LINE公式アカウントでメッセージを送付する際、メッセージの「吹き出し画像」や「名前」を個別に設定することができます。
ただし、LINE公式アカウントだけではメッセージごとに個別設定することはできないため、LINEのマーケティングツールを併用する必要があります。
この記事では、当社が提供するLINEのマーケティングツール「Liny」を使って、メッセージごとに画像と名前を変える方法をご紹介します。
通常のメッセージ配信でも活用できますし、1:1のやりとりを行う「お問い合わせ対応」「相談窓口」などでも役立つ機能です。メッセージの受け手にどのような印象を与えるのか、この記事を読みながら体験してください。
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない様々な機能が活用できます。これにより、細やかなセグメント配信や顧客管理が実現します。
メッセージの画像と名前を個別に設定するメリット
メッセージの吹き出し画像と名前を設定することは、以下のメリットにつながります。
- 反応率や満足度の向上が期待できる
- 配信者のブランド力・価値が加わる
- 人が手動で返信をしていることが伝わりやすい
詳しく見ていきましょう。
反応率や満足度の向上が期待できる
1つ目は、反応率や満足度の向上が期待できる点です。「特定の個人」が送信していることが伝わることで親しみを感じてもらい、クリックや申し込みなどの反応率の改善や、サポート対応でのお客様満足度のUPにつなげていくことができます。
上記は、同じ文面を送付していますが、「通常の設定での配信」と「吹き出しの画像と名前を個別設定した配信」の例です。どちらに、親近感が湧くでしょうか?
画像や名前が変更になっているだけですが、右側の方が通常のLINEアプリのように「人」と会話している感じが伝わるかと思います。
メルマガ配信でも、「企業名で配信するよりも個人名で配信した方が反応率が上がりやすい傾向がある」と言われています。もしもメルマガ配信をされていて、個人名での配信に効果を感じられている場合は、LINEでもその方法を試してみてください。
配信者のブランド力・価値が加わる
画像や名前を個別に設定することで、配信者のブランド力をコンテンツに加えることができます。
特に、専門家や現場担当者など、特定の分野に詳しい人が発信するコンテンツは読み手のニーズも高いでしょう。そのようなコンテンツを配信する場合は、個人の画像や名前を個別で設定して、配信者を明確にすることをおすすめします。
人が手動で返信をしていることが伝わりやすい
LINE公式アカウントは、「自動応答」と「手動チャット」を組み合わせて活用できます。そのため、LINE公式アカウントから送られてきたメッセージが、「自動応答」なのか「手動チャット」なのか、ユーザーにとっては判別がしづらいものです。
そこで、画像や名前を変えて送る場合は「手動チャット」というようにルールを作って運用することで、手動で返信をしていることがユーザーにも伝わりやすくなります。
メッセージの画像と名前を出し分けるおすすめケース
ここからは、画像と名前を出し分けるおすすめケースの紹介です。3つの例を挙げました。
- 【一斉配信】1つのアカウント内で担当者ごとに個性を出したメッセージを配信
- 【1:1チャット】担当者の名前と画像を設定して、安心感のあるコミュニケーションを実現
- 【対話形式】テンプレートを組み合わせれば会話風のコンテンツが送信できる
それぞれのパターンでメッセージを送信した場合の、実際の見え方をお伝えしていきます。
【一斉配信】1つのアカウント内で担当者ごとに個性を出したメッセージを配信
当社が運用しているLINE公式アカウントは、広報部のメンバーが運用しており、配信の際には送付する担当者の名前と画像を設定しています(当社のLINE公式アカウントは、こちらからどなたでも登録いただけます)。
このブログ記事を担当している筆者(鈴木優)は、当ブログから厳選した記事を配信していますが、その際には上記のように「鈴木優」という表示名にして、画像も変えて送付しています。
LINE公式アカウント全体の雰囲気は統一しつつも、担当者それぞれの特性を活かしたメッセージを届けることができます。
【1:1チャット】担当者の名前と画像を設定して、安心感のあるコミュニケーションを実現
「お問い合わせ対応」や「相談窓口」としてLINE公式アカウントを利用している場合は、担当者の名前と画像を設定することで、安心感が生まれやすくなります。
さらにLinyでは、「お問い合わせ」や「相談窓口」の用途でLINEを利用されているお客様向けに、オペレーター機能という機能も提供しています。チャットサポートに特化した画面を提供しており、チャット対応がより便利に行えます。オペレーター機能でも、個別の画像と名前の設定ができるため、チャット対応の利用頻度が多いお客様に、ご活用いただいています。
オペレーター機能については、以下の記事で詳しく紹介しています。
【対話形式】テンプレートを組み合わせれば会話風のコンテンツが送信できる
画像と名前の個別設定を工夫すれば、会話風のコンテンツを送信することもできます。
Linyは、吹き出しを1つのパックにまとめて送付する機能があります(5吹き出しまでを1通としてまとめて送付可能)。これを使って、吹き出しを交互に表示させることで、まるで会話をしているようなコンテンツが作れます。
さらに自動応答と組み合わせれば、長い対談形式の配信も、メッセージ通数を抑えて配信できます。
メッセージの画像と名前を変えたい方へ
以上ご紹介してきたように、Linyを利用するとメッセージごとの画像と名前の出し分けが実現できます。
送信元の顔や名前がわかることで、より相手との距離を近くに感じながら、コミュニケーションが行えます。
LINEは細やかなやり取りと親和性が高いツールです。細かな設定ではありますが、このような工夫を取り入れることで、独自のLINE公式アカウントのブランドが作られていきます。
貴社のLINE運用にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
Linyを取り入れたLINE運用にご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。