Google広告やYahoo広告などを利用している場合、「広告経由でLINE登録したユーザーを特定したい」「LINEに登録したユーザー情報をオフラインコンバージョンとして活用したい」というニーズがあります。
この記事では、LINEのマーケティングツールであるLinyを利用して、広告経由のLINE公式アカウントへの登録者を特定し、その登録情報をオフラインコンバージョンとしてアップロードする方法についてご紹介します。
Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない様々な機能が活用できます。これにより、細やかなセグメント配信や顧客管理が実現します。
広告のこんな悩みはありませんか?
広告を運用し、LINE公式アカウントに誘導している場合、以下のような課題を抱えることがあります。
- 広告からLINE公式アカウントへ誘導しているが、広告経由の追加なのか、自然流入経由なのか区別できない
- 広告からWebサイト経由でLINE公式アカウントへ誘導すると、トラッキングが途切れ、広告の改善に活かせない
- 広告を利用してLINE公式アカウントで集客をしているが、広告経由のユーザーが最終コンバージョンに寄与しているのかが分析できない
LINE公式アカウントだけでは、このような悩みを解決することが難しいため、LINEのマーケティングツールなどを活用することになります。
当社が提供する、LINEのマーケティングツールであるLinyを活用すれば、広告経由でLINE公式アカウントに登録したユーザーを識別できます。さらに、LINE公式アカウントのユーザー情報を、広告のオフラインコンバージョンに反映し、広告の効果を向上させることが可能です。
補足:広告のオフラインコンバージョンとは
広告サービスの中にはオフラインコンバージョンという機能があります。
これは、広告経由でコンバージョンに寄与したユーザー情報を広告にインポートすることで、ユーザー情報や該当ユーザー獲得のために貢献した検索キーワードなどを、広告側が総合的に把握し、今後の広告出稿のためのデータとして活用できる機能です。
例えば、以下のような使い方が考えられます。
- ユーザーは、Google広告経由でWebサイトに訪問し、そこからLINE公式アカウントに登録した。
- ユーザーは、LINE公式アカウント内でアンケートに回答し、後日商談を申し込んだ。
- 商談時点をコンバージョンと考え、コンバージョンに至ったユーザー情報を、Google公式アカウントのオフラインコンバージョンにアップした。
- その結果、新しい見込み顧客の情報登録だけでなく、より価値の高い実際の商談にまで貢献したキーワードや検索語句を確認できるようになった。
Linyと広告を連携させるメリット
Linyと広告を連携させることで、以下のメリットが生まれます。
- 広告経由のLINE公式アカウントの登録ユーザーを特定できる
- LINE公式アカウントの登録ユーザー情報を、広告のオフラインコンバージョンとしてアップロードし、自動入札の学習データへ活用できる
- 広告経由のユーザーに絞って、Linyのアンケート機能や行動データなどのユーザー情報を参照できる
その結果、広告改善の精度向上に繋げられます。
Linyを使った広告連携機能
どのようにLinyを活用して、広告と情報連携していくのかをご紹介します。
Linyの流入経路パラメータ機能(オプション機能)を使います。
- Liny内に各クリックIDの項目を作成する
- 「流入経路パラメーター機能」を使って、クリックIDを友だちの情報として保存する
- 「CSVエクスポート機能」で、クリックIDを出力する
- 3で作成したCSVデータを、広告のオフラインコンバージョンにインポートする
このように、広告とLiny・LINE公式アカウントを組み合わせることで、より細かな分析と、精度の高い広告運用が可能になります。
以下から詳しい説明をダウンロードいただけます。
*Linyご契約者様で、広告連携についてご質問がある方は、弊社担当者宛にメールでご連絡ください。