Linyについて

【2025年】Linyアップデート特集

2025年アップデート特集

2025年アップデート特集

日頃よりLINEマーケティングツール「Liny(リニー)」をご利用いただきましてありがとうございます。私たちは、皆様にLinyをより便利にご活用いただくために日々アップデートを行っています。

今年も皆様からいただいたご意見をもとに、機能の改善や新機能の追加を行いました。この記事では、2025年に実施したアップデートの中から、特にお届けしたい情報をご紹介します。

1年間でどんなアップデートがあったのかを振り返り、日々の運用にご活用ください。

Linyは、LINE公式アカウントのサポートツールです。LINE公式アカウントとLinyを併用することで、LINE公式アカウントだけではできない様々な機能が活用できます。これにより、細やかなセグメント配信や顧客管理が実現します。

Linyの詳細はこちら▶︎

広告連携機能をリリース(8月)

広告連携機能は、広告経由で追加された友だちの情報を活用して、Google広告アカウントとLINE公式アカウントのそれぞれの運用を改善できる機能です。以下の運用が実現できます。

  1. Google広告から流入した友だちのLINE公式アカウント上での行動を、オフラインコンバージョンとして広告側に自動でアップロード
  2. 流入元の広告に関する情報(広告表示形式、キャンペーン種別、検索キーワードなど)を「友だち情報」としてLinyに自動でインポート

順番に紹介していきます。

1. LINE内のアクションを広告のオフラインコンバージョンとして自動アップロード

LINE内での予約やアンケート回答といったコンバージョンの発生をGoogle広告にフィードバックすることで、広告運用の最適化を図れます。

LINE上の任意のコンバージョンを設定できる

LINE上の任意のコンバージョンを設定できる

2. 広告の情報をLinyにインポート

流入元の広告に関する情報(広告表示形式、キャンペーン種別、検索キーワードなど)を「友だち情報」としてLinyに自動でインポートできます。

これらの情報を活用することで、友だち一人ひとりの興味関心に合わせた最適なメッセージ配信が可能です。

流入元の情報を「友だち情報」として登録できる

流入元の情報を「友だち情報」として登録できる

【当アップデートによるお客様の声】

  • Google広告連携、非常に助かります!
  • 革命的なアプデ!
  • バージョンアップいつも楽しみにしています。広告連携、とても助かりました!

広告連携機能の詳細については以下のブログ記事でも紹介しています。

カレンダー予約で複数のカレンダーを作成できるように(3月)

カレンダー予約機能は、カレンダーの空いている日付から日時指定の予約ができる機能です。店舗への来店や常設の相談窓口、サロンやクリニック、少人数の講座や面談の予約など、幅広く活用できます。

3月のアップデートにより、プレミアム以上のプランで、カレンダーを10個まで作成・運用できるようになりました。

複数の店舗・施設を運営している場合や、受付時間の異なる窓口がある場合などに、それぞれのカレンダーを作成して運用できます。

また、11個以上のカレンダーを作成したい場合はオプション契約が可能です。

作成したカレンダーを一覧で確認できる

作成したカレンダーを一覧で確認できる

Linyスマートフォンアプリ(4月)

2025年4月に、Linyスマートフォンアプリをリリースいたしました。

Linyユーザーであれば、iPhone・Androidそれぞれのアプリストアから「Linyスマートフォンアプリ」をダウンロードし、普段のLinyアカウントでログインして利用できます。

パソコンが使えないときや外出中でも、スマホからLinyで提供している機能の一部を操作できます

【現在Linyスマートフォンアプリで使える主な機能】

  • チャット機能(個別トーク機能)
  • 友だちの情報の確認・編集
  • 通知の受け取り
  • スタッフチャット
  • オペレーターでのログイン・各種操作
Linyスマホアプリ画面例

Linyスマホアプリ画面例

Linyスマートフォンアプリについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

2025年12月のアップデートで、複数人のスタッフが1つのチャットルームで同時にLinyの通知を受け取れる「スタッフチャット機能」を実装しました。 スタッフチャット機能については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

通知機能の通知先にSlack・Chatworkが設定可能に(4月)

通知機能は、友だちからメッセージを受信したときや予約が入ったときなどに通知を受け取れる機能です。通知機能を活用することで、友だちからの連絡にすぐに気がついて対応することができます。

4月のアップデートでは、通知先に「Slack」と「Chatwork」を設定できるようになりました。

通知先種別にSlackとChatworkが追加

通知先種別にSlackとChatworkが追加

Slack・Chatworkでメッセージが通知されると、以下のように表示されます。

Slackの通知例

Slackの通知例

Chatworkの通知例

Chatworkの通知例

普段から使っているツールで連絡を素早くキャッチできるだけでなく、届いた通知に対してツール内でそのまま対応方針を相談するなど、連携の幅が広がります。

Slackの例:通知のスレッドでそのまま対応方針を相談

Slackの例:通知のスレッドでそのまま対応方針を相談

一斉配信機能で開封数 (開封率) を測定できるように(2月)

