止になります。
案内が送られてくることで安心感につながる
直前に案内を送ることで、予約の再確認ができたり、持ち物やアクセスをチェックできたりなど、ユーザーの安心感や利便性の向上に役立てることができます。
イベント開催までのプロセスを共有できる
イベントやキャンペーンの際にリマインダ配信を利用して、開催までのプロセスやティザーを公開することで、参加意識やエンゲージメントの向上につなげることができます。
リピート化につながる
ユーザーごとの有効期限があるサービス(例:資格、サブスク、サポート期間、保険、車検)で、リマインダ配信を活用して継続購入や再申請を促すことで、リピート化の誘導が自然に行えます。
Linyのリマインダ配信の特徴
Linyのリマインダ配信には、以下のような特徴があります。
- 予約をした方へのリマインダ配信ができる
- リマインダ配信の開始は自動/手動から選べる
- 複数のリマインダ配信が設定できる
- 最長3年の間でリマインダ配信が行える
順番に説明していきます。
予約をした方へのリマインダ配信ができる
Linyには予約機能もあり、予約をした方へのリマインダ配信が自動で行えます。配信日や内容は任意で設定ができます。
リマインダ配信の開始は自動/手動から選べる
リマインダ配信の設定は、自動と手動を選ぶことができます。
自動で設定する場合、例えば「アンケートへの回答」「イベントへの申し込み」をきっかけに、リマインダ配信を自動で開始させられます。
手動で操作する場合は、好きなタイミングで任意のユーザーを選び、リマインダ配信を開始することができます(ユーザーごとにリマインダのゴールとなる日付が異なる場合は、手動で設定することになります)。
複数のリマインダ配信が設定できる
リマインダ配信は、一人のユーザーに対して複数設定することができます。イベントやキャンペーンを並行して実施する場合にも活用が可能です。
最長3年の間でリマインダ配信が行える
リマインダ配信は、最長3年のスパンで配信設定を行えます。
例えば、以下のようなケースで長期のリマインダ配信を活用することが可能です。
【活用イメージ】
- 転職支援サービスで、転職から3年後をゴールとして、1年ごとに転職先の状況をヒアリングするメッセージを配信する
- 3年更新の保険サービスで、更新期限の3年後をゴールとして、1年ごとにサポートや付帯サービスの案内を送り、期限が近づいた際には更新をお知らせする
リマインダ配信の効果的な活用例
リマインダ配信を効果的に用いる、3つのケースをご紹介します。
- 期待感を高める!イベント/キャンペーンのリマインダ配信
- 通過を後押し!面談や面接前のリマインダ配信
- 再契約につなげる!有効期限前のリマインダ配信
順番に見ていきましょう。
期待感を高める!イベント/キャンペーンのリマインダ配信
イベントやキャンペーンの開催日が近づくにつれ、情報を少しずつ公開していく際に活用できます。
【配信例:キャンペーンの案内】
- 10日前:特別セールのティザー動画を公開
- 7日前:特別セールの対象商品を告知
- 5日前:キャンペーンページを公開
- 4日前:目玉商品1つ目を紹介
- 3日前:目玉商品2つ目を紹介
- 2日前:目玉商品3つ目を紹介
- 前日:販売方法を再案内
- 当日:販売を開始!
徐々に情報を公開していくことで、ワクワク感を高めて申し込みや参加につなげやすくなります。
通過を後押し!面接前のリマインダ配信
採用活動の面接・面談の際に、リマインダ配信で必要なコンテンツを配信することで、求職者の意欲向上や面接対策に役立てられます。
人材業界でも活用できますし、採用活動を実施している企業の人事としても活用できます。
【配信例:面接前の案内】
- 7日前:社員インタビューページを配信
- 5日前:面接のポイントを伝える
- 3日前:持ち物、時間、アクセスを案内
- 前日:持ち物、時間、アクセス、応援メッセージを配信
面接前までのサポートを行うことで、企業に対するエンゲージメントの向上にもつながり、選考意欲や入社意欲の醸成が行えます。
再契約につなげる!有効期限前のリマインダ配信
有効期限があるサービスの場合、リマインダ配信を行うことで、再契約や再申込みにつなげることができます。
例えば、
- 資格の更新
- 保険の更新
- 会員登録の期限
- ポイントカードの有効期限
など、ユーザーごとに異なるゴール日を設定して、リマインダ配信を実行することができます(一部手動での作業が必要になりますが、半自動化を行うことが可能です)。
【配信例:資格更新の案内】
- 1年前:学び直しや関連資格の案内
- 半年前:有効期限を案内する
- 4ヶ月前:資格保有者のインタビューを配信する
- 3ヶ月前:期限と更新方法を案内する(1回目)
- 2ヶ月前:期限と更新方法を案内する(2回目)
- 1ヶ月前:期限と更新方法を案内する(3回目)
- 当日:有効期限切れの案内と、延長方法を案内する
途中で予約があった場合は、リマインド配信の停止が可能です。
ユーザーは更新忘れを防止でき、企業側は再契約や再申し込みの獲得ができるため、双方にとってメリットがあります。
まとめ ー リマインダ配信に興味をお持ちの方へ
Linyのリマインダ配信を活用すれば、以下のメリットがあります。
- 予約や予定忘れを防止できる
- 当日までのプロセスを楽しんでもらえる
- リピート化を促進できる
基本的なリマインダの用途から、LINEを使ってエンゲージメントを高めて関係構築をしていきたい場合にまで、幅広く活用できる機能です。
ぜひ、LINE運用にLinyのリマインダ配信を取り入れてください。
【Linyのリマインダ配信にご興味をお持ちの場合は、ぜひ一度ご連絡ください】
「リマインダ配信を活用すればどんな運用ができるのか」「現在のLINE運用の課題をLinyで解決できるのか」など、貴社のLINE運用がどのように変化するのか、担当者が丁寧に回答いたします。