保険業界ではLINE公式アカウントを活用する店舗が増えています。さらに、一人ひとりにぴったりの配信や提案を行うために、Linyを併用しているケースがあります。
この記事では、Linyを併用することで、成約率やエンゲージメントを高めるために、どのようなLINE運用が実現できるのかをご紹介していきます。
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない様々な機能が活用できます。これにより、細やかなセグメント配信や顧客管理が実現します。
保険業界でLINE公式アカウントを活用するメリット
LINE公式アカウントは、友だちになっているユーザーへのメッセージの一斉配信や、チャットでの気軽なコミュニケーションができるサービスです。保険業界でも導入事例が増えてきています。その理由には、次のようなメリットがあります。
- LINEアプリに情報配信できるので、開封までの速度が早い
- 1:1のチャット対応ができ、緊急時にも迅速な応対が可能
- 専用アプリのダウンロード不要!ワンタップで友だち登録できる
- リッチメニューを活用すれば、素早く情報にアクセスできる
以下のページで、保険業界におけるLINE公式アカウントの活用方法を詳しくご紹介しています。
保険業界のLINE運用ではこんな課題や要望が..
LINE公式アカウントは利便性が高い反面、運用担当者からは、以下のような課題や要望が寄せられます。
- 一人ひとりのライフステージにあった提案をしたい
- ある保険商品を契約しているお客様に、新たな保険商品を紹介したい
- タブ式のリッチメニューを設定したい
- 「保険診断」をLINEでできるようにしたい
このような課題や要望は、LINE公式アカウントだけでは困難なため、LINEのサポートツールを併用することになります。当社が提供するLinyを活用すれば、このような「一人ひとりにマッチした顧客フォロー」を実現することができます。
Linyを使えば一人ひとりに最適な提案が実現!
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない「顧客管理」「セグメント配信」「予約管理」などが実現します。
保険業界では、Linyを用いることで「セグメント配信」や「ユーザーの利便性を向上させるLINE運用」を行い、成約率やエンゲージメントの向上に役立てることが可能です。
Linyの機能と活用方法のご紹介
Linyではさまざまな機能がありますが、特に保険業界におすすめの機能と利用方法をご紹介します。
- 「回答フォーム」で顧客情報を収集
- 「セグメント配信」で条件に合った人にだけ情報を配信
- 「セグメントリッチメニュー」でタブ式のメニューを設定
- 「オペレーター機能」でチャットサポートを効率化
- 「診断」でおすすめプランを自動送信
順番に見ていきましょう。
「回答フォーム」で顧客情報を収集
Linyには、回答フォームを簡単に作成できる機能があります。
フォームを友だちに送付し回答してもらうことで、情報の蓄積や活用が可能です。例えば、以下のような活用方法があります。
- 年齢、性別を入力してもらい、セグメント配信に役立てる
- 契約の有無を選択してもらい、セグメント配信に役立てる
- 契約者番号を入力してもらい、基幹システムの顧客情報と紐づける
ユーザーが回答した情報はユーザーごとの管理ページに自動反映され、いつでも確認することができます。
「セグメント配信」で条件に合った人にだけ情報を配信
セグメント配信は、友だちに付与した「タグ」「友だちの個別情報」「回答フォームの回答内容」などを利用して、絞り込み配信ができる機能です。
例えば、以下のようなセグメント配信をすることができます。
- 20代に適した保険商品を、該当する年齢層の方にだけ提案する
- 女性向けの保険案内を、女性に絞って配信する
- ある保険を契約している人に、親和性の高い別の保険商品を提案する
- 見込み顧客に、資料請求の案内を送信する
必要な人だけに情報を送付することで、コンバージョンの向上に繋げられます。また、メッセージの送信数も抑えられます。
「セグメントリッチメニュー」でタブ式のメニューを設定
Linyのリッチメニュー機能は、LINE公式アカウントのリッチメニューと異なり、以下のような機能を活用することができます。
- 友だちごとに異なるリッチメニューを表示させる
- タブ形式や複数ページのリッチメニューが設定できる
- リッチメニュータップ時のアクションを、豊富な選択肢から選べる
保険業界において、セグメントリッチメニュー機能を活用すれば、以下のような設定を行うことができます。
- 複数タブのリッチメニューを設置する
- 「未契約者」向けに、資料請求などのメニューを設定する
- 「契約者」向けに、契約確認やトラブル時の相談メニューを設定する
LINE公式アカウントから、資料請求、契約手続きや変更、チャットサポートなどができるようになり、素早く必要な情報にアクセスすることができます。
「オペレーター機能」でチャットサポートを効率化
Linyのオペレーター機能は、チャットサポートに必要な機能のみを備えた「操作画面」を発行することができる機能です。とくに、サポートデスクやお問合せ窓口などでLINEを利用する場合に活用されています。
チャット対応の機能に絞ったシンプルな操作画面のため、使い方が一目でわかり、運用を始めるまでの学習コストがかかりません。利用できる機能は、チャット機能のみに制限されているため、運用上のミスの防止に役立てることができます。また、閲覧できる情報が限られるため、情報を不要に公開することも防げます。
その他、「担当顧客だけを表示する」「担当者ごとに名前とアイコンを設定できる」などの細かな機能も活用でき、チャット対応の効率化と効果的な運用に貢献します。
参考:【チャット対応の効率化】Liny「オペレーター機能」のご紹介
「診断」でおすすめプランを自動送信
Linyの機能を組み合わせると、ユーザーが質問に答えることで、おすすめの保険プランを自動で提案することができます。
例えば、以下のように「性別」「年齢」「家族構成」などに答えていくと、おすすめの保険プランが表示される仕組みが作れます。
これにより「まずは手軽に自分に合った保険プランを知りたい」というユーザーニーズに応えられます。
まとめ
保険業界では、LINE公式アカウントで顧客に情報配信を行なうケースが増えてきました。しかし、LINE公式アカウントだけでは、顧客情報を細かく管理できず、セグメント配信にも課題があります。
Linyを活用することで、それらの課題を解決し、一人ひとりの状況にマッチしたコミュニケーションの実現が可能です。是非一度、Linyをお試しいただき、その使いやすさを実感してみてください。