一斉配信機能は、友だちにメッセージを配信できる機能です。 友だちについたタグや友だち情報で絞り込んで配信するセグメント配信や配信日時を指定した予約配信ができます。

2月のアップデートにより、配信したメッセージの開封数と開封率を測定できるようになりました。メッセージの効果を数字で確認でき、「効果が高かった配信はどれか」を分析しやすくなります。

一覧画面でメッセージの開封数 (開封率) を確認できる

一覧画面でメッセージの開封数 (開封率) を確認できる

一覧画面で開封数 (開封率) を確認できる

一覧画面で開封数 (開封率) を確認できる

【確認できるデータ】

  1. 配信したメッセージを開封した友だちの人数
  2. 配信したメッセージの開封率 (「メッセージを開封した人数」÷「配信数」を%で表示)
  3. 開封数のデータを最後に更新した日時

リッチメニューでタップ数計測ができるように(9月)

リッチメニューは、トーク画面に固定表示される画像付きのメニューです。Linyのリッチメニュー機能は、メニューに使用する画像やボタンの数などを自由に設定できます。

当アップデートで、ボタンごとにタップされた回数が計測できるようになりました。

※画像をアップロードして作成したリッチメニューのみ計測が可能です。

計測画面では以下の内容が確認できます。

  • メニュー全体の情報
    • 合計タップ数
    • 設定中の友だちの人数
  • 各ボタンの情報
    • タップ数
    • ボタンのタイプ(URLを開く・アクション実行など)
    • 設定内容の詳細

実際の利用データに基づいて「よく使われている機能を押しやすい位置に配置する」など、友だちにとって便利なリッチメニューに改善しやすくなりました。

タップ数計測画面

タップ数計測画面

メニュー一覧の「詳細」ボタンから計測画面が開ける

メニュー一覧の「詳細」ボタンから計測画面が開ける

オペレーター機能

オペレーター機能はチャットサポートに必要な機能のみを備えた「操作画面」を発行することができる機能です。コールセンターや営業支援などで活用されています。

画像・PDFリンクを送信できるように (2月)

オペレーター権限設定にある「メッセージ送信の設定」では、画像やPDFリンクの送信を許可するかどうかを設定できます。送信を許可されたオペレーターは、画像やPDFリンクをアップロードして友だちに送信できます。これにより、よりスムーズなオペレーションが可能になります。

オペレーター画面から画像・PDFリンクを送信できる

オペレーター画面から画像・PDFリンクを送信できる

オペレーターが操作できる機能にカレンダー予約を追加(6月)

オペレーターの権限設定で、カレンダー予約機能を操作できるかどうかを設定できるようになりました。カレンダー予約の操作を許可されているオペレーターは、カレンダー予約の閲覧や編集ができます

また、複数のカレンダー予約を管理しているアカウントの場合、オペレーターが操作できるカレンダーを制限できます。

本アップデートにより、下記のような運用ができるようになりました。

  • 店舗スタッフがオペレーター画面で、店舗の予約管理をする
  • 複数店舗で店舗ごとにカレンダーがある場合は、店舗ごとにオペレーター画面を発行して、自店舗の予約管理をする
オペレーターがカレンダー予約を操作できるように

オペレーターがカレンダー予約を操作できるように

まだまだあります!【2025年の機能アップデート】

機能 アップデート内容
個別トーク 画面全体のデザインを改善
自動応答 祝日を考慮した応答設定に対応
テンプレート フレックスメッセージ内URLの有効期限設定に対応
友だち情報 「種別:年月日」の友だち情報で加算・減算が可能
回答フォーム カレンダータイプの回答項目で選択可能な日程を制限可能
リッチメニュー 「URL」「回答フォーム」ボタンのタップを起点にアクション実行が可能
流入経路 ・流入経路の有効期間設定に対応
・集計結果のCSVエクスポートに対応
カレンダー予約 予約枠とコースのコピーが可能
イベント予約 リマインダのテキスト送信に予約情報を挿入可能
リマインダ リマインダのゴール日に友だち情報の「年月日」を設定可能
友だち一括操作 リマインダのゴール日に友だち情報の「年月日」を設定可能
友だちの絞り込み 友だち情報(種別:年月日)を「当日から登録日までの残り期間」で絞り込み可能
データ移行 カレンダー予約のデータ移行に対応

まとめ

以上、2025年のアップデートまとめでした。

広告連携をはじめとしたパーソナライズ・運用改善に役立つ機能や、オペレーター機能の拡充・スタッフチャットなど、チーム全員でスムーズに対応できるようになる機能が実装されましたね。

友だちとさらに深くつながれ、そしてスタッフ全員で安定して運用できるツールに進化しています!

2025年もありがとうございました。2026年のLinyにもご期待ください。

来年のアップデート情報も随時ご紹介していきますので、日常の運用業務に是非ご活用ください。

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  • この記事を書いた人

河原 友祐

ソーシャルデータバンク株式会社でLinyマニュアルの執筆を担当。お客様の声をもとに、具体例をまじえながらLinyの設定手順をまとめています。 当ブログでは、アップデートで追加された新しい機能の使い方や活用例、知っていると役に立つTipsなどをご紹介します。

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